人間関係や企画力、問題解決力、ビジネスマナー、仕事の進め方などビジネスパーソンに必要なスキルを紹介。本物のスキルで世の中の荒波を乗り切れ!!
成果の指標
職場は成果を上げる場所です。あなたの評価も「どれだけがんばったか」ではなく、「どんな成果を上げたか」 でなされます。 上げるべき成果を意識せずに行動するのは、仕事ではなく単なる作業です。 まずは、成果を表す指標を理解しましょう。 企業が目指す最大の成果指標は利益です。その利益を生み出すための指標として「QCDSS」 という言葉があります。 最初の「QCD」は、Quality(品質)、Cost(コスト)、 Delivery(納期)の略で、メーカーの工場などでよく使われています。牛丼の吉野家の「うまい、安い、早い」はまさにQCDを表していますね。 残りの「SS」は、Sales(売上)とSafety(安全)です。利益とは売上からコストを引いたもの。売上を大きく、コストを小さくすれば、利益は最大になります。 もう1つの「S」、安全も重要です。たった1つの事故が、貴重な人材を失い、企業の信用を傷つけることにつながるからです。 職場の一員であるあなたも、当然、QCDSSとその結果である利益を意識して仕事をする必要があります。たとえば、QCDSSを前項のスパイラルアップの指標にするとよいでしょう。次にやるときは、より良く、より低コストで、より早く、より大きな売上につながるように、より安全に行うということです。 そして、それを 数字で把握できれば、すぐれたビジネスパーソンの仲間入りです。 たとえば、同じ仕事を再度する際に、Planの段階で「何円のコストを下げるのか」「何時間の時間短縮を目指すのか」というように、スパイラルアップの目標値を決めます。そしてCheckで、当初ねらった成果指標を実現できそうか確認し、このままでは到達できない状況ならば、何らかの手を打ちます(Action)。 すぐれたビジネスパーソンは、小さな仕事でも成果指標を意識しているのです。
成果の指標。社会人になったらどうしても結果を求められます。コンプライアンス的なものはありますが過程よりも結果を重要視される厳しい世界。勉強すれば自分自身の問題だけで良い成績が取れた学生時代とはやはり違う。外的要因も重要になってきます。そこで人間関係だったりそんなものも絡んでより複雑な仕事内容に。
頭の使い方
ビジネスの場では、答えは1つではなく、正解は誰もわからないことさえ多いもの。そんななかで、自分の頭で考え、成果を出すためには何をすればいいのでしょうか? 企画や問題解決、改善提案をするために必要な能力には、3つのものがあります。それは、 ①分ける力、②まとめる力、③生み出す力 です。 たとえば、「分ける力」 のある人はAKB 48 のことをよく知らなくても、メンバーを分類する方法を、すぐに 10 とおりは言えます。「生年別」「出身地別」「部活歴の有無」などの切り口で、モレやダブリのないきれいな分類ができます。これは、顧客を分類して、最適なマーケティングの方法を考える力につながります。「まとめる力」 のある人は、たとえば自分の職場でやっているさまざまな仕事を一言で表すことができます。これは、多くの顧客の声を集約してサービスの向上につなげるといった場面で役立ちます。 「生み出す力」 のある人は、「同期社員が集まったときに何をするか」、アイデアをポンポン出せる人です。これは業務改善のアイデアを出す場面で役立ちます。 この3つの力を高め、つなげて活用するのがコンセプチュアルスキルです。
テレビCMで求められているのは正解じゃない、新しい答えだというのがあってその通りだと思います。正解が80点だとしたら新しい答えはそれ以下かそれ以上かわからないが、それは世の中では求められるものだったりする。
目標設定
自分の力を引き出す目標設定のコツを紹介します。通常、業務目標を3つ程度つくります。1~2個は、上からの要望や担当業務の関係で何をするかが決まってきます。それについては、 少し背伸びをすれば何とかできるかもしれない高さに設定する とよいでしょう。それが、自分のために最もよいのです。 心理学で、人は 達成の可能性が 50%の目標に対し、最も努力する ことがわかっています。それより低いと「自然にできるだろう」とエネルギーがわかず、逆に高すぎると「どうせ無理だ」とやる前からあきらめがちになるからです。 また、3つめの業務目標を何にするかもポイントです。そこには、思い切って 自分の興味があるテーマを設定し、やりがいを高める のです。 目標を設定したら、自分の目標を周囲に話すようにしましょう。話しているうちに自己説得効果で、目標を強く意識できるようになってきます。 目標達成のコツは、自分なりの中間目標を設定し、たとえば「はじめの半期でここまで進める」と基準を決め、 中間目標に向けて早めにスタートすることです。
目標設定で中間目標を設定するのはモチベーション維持につながるので大事だと思います。僕はゴールの前にいくつかハードルを設定してそれをクリアするたび記録(レコーディング)しています。
これから社会人になる人や一年目の人に読んで欲しい社会に出て必要なスキルを紹介。先輩は教えてくれないことも多々あるのでそこんところを補完する書籍です。
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