組織の中のキーパーソンである課長。その仕事は他の中間管理職より難しく重要。「情報」と「人」を活性化するキーマンである課長に向けた書籍。これから課長職に就く方や現在、課長職で悩んでいる方必見。
ピラミッド型組織での課長の役割
事業部制、職能別組織、カンパニー制、マトリクス組織、アメーバ型組織、ネットワーク型組織など、近年ではいろいろな組織の形態について議論がなされています。
しかし、総じてビジネスの現場にいる人は、このように企業を「枠組み」でとらえるような発想には冷ややかなものです。「これからはマトリクス組織だ!」という具合に、いつも流行に左右される経営者には正直もう、うんざりという人も少なくないでしょう。
組織の基本は人にあるのですから、経営者には「人間」にフォーカスした経営をしてもらいたいものです。
いろいろな意見が存在するということは尊重しますが、 これからも組織の基本は昔ながらのピラミッド型組織 であると考えてまず間違いありません。
新しく提案される組織の型は、従来のピラミッド型組織に取って代わるものではなくて、あくまでもピラミッド型組織の弱点を補完する性格のものです。いちいち流行の組織論にかぶれることなく、まずは基本となるピラミッド型組織の理解を深めることが重要です。その上で、置かれている環境に最適な組織を考えていきましょう。
最近のスタートアップではフラットな組織を持つ会社も増えているが、基本、会社勤めとなるとピラミッド構造の会社に勤めることになる。そんなピラミッド構造の会社で現場に近く末端の情報を吸い上げやすい課長は重要である。その役割を理解した上でこの基本的ピラミッド構造を紐解く。
良書を選んで読む
私にも経験があるのですが、乱読をした後というのは、何かがわかったような高揚感が得られるのですが、なかなか日々の実務には活きてきません。そしていつのまにか、読んだはずの本の内容を忘れてしまいます。
そんな経験をとおして、私は、「良さそうな本」を多読するよりも、「良書」を選択的に読むことのほうが重要だと考えるようになりました。
「良さそうな本」というのは、それこそ数え切れないほどあります。 出版もビジネスです。本を良さそうに見せる努力を、出版社に勤務するビジネスパーソンたちが行っているのですから、「良さそうな本」が多くなるのは当然です。だからこそ、直感で読むべきビジネス書を選ぶことはオススメできないのです。
本物の良書とは、実に良薬のようなものです。それは、 多くの先人がその本を読んで、なにか重要なことを得たという「歴史による効果の証明」がなされている本 です。
これは短期的な人気を示すベストセラーとは必ずしも一致しません。その道のプロと呼ばれるような人々の間で高い支持を集め、何度も増刷され、版を重ねていくような本のことです。嬉しいことに、そうした良書自体が、すでに読み切れないほどに存在しています。
そうした良書に出会うためには、宣伝文句や本のタイトル、ベストセラーなのかどうかに惑わされてしまってはいけません。
僕は多読派なので日々ゴミみたいな本とも向き合う。そんな駄本の中にも気になるワンフレーズを求めて日々Kindle Unlimitedの無料本を漁っています。やはりレビューが多い本というのは良くも悪くも読んでおいて損がない印象。それと海外でベストセラーとなった本の翻訳版も良書が多い。仕事に役立つ本を習慣的に読むことは管理職にとって必須かと思います。
初めて課長に昇進したという人に向けて課長職のイロハを教えてくれる書籍。日本の組織を強くする中間管理職のスキル・心構え・戦略とは?
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