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原田隆史監修 目標達成ノート STAR PLANNER|原田隆史|書き込むだけで毎日の行動が変わる!

自立型セルフマネジメントに役立つの4大ツールを徹底解説。1 「オープンウィンドウ64」。2 「目標・目的設定用紙(スターシート)」。3 「日誌(ジャーナル)」。4 「ルーティンチェック表」。これらを用いて目標達成!

「書くこと」は効果的な「イメージトレーニング」

「自立型セルフマネジメント」の基本は「書くこと」です。

なぜ、「書く」のかといえば、それは「心を使う」ためです。

たとえば、目標を文字にするとき、表面的な言葉だけを並べるのではなく、「それを達成したときの映像やシーンを言葉で書き出す」という意識をもつことが大切です。

さらにそのときに感じるであろう感情、つまり、目標を達成してワクワク・ドキドキする感情も想像して、それも言葉にして書き出すようにしてください。

明確な未来設定に必要な3つの要素、すなわち「映像やシーン」「得たい感情」そして「言葉」を頭のなかから取り出し文字にすることが、「書く」という行為なので、最高のイメージトレーニングになるのです。

なぜ、「イメージ」が大事なのか。答えは簡単です。人はイメージを超える結果を出すことができないからです。

換言すれば、イメージできることは必ず実現できます。

明確で具体的なイメージを描くことで、その実現の可能性が高まることは脳科学的にも証明されています。

これはなにも、将来的な夢や1年後の目標といった長期的な「未来」だけに必要なことではありません。たとえば、明日のスケジュールを「書く」ときにも、いかに具体的なイメージを描けるかが大切なのです。

単に「営業」や「電話」と書くのではなく、営業なら、どこの誰を訪ねてどういう営業をするのか、電話なら、なんのリストを使って何件かけるのか、できれば1時間ではなく30分刻みくらいの行動計画を明確にしておくとよいでしょう。

義務感だけにさいなまれて予定をただなんとなく文字にしたり、「面倒だなあ」などとネガティブな気分をもちながら書くのではなく、やるべきことを達成したときの映像や感情をしっかりイメージしながら、それを言葉にして書くことを意識しましょう。

そのイメージが具体的で強ければ強いほど、実行率や成功率は高まります。

ノート式のページで書き込めるスペースがあるのでできれば紙の書籍が便利かもしれません。目標はざっくりしたものではなく、できるだけ具体的にしておくと、達成する時に指針になります。それとネガティブな気持ちで書くと目標が義務感と化してしまい面倒に感じてしまうこともあるので注意が必要です。

ルーティン行動の習慣化で潜在意識が活用される!

人間の意識には、顕在意識と潜在意識の2種類があり、それは、海上の氷山によく例えられます。

海面から出ているのが顕在意識、水面下に隠れているのが潜在意識、というわけですね。

海面から出ている顕在意識は全体のわずか3パーセント。残りの97パーセントはすべて潜在意識です。

圧倒的な能力を発揮できる人というのは、潜在意識を十分に活用できる人だと言われています。つまり、どれだけ能力を発揮できるかは、この潜在意識をどれだけ活用できるかにかかっているということです。

潜在意識を活用する方法のひとつが、やるべきことをどんどん習慣化していくということです。たとえば、「花に水をやる」という行動ひとつとっても、最初は意図的・意識的に、つまり顕在意識を働かせて行う必要があります。

けれども、それを一定期間続けていると、「花に水をやる」という行動が、意識しなくても行える行動、すなわち、「習慣」になります。

心理学的な専門用語では、これを「自動化する」と呼びますが、それは、「意識して行う行動」=「顕在意識の行動」が、「無意識で行う行動」=「潜在意識の行動」になる、ということです。
「花に水をやる」ことが、潜在意識のなかで行えるようになったというわけです。

意識しなくてもできることが多い人と、いちいち意識しなければなにもできない人とを比較すれば、どちらが高い能力を発揮できるかは、はっきりしているでしょう。

STARプランナーでは、ルーティン行動を書き込み、実行をチェックする欄を設けていますが、これこそが、習慣形成のためのフォーマットです。

自分が目標に近づくために毎日やるべきこと=ルーティン行動を設定し、その実行をチェックすることは、習慣形成のためのいわば「習慣」です。

私の経験上、ルーティンのゴールは3週間(21日間)連続して実行できた場合、つまり、ルーティンチェック表に3週間連続で〇がついた場合には、習慣化された、と判断してよいでしょう。
習慣化されてしまえば、潜在意識で無意識に行動できるはずですから、ルーティンチェック表からその項目は外してください。

ただし、その行動が習慣として実行できているか、折にふれて振り返るのは大切です。)そして、新たなルーティン行動を書き込み、それがまた習慣化されるまでチェックを続けてください。
ルーティン行動がどんどん習慣化されれば、あなたは潜在意識を存分に活用できるようになります。

今まで眠っていた97パーセントの意識が活用されれば、「あれもできない」「これもできない」と悩んでいたことが嘘のように、「できること」がどんどん増えていくでしょう。

ルーティン化してしまうと行動に移りやすいかと思います。始める時の障壁が取り払われ自動的に開始できるようにあれば習慣化成功。そうやってできることを徐々に増やしていきましょう。眠ってた意識を活用すればできないことでの悩みを解消できます。

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