自分のデザインに満足がいかない、才能がないと落胆している、書籍を読んでもしっくりくるデザインを創り出せない、いつもテンプレート見たいなデザインで飽き飽きしている、どこが悪いのか案件を獲得できない。そんなお悩みを解決する書籍。
デザインは0→1ではなく「1+1」?
山:「 0→1」という言葉があるじゃないですか?あの言葉は間違っていませんし、説明する上でよく伝わるんですけど、「クリエイティブ」と言われているものは0→1じゃないんですよ。
の:0→1じゃないとは、一体どういうことですか?
山:要は、 1+1を2にするか10にするかしかできない んです。
山:なので、 基本は何かの力を借りないとダメ なんですよね。それが、
・ChatGPT
・本 ・誰かの話を聞く
・街に出て何かを見る
といったように、 要は何かと何かの組み合わせでしかないんです。
山:ただ、未経験の人はデザイナーやクリエイターは0から生み出すと思っているので、何も見ないで考えるんですよ。
山:でも、それは絶対に無理なので、何も見ずにできるのは天才と言われている人たちだけです。
山:天才の人たちは0→1が本当にできるんですよ。でも天才の人がそれをやると、周りの人は恐怖になるんですよね。
山:今まで見たことないものをポンって出されたら、
「何これ、触ったら動くの?」
「見たことがないから、何が起こるかわからない」
と、絶対に逃げるんですよ。
山:例えば、文明から隔離された人たちのところに行って、その人たちが見たことのないものを出したら、逃げるじゃないですか?
の:おっしゃる通りですね。見たことのないものは怖いので、まずは逃げますね。
山:そうなんです。0→1というのは、誰も見たことがないから、まず作れないんですね。
山:ですから、 何かの力を借りることが大前提 としてあります。 それが分かっているだけでも、結構楽です。
の:自分の頭から生み出すのではなくて、何かに頼って良いことがわかれば、気持ちも楽になりますね。
の:デザインはセンスだと私も思っていました。作り出さなきゃいけないと思いがちですが、根本の考え方から違うということですね。
創造性を伴うデザインの世界でも何かと何かを掛け合わせて新しい物を作り出す材料にすることは多々ある。商品開発も一緒。例えばスマホなんかがいい例だ。電話とPDAの融合でウォークマンとしての機能も、欲しいもの全部盛りがスマホのヒットのきっかけです。何かを創造する時0から1を捻り出すより簡単でそれでいて、人々に受け入れられやすいのが1から2や3を生み出す方法。好ましい進化にはみな肯定的です。
経験がなくても教わっていなくても 頑張れば、独学でなれる職業
山:未経験で実践し、体現してきた自分だからこそ、そこの部分は自信を持っていえます。
山:ただ、闇雲に行き当たりばったりでやっていけば良いのかというと、そうではありません。
山:まず、意識していたのは、 「相談されたり、お願いされたことに対してノーと言わない」 。
「できません」
「やれません」
とは、言わないようにしてきました。
山:しかし、 できないことは必ずあるので、その時は「できるようになるための時間をください」と交渉する。
山:それが、自分のステップアップにつながります。
山:できないのにも関わらず、相談や依頼をされるということは、できそうに見えているってことなんです。
山:だからこそ、そこでやらないと、できない状態が長引くので、
「 仕事なのに挑戦させてもらえる 」
「 これをやりきれば成長できる 」
と思って、挑戦するようにして下さい。
山:ただ、 作業にはいつもより時間が掛かると思うので、「時間が掛かりますが、それでもいいですか?」と確認や交渉をしながら、仕事に向き合ってもらいたいです。
山:そうすれば、依頼が途切れることなく、単価を上げながらデザイナーとして日々成長していけるのではないかと思います。
山:次に意識していたのは、 他の人と同じ時間を過ごさないこと です。
山:良い例えではないですが、他の人が寝ている時間に何かをやらないと、その人より上達したり知識を蓄えることはできないということです。私は楽しすぎて、寝ずに過ごすことが多くありました。笑
山:手軽なところでいうと、、、
他の人が昼休憩を1時間取っている間に、自分は40分で食事を終わらせて、残りの20分は勉強をしたり、何かデザインを見る。といった時間の使い方をするということです。
山:こういった 「他の人と同じような時間を過ごさない」という気持ちで頑張ってもらえると、デザイナーに必ずなれますし、より良いデザインも作れるようになります。
山:その辺りを意識して生活してもらえるといいかなと思います。
昔は専門学校に行かなきゃ学べなかったことも今ではYouTubeなどの動画でチュートリアルを提供してくれているクリエーターさんがいるので、それを見ながら独学でデザインの勉強をすることができる。デザインの世界も進化は著しく、AIによる自動生成で写真や画像、短い動画までもが生成できる。フリーランスのクリエーターは戦々恐々というところか。クオリティーを気にしなければ生成AIでOKというクライアントも多いことだろう。ならば自分で使って見るしか!
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