多岐にわたるネガティブな感情も「脳内ひとりごと」を唱えると一瞬で解決!たったのワンフレーズで、もう悩みすぎない!人付き合いなどの人間関係にも効く前向きな声掛け習慣。
「Yes, but」から「Yes, how?」へ思考をスイッチ
やってみたかったことを、勇気を出してやってみる。これはすばらしいことです。ただ、必ず思いどおりの結果がついてくるかというと、やはりたしかなことはいえません。壁にぶつかることもあるでしょう。うまくいかなくて「もうこれ以上は無理だ」「やらなければよかった」と後悔することもあるはず。
思いどおりにならない現状に苦しみ、立ち止まってしまったときは、
「どうやったら、できるかな?」
という「脳内ひとりごと」で、止まってしまった思考と行動をもう一度稼働させましょう。できない言い訳を探す前に、できることを探すのです。
裁縫が得意なTさんは、子どもがようやく手を離れたころ、長年の夢だったハンドメイドの仕事を始めました。オンラインで注文を受け、販売するスタイルをとったところ、思った以上に注文が入ったのです。しかし、順調だと喜んだのも束の間。あまりに忙しすぎて、家事の時間さえままならず、家の中が次第に荒れていきました。 最初は協力的だった夫の機嫌も急降下……。
夢が叶ったはずなのに、ちっとも幸せではありません。家事も仕事も頑張りたいけど、これ以上はできない。納期に間に合う気がしない。メールを返信する時間もない。子どもに手料理すら振る舞えない。洗濯物をたたむ暇もない……。
このときTさんの頭の中は、「できないこと探し」でいっぱいでした。
一見、何か仕方のない弊害があるように思えるときも、単に「できないこと」に対して言い訳をしているだけの場合があります。これを「 Yes, butのメカニズム」といいます。「できる。でも……」を繰り返してばかりで、前に進んでいないのです。もし「Yes, but」の思考が出てきたら、その気持ちは受け入れつつも、「 Yes, how?」(できる。どのようにしたら?)と意識的に言い換えるようにしてみてください。つまり、「どうやったら、できるかな?」と考えてみるのです。
どうやったらできるか考えるとできないことを嘆くよりよっぽど建設的だ。思い通りの結果を求めるならこうした精神的な支柱となるマインドが必要。
「どうするか」は後回しでOK
やる気はある。やりたいと心から思っている。しかし、現状は一ミリも前に進んでいない……。やるべきだとわかっているのに、なぜか最初の一歩を踏み出せないこと、ありますよね。
重い腰をどうにか持ち上げて、行動を起こしたくなる方法があったら、たくさんのものごとが滞りなくスムーズに進むはず。
やろうと思っているのに、なかなか一歩を踏み出せないときは、 「それをやるメリットを、まずは考えてみよう」
という「脳内ひとりごと」をとなえてみましょう。具体的に、「これをしよう」「あれをしよう」と考えるより、大雑把に「どんないいことがあるかな?」とイメージをふくらませたほうが、人は動き始めやすくなるのです。
Lさんは、家がいつも散らかっていることをずっと気にしていました。でも、仕事から疲れて帰ってきたあと、夕食を作って、洗濯物をたたんで、明日の準備をして……とやっていると、片づけにまで手を出す気力も体力も残っていません。
今日こそやるぞ、と心に決める日もあります。でも、帰りの電車の中で、 「キッチンのものを捨てて、リビングのあれをどかして、棚を整理して……」
と、片づけの手順を具体的に考えていると、「なんだか面倒だなあ」とやってもいないのにやる気が失せていくのです。
あるとき、同僚に、片づけが苦手でどうしようもないと愚痴をこぼしたところ、
「私も片づけは面倒。でも毎日ちょっとだけ頑張ると、物がなくなってイライラしたり、探すのに時間をとられたりしないから結果的にラクなんだよね」
と言われたのです。なるほどと思ったLさんは、 「片づけるメリットを、まずは考えてみよう」
と気づきました。
やりたいと思うだけではなくまずやってみる行動力が大事。もちろん事前の準備も大事だが準備ばかり頭ばっかり大きくなってもそれはそれで勿体無いことに。
気持ちを切り替えるためのワンフレーズ。そんな言葉に後押しされてイライラ、モヤモヤ、クヨクヨからおさらば!
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