Book

少動力|寺田 真理子|内向型の人が自然と行動できるようになる方法

行動する前に考えすぎてしまい動けない。今のままでも不満がないなどの理由で行動に移せない人に向けた本当にやりたいこと、必要なことをやる方法論。内向型で何事にも慎重なあなたに送る行動するための理由づけ。

少動力で行動をした

ここまで、なぜ行動ができるようになったかについて書いてきました。

これらの事は、本当にやりたい事、大切な事に集中して、行動できるタイミングだったからこそ、 できたと思っています。 堀江貴文氏の「多動力」という本は、ベストセラーになっている事もあり、 知っている人が多いと思います。 堀江氏の「多動力」には、いくつもの異なる事を同時にこなす、見切り発車で行動する、 などが書かれています。

けれども、マルチタスクが苦手、慎重に行動をする内向型の人が、 「多動力」の内容を実践しようとすると、しんどくなってしまい、 中途半端に終わってしまうように思います。

また、この本の読者さんの中にも、「多動力」で行動しようとしたけど、 うまくいかなかった人がいるかもしれないですね。

それよりも、本当にやりたい事、大切な事に集中する、行動できるタイミングを待つ方が、 内向型の人には合っているし、内向型の強みを生かせるように思います。

本当にやりたい事、大切な事に集中する、行動できるタイミングを待つ事は、 少ない力で行動をする事です。

本書では、この事を、「少動力」とします。 世の中では、多動力で行動する事が求められ、 多動力で行動している人が評価されているように思います。

けれども、多動力で行動するのは、 自分の外側に意識が向いていて、 マルチタスクが苦にならない、 考えるよりも行動をする外向型の人向きだと思います。

内向型の人は、自分の内側に意識が向いていて、一つの事に集中する事が得意、 マルチタスクが苦手なので、 それを生かして少動力で行動した方がいいです。

多動力、マルチタスクというけれども、それはシングルタスクの集合体で実際には同時に物事を処理しているわけではない。今目の前にあるタスクにだけ目を向けたほうが生産性は上がると思うのだが。あれやってこれやってみたいな忙しい人には心のゆとりがないように思えます。忙しい自慢をする人がいるように、なぜそんなにみんな働きたいのか理解不能だ。もっとゆるく生きていてもなんとかなるのが日本なので気負わずに。

「今の自分自身でいい」と思えるようになる

少動力で行動をすると、 「今の自分でいい。」 と思えるようになっていきます。

現状を変えたいのに、行動ができていない時は、 「行動ができていない自分自身はだめだ。」

「自分はどうせ、行動ができない。」 とネガティブに考えてしまいがちです。

多動力で行動しようとすると、内向型の人はしんどくなってしまい、 中途半端になってしまい、 「行動ができない。」 とこれもネガティブに考えてしまうように思います。

少動力で行動をしていると、自分が本当にやりたい事だけをやっているので、 エネルギーをあまり消耗する事なく、また、自分らしさが出て、 応援してくれる人、共感してくれる人がいるはずです。

そうなると、 「今の自分でいい。」 と思えるようになっていきます。

「頑張らないといけない。」 「今の自分でいい。」 どちらが、心地いいでしょうか? 「頑張らないといけない。」 と思うと、しんどくなっていくと思います。 エネルギーもたくさん使ってしまうでしょう。

「今の自分でいい。」 と思うと、あたたかい気持ちになるし、 自然と行動ができると思います。

内向型の人は、頑張り屋さんで自分を責めてしまう人が多いと思います。 そんな内向型の人が、 「今の自分でいい。」 と思えるようになるのは、大きな進歩だと思いませんか?

スキルアップだとかキャリアアップだとか人生前のめりでいると疲れてしまいます。疲弊して心が折れてしまわぬように気をつけてください。心の病は思いのほか厳しいです。

堀江貴文さんの「多動力」に対抗して書かれた「少動力」。両方とも読んでみるとスタンスの異なる人間がいてもいいということがわかるので良い。バリバリ仕事をこなすのが良いという人も、最小限稼げればいいやというゆとりを大事にする人世の中はいろんな仕事への向き合い方があるというお話。

※この書籍はKindle Unlimited読み放題書籍です。月額980円で和書12万冊以上、洋書120万冊以上のKindle電子書籍が読み放題になるサービスが初回30日間無料となっております。PCの方はサイドバーのリンクより、スマホの方は下の方へスクロールしていただければリンクが貼ってありますので興味のある方はどうぞ。なお一部の書籍はキャンペーンなどで無料になっていて現在は有料となっている場合もありますのでその場合はあしからず。

【サブスク】 Kindle Unlimited

Kindle Unlimitedの詳細はこちら

僕が利用している読書コミュニティサイト

【本が好き】https://www.honzuki.jp/

-Book
-, ,

© 2025 51Blog Powered by AFFINGER5