自分は他人とは違う何か特別な人間だと信じて疑わない人間って扱いづらいですよね。そんなプライドが高い人への対処方法。なぜそのような人間になったのかというところから分析解説。
あなたの周りのプライドの高い人
強い特権意識を抱いたままだと、社会適応がうまくいかず、苦労ばかりすることになる。しかしこの社長の場合は、先代の御曹司という恵まれた立場だったこともあって、ずっと許されてきたのだろう。だからこそ、「プライドが高くて迷惑な人」になったのである。
こういうタイプの人間がトップにいると、当然会社はうまくいかない。業績が落ちているのも、社員が次々と辞めていくのも、根本的な原因が社長にあることは誰の目にも明らかなのに、この社長は自分が悪いなどとはつゆほども思っていない。それどころか他人のせいにして、叱責したり怒鳴りつけたりしている。自分のせいで周囲が疲れ果て、社員の心身に支障をきたすような事態になっても何とも思わないのだから、本当に困ったものである。
自分の力以外で社長やその他権力の中枢に鎮座する人ほど厄介なものはない。自分がトップであるということを誇示するかのような行為はみていて気持ちのいいものではない。権力を持つ人ほどプライドが高くなりがちでその分残念な人というレッテルも貼られやすい。もし自分が指導者の立場になつことがある場合は謙虚な姿勢を忘れないことを意識した方が良い。
プライドの高い同僚の7パターン
プライドの高い同僚は、プライドの高い上司に比べればまだましである。機嫌を損ねたからといって、職を失うのではないかと脅える必要はない。それでも、「困ったちゃん」であることには変わりなく、余計なストレスを受けるという意味では同じである。
❶ルール無視
他の社員がちょっとでも規則違反をすると非難するのに、自分は平気で規則を破る。「自分は特別だから規則が適用されない」と思い込んでいる。
❷自己評価が高い
自分の才能や業績を常にひけらかし、それがきちんと評価されていないと愚痴をこぼす。いかに自分が優れているかを言葉の端々ににじませ、他の誰かが自分より先に昇進するようなことがあれば、その人を 誹謗 中傷する。
❸無断借用
あなたの机の上の文房具を無断で使ったり、備品を平気で持って帰ったりするくせに、自分の机の上に置いてある物に誰かがちょっとでも触ると、激怒する。
❹面倒なことを避ける
何か問題が起こると、自分は安全なところに逃げて、あなたが奮闘して解決するのをじっと待っている。厄介なことに巻き込まれて嫌な思いをするのは真っ平御免で、他の誰かがやってくれて当たり前と思っているからである。
❺他人には求めるくせに自分は与えない
「締め切りが迫っているのに全然仕事ができていない。助けて」と言ってあなたに手伝ってもらったことがあるのに、あなたが「残業を手伝って」と頼むと、「今日は先約があるから」などという理由で断る。やってもらって当たり前という意識が強く、「ギブ・アンド・テーク」という感覚がないせいである。
❻毒舌
あなたが望んでいることや感じていることには無関心で、グサリと傷つけるような言葉を平気で口にする。自分のプライドだけが大切で、他人の痛みへの共感が欠如しているからである。
❼干渉
あなたの私生活にまで土足で踏み込み、根掘り葉掘り聞いたり干渉したりするくせに、自分のことに関して尋ねられると、「どうしてあなたなんかに私のことを話さなければいけないの?」という素振りで拒否する。
こういうタイプの人たちとはあまり友人にはなりたくないものだが、同僚であれば避けるわけにはいかない。だからこそ、後の章で紹介するように、適切な接し方と対処法が重要になるのである。
僕は思い当たる節があって仕事してた時にはこのような理由で同僚との関係がうまくいかなかったんだなと実感。その時は自分が成績を上げるために必死だったのだが周りはよくみているということだろう。
プライドが高くて痛い人にならないために、反面教師的にこの書籍を読んで自分の該当しそうな部分を再認識してみよう。まあ本当にやばい人はこの本を手に取ることすらないだろうが。
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