無趣味の著者が世間に数多ある趣味を見て聞いてやってみる趣味漫遊記。同じように無趣味の方はぴったりの趣味を見つける旅へ。何か趣味がある方は初心者を温かい目で見る微笑ましい作品に。
そうだ! 切手収集だ。
思わず私は 膝 を打った。八十八カ所は永遠に続く修行だが、切手は「趣味」っぽい。切手なら私も少年時代に集めようとしたような気がする。「気がする」くらいだから、熱中していなかったのかもしれないが、まわりの友人たちは記念切手の発売日になると、郵便局に並んで切手シートを買ったりしていた。海外の切手なども人気で、めぐって集めるのがスタンプラリーとするなら、集めることでめぐった気分を味わうのが切手収集だったのではないだろうか。いずれにせよ、切手収集は私たちの世代の趣味の原点なのだ。
切手自体を発行しているのは郵便事業株式会社(かつては郵政省)だが、切手を趣味として普及させているのは総務省所管の財団法人「日本郵趣協会」である。「郵趣」とは「郵便趣味」の略。郵便事業は民営化されたが、郵便趣味は今も国のお墨付きなのである。ちなみに切手は「郵趣品」と呼ばれ、その愛好者のことを「郵趣人」という。日本郵趣協会の会員は現在約三万人で全国に約一〇〇の支部を持ち、なんでも切手愛好家の組織としては世界で第三位にランクされる巨大な団体なのだそうである。
切手収集懐かしい。子供の頃、近所に住んでいた友達の影響で始めた最初の趣味かもしれない。切手のストックブックいっぱいになる程度までは集めたのですがいつの間にか熱が冷めてやらなくなっていました。
太鼓の達人
インベーダーゲーム以来、約三〇年ぶりにデパートのゲームセンターを訪れてみると、ゲーム機に向かう人々は皆一様にさめた表情をしていた。
これも趣味なのだろうか?
高得点を取っても喜ぶような素振りもせず、ただ淡々とボタンをカチカチ押し続けている。 麻雀 ゲームをしている人は、ボタンを押しながら横目で隣の野球ゲームを見ているし、大画面のサッカーゲームに参加する五人は、シュートが決まっても誰ひとり反応せず、誰がどの選手を操っているのかよくわからない。
果たして彼らは楽しんでいるのだろうか?
と眺めていると、背後から激しい太鼓の響き。振り返ると、ひとりの少年がさめた目で『太鼓の達人』に取り組んでいた。画面の前に大きな和太鼓が置いてあり、画面上に丸印が右から左に次々と流れていく。赤い丸が来たら太鼓の中央をドンと 叩き、水色が来たら脇をコンと叩く。「かんたん」「ふつう」「むずかしい」「おに」のコースがあるようなのだが、彼の選んでいる「おに」は実に小刻みなリズムで、私などは画面を見ても丸が赤なのか水色なのか見分けがつかないほどのスピードだ。驚くべきことに彼はそれを目に見えぬ速度で 完璧 に叩き分け、何だかよくわからないが次々と最高記録を塗り替えている様子。さらに私が 刮目 したのは、彼は備え付けのバチではなく、自分専用のバチを持参していた。本当に太鼓の達人という風情なのである。
ゲームセンターでプレイする人たちの様子をハイスコアが出てもあまりリアクションがないなど普通の人たちからの視点で見ると面白いですね。僕も学生の頃にゲーセンに入り浸り、バイトもゲーセン、そして就職もゲーセン(笑)ゲームをする人たちは楽しんでいるのだろうかという疑問には笑った。
趣味は掘り下げればいくらでも沼にハマる、そして深淵な世界が待ち受けるもの。気がついたら何百万も注ぎ込んでいたりと底が見えない状態に。ある時ふと我に返って見るものの今までかけてきたお金ゆえなんとなくやめにくい。そんな趣味に触れてみる、沼にハマってみる第一段階を楽しむ書籍。
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