まずは朝の時間を整えてリフレッシュ。体調が良くなり一日が整う時間の使い方。シンプルだけれども効果的な心・体・生活をすっきり健やかにさせるヒントの詰まった書籍。
ちょっとした〝苦行〟も三カ月で慣れてくる
「規則正しく生活する」とは「いいルーティンをつくる」ことにほかなりません。私たち禅僧はその「いいルーティン」を、入門して最初の修行で身につけます。
この修行が大変に厳しく、苦しいものです。なにしろ「食べられない・寝られない・足を伸ばせない」という過酷な生活。「さあ掃除、次は坐禅、次は読経、次は食事、次は学習……」といった具合に、休む暇なくテキパキと、しかもていねいにルーティンをこなしていかなくてはいけません。
その間、ことあるごとに 警策 という坐禅のときに使うあの棒でバシバシ叩かれます。さらに覚えなければならないことがたくさんあります。身も心もギリギリの状態で、すぐにも逃げ出したくなるくらいでした。
それでも不思議なもので、そんな〝苦行〟にもだんだん慣れてきます。そうして三カ月もすると、次第にいいルーティンとして身につくのです。次の行動を考えるより先に、体が動いている感じになります。だから私は、確信を持っていえます。 「最初は苦しい行ないでも、がんばって一〇〇日続ければ必ず習慣になる」と。
習慣の取得は意外と単純で苦行と思えるものも3ヵ月続けばものになる。しかし、いつの間にかやめてしまった習慣というのもあり、どれくらいサボったらやらなくなるか考えると2週間サボると良い習慣も消えていく印象。しかし、一度身につけた良い習慣は再び行うのは容易なので嘆くことはありません。
できる人の「夜の整え方」
夜遅くまで仕事をしたり、遊び回ったりしていることを自慢する方がおられます。体力を誇りたいのか、「休まず活動するのが偉い」という価値観をお持ちなのか、ことさらに自身の〝夜活〟を 喧伝 するのをよく耳にします。
たとえば「ここ三日、ほぼ徹夜だよ」とか「今月は昼も夜も休みなしで働いてるよ」「連夜、飲み会でまいったよ」といった具合に。しかしそれは多くの場合、かなり誇張されています。
百歩譲って「夜がんばっている」のが本当だとしても、おそらく日中は使い物にならないくらい、疲れ切っているでしょう。
そんな「夜型人間」に同調することはありません。どのみち夜よりも日中のほうが元気に、効率的に働けるし、夜まで働いたところで体調を崩すだけ。たとえ「もう帰るの?
暇なんだねえ」などと皮肉をいわれても、受け流しましょう。
夕方からできるだけ仕事を〝早じまい〟して、一日の疲れを取り、早朝からがんばる。それが「できる人の整え方」。「朝型人間」こそ最善、最高なのです。
なんなんでしょうね、徹夜自慢(笑)忙しいことがステータスだった時代は終焉を迎え、今では時間管理ができない人の言い訳にしか聞こえない徹夜。睡眠時間を削るのはリスキーで、6時間睡眠以下だとパフォーマンスは徹夜と同じぐらいまで落ちるといった研究データもあります。もちろんショートスリーパーのように例外はありますが、概ねそういうこと。夜頑張るよりも日中や朝に仕事を集中させる方が効果的。夜は疲労回復のために寝るのが一番。
仕事や人生がうまくいく整った生活を目指して良い習慣をインストールしていく。間違った習慣を続けがちな現代人を整える力で改善していきます。
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