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人を操る禁断の文章術|メンタリストDaiGo|メール、企画書、LINEで使えるメンタリズムシリーズ

たった一行でも相手を思い通りの反応をさせるメンタリズム文章術。人心掌握のための文章術、その軸は読み手の心理を先回りした想像力を刺激する書き方にある。幅広いシーンで活躍する読み手の心を揺さぶる文章術とは?

「書かない」三原則で人を操る

文章の中に込めるのは1つのメッセージ。そのメッセージが相手に伝わり、心を動かすことで、1つの結果を得る。これが、ワンメッセージ・ワンアウトカムの考え方です。短いセンテンスで、説明しすぎない文章を書くコツでもあります。ラブレターを例に言えば、「好きです」と伝える文章で少なくとも相手の心を「ドキッ(この人、気になるかも)」には持っていきたい。これがねらうべきたった1つのゴールです。同様にセールスレターであれば、「買ってください」という意味のワンメッセージによって、「欲しいなぁ、買おうかな」と思わせる。プレスリリースであれば、「紹介してもらいたい」という思いを込めたリリース文によって、「これはおもしろそうだ。あの人にも教えてあげよう」と関心を抱かせる。これらが、1つのゴールです。何より大切なのは、文章を書く側が、読み手にどんなリアクションをして欲しいかについてイメージできていることです。自分の気持ちを伝えたい! 好きです! こんなに好きです! あのときから好きになりました! あなたのこんなところが大好きです!  と、こんな一方的で伝えたがりなラブレター受け取ったらどうですか?たしかにワンメッセージにはなっていますが、これでは引かれてしまいますね。では、この「!」連発のワンメッセージには、何が欠けているのでしょうか。それは、文章を書くときに真っ先に考えなければいけない「相手にどう行動して欲しいか」の中の「相手の姿」です。

相手にどう行動して欲しいのかを考える。これは人間関係の苦手な人にとってはなかなか難しい問題だ。察する能力が低いから相手の心を揺さぶることが出来ないのだから。相手に行動を促そうとする時どのような文章が適切か?自分に置き換えて考えてみよう。すると相手の要望を通すために必要な言葉は何かが見えてくるはず。こうした工夫が相手のYESを引き出すのだ。ちょろい相手なら簡単に落とすことができるだろう。ちなみに僕はちょろい人間なので、相手のこうした勧誘や要望に答えがち。

人を動かす7つのトリガー

トリガー 1/興味 人は、退屈を嫌い、夢中になれることには時間を忘れる。興味に触れれば、勝手に行動してくれる。

トリガー 2/ホンネとタテマエ 人は、本音と建前を行き来しながら生きている。その狭間に、突き動かされるエネルギーが詰まっている。

トリガー 3/悩み 人は、悩みやコンプレックスを解消したいと思っている。悩みが解決できるとわかれば、必ず行動する。

トリガー 4/ソン・トク 人は、「得したい」思いより「損したくない」という思いのほうが強い。「損しませんよ」と安心させれば、行動させやすくなる。

トリガー 5/みんな一緒 人は、自分の所属しているカテゴリーから外れることを回避したがる。また、自分と共通点を持つ人に、強く影響される。

トリガー 6/認められたい 人は、認めてもらわなければ生きていけない。プライドをくすぐれば、前のめりで読んでくれる。

トリガー 7/あなただけの 人は、持っているものがなくなりそうになると激しく渇望する。また、自分だけ特別扱いされたがっている。

この7つのトリガーを意識して文章のセンテンスを作るだけで驚くほど相手を操ることが出来ます。悪用厳禁のこのトリガー、普段から意識しておくと思い通りの結果を得ることができるだろう。

5つのテクニックに従って書く

こんな情景を想像してみてください。初対面の人との待ち合わせ。笑顔で握手を求めながら挨拶をする人と、腕を組みながら無表情で挨拶をする人。どちらに好印象を持ちますか?答えは言わずもがなですよね。 「笑顔=明るそう、とっつきやすそう」、「無表情=機嫌悪い? 怖そう」など、瞬間的に感じた第一印象は、その後の付き合いにもずっと影響を与えていきます。出会い頭は考えている以上に大きなインパクトを残しているのです。なぜなら、これは「初頭効果」 と呼ばれる心の動きが生じるから。初対面の印象は7秒で決まり、半年間持続すると言われています。文章の書き出しも同じです。 いわば書き出しは、文章の初対面 ですね。 「『おはようございます!』か。◯◯のメールは、なんか勢いがあるな」 「『初めての体験だった』のか。それは呼んだかいがあったな」ちょっといい、ちょっとうれしい、ちょっと気になる。たったそれだけで、ツカミはオーケーです。最初に相手の関心を掘り起こすことに成功すれば、その後に続くであろう、仕事の報告も、お礼の言葉も、企画の内容も、ちょっといいものに感じられるようになるのです。書き出し、ツカミはポジティブに。これはビジネスからプライベートまで、あらゆる文章に共通して使うことのできるテクニックです。

第一印象でその後の相手が受け取るイメージの大半を決めてしまうというのは文章でも同じ。書き出しの文章がそれにあたります。全ての文章表現で言えるのはポジティブな言葉から入るという基本的なもの。

人を操る禁断の文章術というと大袈裟に感じるかもしれないが、それだけ皆が思い通りに踊らされてこの書籍を手にとっているということ。それを踏まえた上でこの書籍を手にとったあなたはちょろい存在。でも多くの人がそれに該当すると考えると‥‥。

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