スマホの普及でメモはなんでもスマホに取るという人が増えています。パソコンと同期したりできて便利なスマホのメモ機能ですが、あえて手帳を使うことで最強バディにできることを教えてくれます。メモ帳は未だ現役という人もそうでない人もメモ帳の新たな使い方に目から鱗のTipsがここに。
ノートに時間軸OSをインストールしたものが手帳
手帳とノートはどこが違うのでしょうか。
紙の記録ページを綴じたものという点では同じです。
学習用に使う一般的なノートは、横罫です。
予定管理用に利用する手帳には、時間軸が記された予定記入欄があります。
ノートと手帳は、それが横罫か、予定記入欄として作られた枠なのか、あるいは時間軸があるかどうかだけが違うのです。
見方を変えれば以下のようにも言えるでしょう。
つまり、ノートにとって、印刷された罫線や文言、予定記入欄は、その目的にそって印刷されているのです。
また、少し考えれば分かるように、あるいは実際に経験した人もいるように、普通の横罫のノートは、日記帳にも、また家計簿にもなります。さらに本書の本文でみたように、手帳にもなり得るのです。その違いは目的の違いです。
そして本書の各項目を、一冊のA6メモ帳で実践していただいた方ならば分かるでしょう。それらは、一冊にまとめることができるのです。 手帳は、ノートに時間軸OSをインストールしたもの
その上で言えることが、これです。ノートに時間軸OSをインストールしたものが手帳なのです。時間軸、つまりカレンダーのような記入欄や、時間の数直線がある。そのことで、時間に関連する各種の情報が記入しやすくなります。
本書の目的は、手帳を一から実感してもらうことです。そのために逐一罫線を書く=目的をインストールすることをしてもらっています。それは手元のメモ帳を最も簡単に手帳やその他の用途に使えるようにすることなのです。
もちろん、最初から各種の罫線や予定記入欄が印刷されたものが便利です。 授業の板書を記入するノートに横罫があった方がいいように、最初から目的がいろいろインストールされた=罫線が印刷されたものが便利です。
授業の板書を記入するノートに横罫があった方がいいように、最初から目的がいろいろインストールされた=罫線が印刷されたものがよいのです。
本書の目的は、手帳の構造を、身をもって体験していただくことです。そして、次のステップとしていろいろな既製品の手帳を使っていただくことなのです。
デジタルに慣れてしまうとどうしてもアナログな手帳に戻りづらい。僕は字が汚いので尚更手書きに抵抗がある。簡単なメモなどは小型のノートなどに記するようにしているが、見栄えが悪い(笑)それが嫌でまたデジタルにデータを残す方向に戻ってしまう。どうでもいいちょっとしたメモ以外は全てスマホやパソコンだ。一時期バレットジャーナルに憧れてモレスキンのノートを買って書き込んでいたが今ではみる影もない。
100のやりたいことリストを作ってみる
「100のやりたいことリスト」を作ってみましょう。
これも、ノート術の本では定番的な手法として定着しているやり方です。
また、専門のページを持つ手帳もあります。さらに専用のノートもあります。
ともあれ、別にそういう専門のツールでなくても100のやりたいことリストは実現できます。やり方を以下に解説するのでやってみてください。
ジャンルを立てて下書きしてみる
まずやりたいことのジャンルを書いてみましょう。これは、いったん下書き的なメモを作るのがいいでしょう。下書き的なメモは、A4のコピー用紙などに書くといいでしょう。たとえば「健康」「趣味」「仕事」「教養」「資産」などのようにです。etc.
A4の用紙1枚に1つのジャンルとしてどんどん書き出していきます。
こうすると、ジャンルごとのやりたいことで、重複が出てくると思います。
つまり、重複を、いきなりメモ帳に書かないためにも下書きをするわけです。
それぞれの目的の相関関係も考えてみる
たとえば、資産について。「資産 を ○ ○ 千万円まで増やす」ことがやりたいことだとして、他のやりたいこととの関連も考えてみましょう。増やすこと自体が目的なのか、増やした資産で不動産を購入して不動産投資をするのが目的なのか、あるいは高級車を買うのか。または足代わりの程度のいい中古の外車を買うのかなど。
こういうことは、下書きした時点で順番がなんとなく見えてくるものです。
別の例で言えば、ほどよくダイエットしてから、かっこいいボトムを買うみたいなことでしょうか。
あるいは、日本の中世史を勉強してから「吾妻鏡」を読む、みたいなことかもしれません。
このように、やりたいことはジャンル別ではバラバラでもジャンル内ではそれなりに相関関係や順番があるはずです。
下書きをすることで、重複を避けることができます。またこういうなんとなくの順番が洗い出されることも期待できます。
100のウィッシュリストを年初めに書き出すと良いと思い毎年捻り出しているのだが、なかなかこれが出てこない。願望なんでいくらでもありそうだけど、現実味があるものを中心に考えるとなかなか出てこない。なのでちょっと困難なものまで入れることになってなかなか一年後見た時達成できてなかったりする。
スマホでのメモの取り方のメリットを享受しつつ手帳のアナログのいい点を取り入れる。ハイブリッドなメモ環境を整えて見ませんか。
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