今の働き方に疑問を感じたりキャリアにモヤモヤを感じている人に向けた書籍。自分の現在地を見つめ直しこれから得たいものを割り出してフレーム「5つの資」をもとに、自分が心から満足できるキャリアのつくりかたを考えていく。
仕事に使える時間は限られている
資源の1つめは「時間」です。もしあなたがまだ独身で、健康で、親族の介護などがない状態であれば、仕事に使える時間は比較的多くあるのではないでしょうか。
しかし、結婚すればパートナーとの時間が増え、子どもが生まれれば家族との時間が増え、自身の体力が衰えてくれば療養や休息に必要な時間が増え、親族の介護が必要になれば仕事ばかりしてはいられなくなります。
このように、人生はいろいろな事情が積み重なっていくものであり、仕事に全力投球しようと思っても、それが許される時間は意外と限られています。「比較的自由が利く期間のうちに、いかに資本を身につけられるか」は、キャリアにおける重要なテーマとなります。
ただし、時間が限られているからといって、自分のキャパシティを無視してまで仕事にコミットすればいいというわけではありません。キャパオーバーしてしまうと、自分を自分らしく保てなくなります。
自分を自分らしく保って、パフォーマンスを発揮するためには、休息が必要です。
頑張りたい気持ちが高まっている状態では、予定が空いていると「何かしなきゃ」という思いから予定を詰め込んで安心したくなる気持ちもあるでしょうが、職場での経験や行動から学んだことを咀嚼するには「休む」必要があります。 「予定がないから休む」ではなく「休むという予定を入れる」、この考え方が大切になります。倒れてから休むのではなく、倒れる前に休みましょう。
仕事と休息のバランスは真面目な人ほど崩しがち。ついついオーバーワークをしてしまい結果として体調を崩してしまい本来の健康だった時の労働時間を下回ってしまったりする事もある。予定が空いているからといって無理くり仕事を詰め込むのではなくきちんと休息を取ることも安定したパフォーマンスを出すための戦略と考える。
そもそも仕事の満足度は何から構成されるか
転職を考えるほどではないものの、今の仕事に満足できていないということもあるでしょう。できることであれば、転職ではなく今の職場でどうにか改善していきたい。そのようなときは、そもそも仕事の満足度は何によって構成されているか理解することで、改善の糸口がつかめるかもしれません。
次からは、「仕事の満足度」について説明したものとして、ハックマン・オルダムの職務特性モデルをご紹介します(理解しやすいように元の理論をいくらか簡略化させています)。
このモデルは、組織心理学者のリチャード・ハックマンと、組織行動・経済学者のグレッグ・オルダムが提唱した理論で、「仕事の特性はそれに従事する人の満足感やモチベーションに関係する」というものです。 「仕事が楽しい」と言われることが多いベンチャー企業を例に、特に重要とされている5つの要素について、1つずつ見ていきましょう。
仕事の満足度を構成するものを考えることは仕事自体を考えること。自身で知らないうちに不満が募っていないかのチェックにも使えるので、ぜひ気になる人は書籍を手に取ってチェックしてみてほしい。
良いキャリアの育て方をわかりやすく図解入りで解説。違和感を覚えたら今やるべきことは何かを示してくれる本書で現状チェックして見るのはいかがでしょうか?
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