人間にはタイムマネジメントが上手い人とそうでない人の2種類がいる。時間は万人共通で1日24時間。時間がないと諦めたらダメ!「忙しい」が口ぐせの人にこそ読んでほしい超実践的時間術。
「見極め」「見切り」は積極的行動の表れ
剣道に、「 間合いを見切る」という言葉があります。相手と自分の 太刀筋 や技量から見て、両者の立っている間隔(間合い)が、勝負を仕掛けていい距離であるかどうか、それを瞬時に判断し、決断することが勝敗を大きく左右するというのです。
この「間合い」に入らないかぎり、いかに名人であろうとも相手に自分の剣が届かないのですから、相手を打つことはできません。だから、剣道の修業では、この「見切り」を相手よりいかに早く的確につけるかの感覚を、必死に磨くと言います。
「見切り発車」などと言うと、いい加減な準備で急いでものごとを始めてしまうような、あまりいい意味では使われないような感じがしますが、じつは何かを「見切る」ということは、何かを止めるというより、新しい行動を積極的に起こすことを意味してもいる のです。
時間の使い方に関しても、これはじつに重要で、しかも実効性の高い考え方だと、私は思っています。いかに無駄な時間を省くかという問題は、いかに有意義な時間を増やすか、ということにつながります。人は未来を予知できるわけではありませんから、何かをする前に、それが自分にとって有意義な時間をもたらすのか、無益な時間をもたらすのか、はっきりとはわかりません。そういう大前提があるなかで重要なのは、ことを見極め、見切るということです。
比較的悪い意味で使われがちな「見切り発車」。実は見切ってことを始めるといった用法もあり良い意味にとることも。良い意味での「見切り発車」を行っていきたいですよね。ある程度準備ができたらとりあえずやってみることが大事。完璧なスタートをといつまでも準備しているとことの鮮度が落ちてしまいがち。ということで「見切り発車」行っていきましょう。
体の疲れよりも、心の疲れを残さないようにする
若いころは体力的な限界を感じることも少なくて大いに遊び大いに学ぶということをしても体は平気ということがありました。しかし、遊んでも疲れが残るようでは考えものです。
人間は不思議なもので、夢中になっていると体力的に大変でも、ある程度気力で持つということがありますが、心が病んでいたり疲れていたりすると、ちょっとしたことでも本当の病気になってしまったり気力がくじけてしまったりすることがよくあります。ですから、 自分にあった気分転換の方法を駆使して、常に心に疲れを残さないように気をつけることが体を健康にたもつ秘訣 と言えるでしょう。自分なりの気分転換法を持っていると何かと得策です。
私は、仕事に行き詰まりを感じると、おいしいものを食べに行ったり急にふらりと旅に出たりしていましたが、最近は日程さえ取れなくなってきたので、さすがに突然の旅行はできなくなってしまいました。それでこのごろでは、並行してこなさなければならない仕事のうち、一つは毛色の変わったすごく面白いものを組み込むように努力しています。
そうすれば、仕事といえども目先が変わって気分転換になり、ときどきその面白い仕事を手がけながら精神的にとてもラクに作業を進めることができます。
もう一つ、体の疲れは時間とともに癒しやすいのですが、心の疲れは長く尾をひくことが多いのもやっかいです。もしかすると知らないうちにストレスに変化していて、何か体に異変をきたすような症状となって出てくることも十分考えられます。
体力よりも精神力を削られる方がきついように感じます。体力は寝ることで回復しますが精神力をを削られるとのちの行動全てにかかってきます。寝られない不眠に陥ったりするとおまけで体力も削られます。体の疲れより心の疲れを残さないようにする工夫が必要。ストレスに感じることに対しては細心の注意を払ってそれを取り除く習慣を!
仕事も勉強も余裕でこなせる。そんな時間術の書籍。「忙しい」「時間がない」と嘆いている人におくる時間の使い方。精神科医が教えるタイムマネジメントがここに。
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