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ネットのあやしげな情報が、 SNS の人間関係を経由して入ってくる
繰り返しになるが、ネットの情報は「偏り」が大きい。
玉と石が入り混じっており、それを見分けるのは非常に難しい。だからデマも流れてくるし、民意もそういうあやしげなものに影響されてしまうことがある。
さらに深刻なのは、ネットの情報はあやしげなものも含めて、 SNS の人間関係を経由してしまう ということだ。
そもそも、「 SNS とは何なのか」ということを、みなさんは問い直してみてほしい。
最初は人間関係のインフラだったはずだ。
2007 年に始まったツイッターは 2 年後ぐらいに日本でブームになったが、そのころはみんな「ランチなう」「今日は休日で楽しいな」なんていう平和な投稿ばかりをしていた。
フォローしたりフォローされたりするのもリアルな友人か、ツイッター上で仲良くなった人たちだった。
しかし ツイッターはいつのまにか、情報が流れる巨大なインフラ になってしまった。
インターネット経由で「コロナワクチンが来月から有料化」というデマを受け取ったことがある。僕自身はその月の最後にワクチンを打てたのでギリギリセーフだったと家族に話したら数日後それはデマで有料化はまだ先。よくよく考えればアナウンスもなしにそんなに急に決まるわけがないのだが、いかにもな情報だったので信じてしまった。このようにネット上には無数のデマが飛び交っている。そのデマを流してきたのが知り合いなどだと余計にソースなど無視して信じ込んでしまう。便利になった代償なのか。
脳の中の雑多なノイズは、できるだけ排除する
頭の中の「さまざまな概念」を結びつけて「世界観」や「知肉」にしたり、「新しいアイデア」がふと「舞い降りる」のを手伝ってくれるのは、「無意識の領域で働くコビトさんたち」である。
では、その「コビトさんたち」に、より自由に活発に働いてもらうには、いったいどうすればいいのだろうか。
後述するように、「コビトさんたち」にとって、最もいい環境は、きれいに清められてチリひとつ落ちていない、まっさらな空間である。 脳の中の雑多なノイズは、できるだけ排除したほうがいい。
しかし、すべてを「きれいでまっさら」にする必要はない。
ポイントになるのは「乱雑」と「きれいでまっさら」を使い分ける ことである。
頭の中では雑多なノイズがたくさん流入した状態。アイデアを形にして世に送り出すにはこの「コビトさんたち」が活動しやすいようノイズはなるべく排除しておきたい。そこで瞑想などが人気を呼んでいるのだろうが。「乱雑」と「きれいでまっさら」を使い分けられればその苦労も少し和らぐというもの。
情報過多な世の中で宝石のような情報のみを見つけ出し活用していく技術の詰まった書籍。読み方を変えればさまざまな問題にも新しい視点が加わる。スマホ時代の読む力を養おう。
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