忙しい人がこれだけやれば大丈夫というお金の「貯める」「守る」「増やす」方法。定年までに「資産を倍にする運用術」、定年後に「資産を20年もたせる方法」教えます!!
60歳までの積立と60歳以降の取り崩し
一般的なビジネスパーソンであれば、現役時代の収入から将来に備えてコツコツと積み立てをし、リタイア後はその蓄えを取り崩して暮らしていくというのがスタンダードな生活スタイルになるでしょう。
ということは、マネープランも 前半戦のお金を稼ぐ現役時代 と、 後半戦の蓄えたお金を取り崩す時代 とに分けて考える必要があります。
まずは、前半戦からです。
もしも、 毎月 5 万円の積み立てを 30 年間 続けたら、お金はどのくらい貯まるのでしょうか? 5 万円× 12 ヵ月× 30 年ですから、 元本は 1800 万円 になります。
これを 1% の利率で運用できていたら、 2098 万円 となり、タンス預金をしていた場合とくらべると、およそ 300 万円の増額になります。
また、 利率が 3% なら 1113 万円増の 2913 万円、 5% なら 2361 万円増の 4161 万円 になります。
月々の 5 万円をどのような金融商品で運用するかによって、将来はこんなにも差がついてしまうのです。
さらに後半戦のことも考えてみましょう。
たとえば、 60 歳のときに、 2000 万円の金融資産 があったとしましょう。
その 2000 万円は、銀行に預けるなり、証券会社を通じて運用したりするでしょうが、その運用益には当然差がつきます。
たとえば、 2000 万円を 60 歳から、毎月 10 万円ずつ取り崩していく としましょう。
運用利回りが 0・1% だったとすると、 76 歳で資金は底をついてしまいます。
ところが、 5% で運用できれば、 95 歳までもたせることが可能です。
このように、いかに上手にお金を貯め、いかに上手に運用していくかで、私たちの人生は大きく変わってきます。つまり、うまくお金を貯め、うまく増やしていくという「お金の知識」は、一生モノ なのです。
インデックスを買っていれば5%の運用も無理なくできるかと思います。老後資金を運用することで死ぬまで恩恵を受けることも可能。社会人1年目からこのことを知っていれば定年まで(あるいは積立額を大きくしてFIREなんてことも)には億の金が手に入ります。
アクティブファンドがインデックスファンドに勝てない理由
これまで見てきたように、長期でコツコツ資産を増やしていこうとする私たちには、 インデックスファンドを組み合わせたバランス型ファンド がピッタリです。
ところが不思議なことに、世の中で売れている投資信託はまったくちがうタイプのものであることが多いのです。
投信の純資産残高ランキングを見ると、トップ 10 すべてがアクティブファンドです。アクティブファンドとは、日経平均株価などの株価指数を上回るパフォーマンスを目指すものです。 目指すリターンが大きいため、その分リスクも大きくなります。
10 位にランクインしている「グローバル・ソブリン・オープン」、通称「グロソブ」は、毎月分配型という特徴が人気を博して大ヒットした商品でしたが、分配金が少なくなったため、規模がずいぶん小さくなりました。
一方で、大きく成長しているのが ETF です。日経平均や TOPIX に連動した ETF は、投資信託 1 位の 10 倍以上の規模になっています。
ETF は手数料も安く、日本経済の「代表チーム」ですので、長期保有をすればそれなりのリターンを期待できます。しかし、実際の利用のされ方を見ると、短期の売買目的で買われているケースがかなり多いようです。
新聞やマネー雑誌では、投資信託の人気ランキングがよく掲載されますが、 人気のある投信が必ずしもいいリターンをもたらしてくれるわけではありません。
アクティブファンドは一般的に、 販売会社が受け取る手数料が高い ため、売る側も積極的にセールスします。一方インデックスファンドは、 購入時手数料や信託報酬(運営管理費用)が低い ため、それほど販売に力を入れないのです。
アクティブ型のファンドが株価指数などのベンチマークに連動するパッシブ型のインデックスファンドを上回れないの現実。データが示すこの事実を受け入れて投資関連雑誌などにおすすめや人気といった理由で載っているファンドには手を出さない!おすすめ、人気のファンドもある一定時期を切り取ったパフォーマンスで評価されているので今あなたが買ったところで儲けが出る保証はない。なんならそこがピークでなんてことも。証券会社を喜ばすこれらの行為は愚策です。
これ一冊読めばFPに相談することなくお金の正しい貯め方が自身のものに。早い段階でこうした知識があれば老後の心配も減ると言うもの。
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