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人は自分に嘘をつく|勝 友美|ガマンしないで幸せに生きるための7つの法則

自分よりも他人の目や評価を気にしていると人生生きづらい。もっと自分に素直に!本音で生きれば人に惑わされることなくストレスフリーで生きられます。

なぜ、人は自分に噓をつくのか 過剰な防衛本能が本音を閉じ込める

あるとき、知人の会社員の女性とランチの機会がありました。そこで彼女は「本当はイラストレーターになりたいけど、仕方なく会社員をしている」と言うのです。私は「え? あなたはそれなのに事務の仕事をしているの? イラストレーターになりたいんだよね?」と尋ねると、彼女は「はい。でも厳しい世界だし、難しいから……。もういいんです」と言うのです。

私は、あぁ、なんてもったいないことをしているのだろうと思いました。せっかく夢があるのに、なぜそれに向かっていかないのだろう、と。私は彼女の描く絵を見たことはありませんし、絵の世界のことも分かりません。しかし、実力がどうであろうと、まずやってみることのほうが大事なのに……。

きっと多くの人が彼女のように、自分の本心に噓をつき、見ないふりをしたり、ごまかしたりして生きているのだろうと感じました。やりたいことがあっても「無理だ」と自分に言い聞かせようとする。なりたい自分像があるのに挑戦する前から「どうせダメだ」と諦めてしまう。生きていくためには生活もあるので、バランスを考え納得したうえで違う選択をするのであれば自分を責める必要もありません。しかし、諦めがついていないにもかかわらず納得したふりをし、いつまでも、本当はこうなりたかったと今の自分や現状に対する不満を口にしていては何も前に進みません。

どうして、人は自分の本心と違うことをしてしまうのか。なぜなら、そのほうが楽だからです。がむしゃらに頑張ったり、傷ついたりせずに済むから、どうしても叶えられる可能性の高いほうに思考を合わせようとしてしまう。本当に自分はそれでいいのかを深く考えることなく、「いやいや、どうせ無理だから」と言い聞かせることで諦めてしまうのです。

けれど、たとえ一瞬「無理だ」と思っても、「じゃあ、夢を叶えるためにはどうしたらいいか」という考え方をベースにしないと、ほとんどのことが「満足」ではなく、「嫌ではない」という選択で終わってしまいます。つまり、妥協した選択ばかりになってしまうのです。

恋愛などは、それがとても顕著に出ると思います。もし、あなたに好きな人がいて、お付き合いしたい、一緒にいたいと思っている。けれど、相手は自分に興味がなさそうだったらどうしますか?  きっと多くの人が「告白をするのはやめよう」と思うはずです。しかし、相手から付き合おうと言われたら、絶対に「はい」と言うはず。それなのに、本当に好きな人との未来は行動する前に諦めてしまい、自分のことを好きだと言ってくれる人と一緒にいる、なんて話はよく耳にします。

それって本当はおかしなことですよね? 本当は相手がどうであろうと「YES」を取りたいのに、そのために頑張ることをしない。私も恋愛に関してはそういう部分がありました。自分が傷つきたくないから。けれど心残りを抱えながら日々を過ごすこともそれなりにキツいものです。そんなときは、「勇気は一瞬、後悔は一生」と自分を奮い立たせる言葉をかけてあげます。

僕は比較的やりたいことがあるととりあえずやってみる派です。やってみて気付くその難しさなどで挫折する毎日。行動に移すのは得意ですがその後がいけない。何事も諦めやすい性格なんです。3ヶ月ぐらいやってみて素人にしてはなかなかという線まではいくのですが、それを仕事にするにはちょっとスキルが足りないってところで挫折して、趣味の範疇からなかなか抜け出せません。思い切りがいいので前職をやめてからこのような活動をし始めるので後々収入源に困ることに(笑)

迷ったら、「どっちの自分が好きか」を聞いてみる

自分に噓をつき続けることは、常に妥協の選択をしていることと同じです。妥協や代替のようなことばかりを考える癖がある人は、まず、小さなところ、「好きか嫌いか」で判断するところから始めていきましょう。

成功の反対は妥協です。

では、何をもって成功なのかというと人それぞれ定義は異なるでしょうが、私は間違いなく「幸せ」であることだと思います。ですから、幸せの反対も妥協なのです。

そもそも「これくらいでいいや」「この程度でいい」という妥協こそが自分の心への噓の始まりです。「心の底からそう思っていますか?」「仕方がないからって、どこかで折り合いをつけていませんか?」と問われたら、「実は、本当は……」と行動とは裏腹の答えが出てきたとしたら、もうこの時点で噓をついていることになります。

例えば『Re.muse』のトイレットペーパーは三角に折るようにしています。他のお店でもそうしている所が多いですが、これはお客様がトイレから出た後にお店の人がチェックし直してくれているのだと思います。それが分かるので、私は自分のお店以外の場所でトイレに行ったときも、トイレットペーパーを三角に折って出ることを心がけています。

小さなことですし、いつも完璧にできているわけではありませんが、そう出来る自分のほうが好きだからです。選択に迷ったときや悩んだとき、「どちらの自分か好きか」を自分に聞いてあげる。これを習慣にするだけで、身のまわりの出来事が変わっていきます。自分のことを考えながら、実は人にとっても優しい選択に繫がっているからです。

私は、「これをやりたい、ここへ行きたい、ブランドを作りたい」といった、子供のような素直な感覚のまま進んでいく点が、自由奔放なのだと思います。事業を立ち上げてからも、「そのやり方なら利益はたくさん出るだろうけど、私自身が幸せを感じないからやらない」とか。基準がそこなので、幸せでいられるのだと思います。

自分の人生を決めるのも作るのも自分です。誰かを納得させるために生きる必要はありません。

妥協と代替をする癖がつくとなかなかスキルが身につきません。僕は何事にも突き詰めてストイックになるのが苦手。ゆるく物事を始めるのでなかなか達成したいレベルまで到達せずに素人レベルからなかなか進みません。しかし準備にはお金をかけるので最初からプロ用の機材などを買ってしまい出費が嵩むことも。そしてオーバースペックな機材やソフトだけが無駄に残る羽目に。プロ用機材は覚えることも多く高機能なのでなんでもできるのですが如何せん高価だし使いこなすには一癖も二癖もあるので要注意!

自分に嘘をつくなと言いますが、若いうちはそれでもいいと思います。しかし、そこそこ年齢がいってからの挑戦は保険をかけていた方が良いかと。

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