お互いの自尊心を満たすような関係が人間関係の極意。これこそが本当の成功と幸福に繋がる方法。相手に媚びへつらうわけでもなく、服従させるわけでもない。そんなコミュニケーション術で世の中を渡り歩く理想の人間関係を!!
人々は承認を最も求めている
政府は外交交渉で「相手国を承認する」という言い方をする。承認とは、相手国の政府を正当なものとして認めるという意味だ。 その教訓を人間関係にも生かす必要がある。円満な人間関係を築くために、私たちは相手を心から認めなければならないからだ。実際、そうしないかぎり、どんな人間関係もうまくいかない。 心理学者のJ・C・スタール博士は多くの調査を分析し、企業に勤める人々の不満の原因を突き止めた。重要度の高いものから順に列挙しよう。
1 功績を認めてくれない
2 苦情を処理してくれない
3 励ましてくれない
4 人前で叱る
5 意見を求めてくれない
6 進捗状況を伝えてくれない
7 えこひいきをする
どの項目も経営者が従業員の重要性を認めていないことと深いかかわりがある。たとえば、「功績を認めてくれない」という従業員の不満は、「君の仕事は取るに足らないから、認めるほどの価値はない」という経営者の姿勢のあらわれである。また、「苦情を処理してくれない」という従業員の不満は、「君はどうでもいい存在だから、どんな不満を持っていようと知ったことではない」という経営者の姿勢のあらわれである。
交渉の場で有効なことは普段の僕らのコミュニケーションでも同じことが言える。これらの項目を普段から意識することで人間関係の落とし穴を避けることができる。一度悪化した関係を修復するのには時間がかかるため、なるべくなら揉め事は起こさないほうがいい。そんな人のための処世術。
相手の心の飢餓感を満たそう
人望が集まる基礎知識⑥
1 魅力的な性格の秘訣は、人々が求めてやまないものを提供することである。ミツバチが蜜を求めているように、人々は心の中で飢えているものを求めている。
2 人をひきつける3つの公式を活用しよう。
① 相手を受け入れる。人々をあるがままに受け入れよう。人々が自分らしくいられるように気配りをすることが大切だ。完璧な人でないと好きになれないと主張してはいけない。
② 相手を認める。相手の中に認めるべき長所を探し求めよう。ささいなように思うものでも、それを認めていることを相手に伝えるといい。相手はあなたが認めてくれていることを知って気分をよくし、もっと認めてもらうために行動を改善するはずである。
③ 相手を尊重する。相手を尊重するというのは、相手の価値を高く評価することである。相手の価値を高く評価していることを伝えよう。相手に感謝し、相手を待たせず、相手を特別扱いしよう。
人が持っていなくて自分が持っているものは惜しみなく出すことで人は自然とあなたの周りに寄ってくる。しかし、裏を返せば持っているのに出し惜しみすると逆の効果を生むことも事実。人を惹きつける三つの公式を頭の片隅に置いておくことで人は自然と集まるものです。
微笑みは魔法の効果を発揮する
人望が集まる基礎知識⑦
1 自分から歩み寄れば、相手と和解することができる。
2 相手が心を開いてくれるのを待ってはいけない。相手が友好的な態度をとってくれることを想定して自分から積極的に行動しよう。
3 相手にとってほしい態度を自分からすすんでとろう。相手が好意を持ってくれると想定しよう。
4 相手が友好的だと想定しよう。これはつねに賭けになるが、相手が友好的な態度をとってくれることを想定すると、 99%の確率でそのとおりになる。逆に、相手が敵対的な態度をとることを想定すると、相手が友好的な態度をとってくれることはまずない。
5 相手の好意を取り付けようとするあまり、必死になってはいけない。やりすぎは逆効果であることを肝に銘じよう。
6 大らかな気分になって、自分のことを相手が好いてくれると期待しよう。
7 相手の気持ちを和ませるために、ほほ笑みの魔法を使おう。
8 毎朝、鏡の前でほほ笑む練習をし、心のこもったほほ笑みを見せる努力をしよう。
いつの時代も人間関係には積極性が大事。僕のように人見知りだとやはり初対面の時から距離を縮めるのがなかなか難しかったりする。微笑みが大事というが鏡を見て口角を上げる練習をしてみたものの気持ち悪い自分の顔を見ただけでダウン(笑)。
人望を集める人が日々行なっている習慣をインストールして少しでもそうした人に近づけるようになるための教則本。
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