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ケーキ食べてジム行って映画観れば元気になれるって思ってた|メンタルドクター Sidow|ストレス解消法にはコツがあります

巷に溢れるストレス解消法。お酒、運動、映画鑑賞、人と話すなど、その方法はさまざま。でも、ただ酒を飲むよりちょうど良い飲み方をする、激しい運動より程度な運動。無理に楽しいことをしようとしないなどストレス解消法にはコツがあります。それを紹介。

溜めないコツはきっちりしないこと

「ストレスを溜めない習慣」というと何を想像しますか?

毎日きちんと決まった時間に起きる、週に 3 回以上運動をする、バランスのいい食事を 1 日 3 食摂る、毎日 6 時間以上寝る、やりたくないことをやらない、こんな内容が浮かぶと思います。

では、これらの習慣をすべて取り入れたらストレスが一切溜まらない人間になるでしょうか?

いえ、むしろきっちりしすぎて疲れてしまうでしょう。というよりも、そもそも実行するのが無理だと思います。

これを普段から実践できる人であれば、元からこの本を手にしていないはずです。もちろんこれらの習慣はすべて大切ではありますが、この本を読んでいる人の中には、睡眠時間を確保できない人、暴飲暴食してしまう人、やりたくない仕事を抱えている人もいるはず。そこで、そんな人でも無理せずストレスを溜めずに済む習慣をお伝えしたいと思います。

「ストレッチ」という単語には「引き伸ばす」という意味がありますが、実はストレッチとストレスは言葉の由来が同じです。

ストレスはストレッチのように引き伸ばされる、つまり負荷がかかった状態が続くと溜まりやすいので、普段から負荷をかけすぎない意識を持つことが、ストレスを溜めない習慣への第一歩です。

それこそ朝は決まった時間に起きて、週 3 回以上は運動をして、食事の栄養にも気をつかって……これが自然にできるなら問題ないですが、負荷が強すぎるとむしろ続けることがストレスになりかねません。

だからこそ、 何かを習慣化するためには今の自分よりも〝ちょっとだけ〟レベルの高い目標を決めること。 そして、まずそれが当たり前にできるようになってから次の目標を決めるようにしましょう。

生きていこうと思ったら何らかのストレスは抱えて生きていくことになる。それをどう往なすか。ストレスがかかったらひらりひらりと往なすことで無かったことにすることは可能。自分の心地よいゾーンに外敵を入れない工夫が必要。生きていく上で降りかかるさまざまなストレス。負荷がかかりすぎたらスッと引くのも自己防衛。人間関係と一緒です。巷に溢れるストレス解消法がうまく機能しない人はそのストレス解消法自体が負荷のかかるものである可能性が高い。お酒が典型例。アルコールに弱いのにお酒でストレスを解消しようとすると失敗しがち。自身の許容量を超えての飲酒は大人のすることではありません。ご自愛ください。

普段からコーヒーを飲む習慣はありますか?

朝ご飯と一緒にコーヒーを飲んで目を覚ます、ランチの後にコーヒーを飲んで午後に備える、休日にカフェに行ってコーヒーを飲んで友達と談笑する、など日常生活の中でコーヒーが欠かせないものになっている人も多いでしょう。

みなさんもご存知のとおり、コーヒーに含まれるカフェインには、集中力を高める、疲労感を軽減する、代謝を促進する、などの効果があります。また、カフェイン自体とコーヒーの香りのどちらにもリラックス効果があるため、コーヒーを飲むといろいろなメリットを得られます。

ただ注意してほしいのは、コーヒーなどのカフェインを含む飲み物の摂取量と摂取時間です。

カフェインの摂取量が増えすぎてしまうと、過覚醒になって眠れなくなったり、交感神経が優位になって動悸が起きたりします。 また極端に量が増えるとカフェイン中毒になって最悪の場合は命に関わることもあります。

実際に日本でも連日エナジードリンクを摂取していた 20 代の男性がカフェイン中毒によって亡くなった、という事例も存在しています。

そこまで連日大量にカフェインを摂取する人は珍しいと思いますが、日常的にコーヒーを飲む人に注意してほしいのは「不眠」です。

不眠の危険性や寝ることの大切さは、私のYouTubeやほかの書籍などでも繰り返し説明していますが、不眠に陥ると、日中の注意力低下、集中力低下、作業効率の低下などを引き起こします。生活リズムの乱れから生活習慣病にもなりやすくなり、さらに不眠の人のほうが太りやすい、というデータもあります。

このようにデメリットの多い不眠ですが、カフェインによって簡単に引き起こされてしまいます。

そのため、カフェインの飲みすぎと飲む時間には十分注意しましょう。

よく若者の中にはエナジードリンクを眠気覚ましにして徹夜で何かをするという人がいる。これはやめた方がいい。眠気に一番効くのは睡眠です。徹夜で何かをしようとするのはもう時代錯誤。勉強でも仕事でも効率が悪いですし、大した成果は上がりません。パフォーマンスが落ちるのでよく睡眠をとって仕切り直した方が効果的。なのでコーヒー含めカフェインの摂取で無理やり体を覚醒させるのはいただけません。

間違ったストレス解消法や体に負荷がかかることを中心に正していこうという書籍。知らず知らずのうちにあなたは体に負荷をかけて自身でストレスを生み出している可能性が。中にはストレス解消法がさらにストレスを溜めさせる結果になっていることも。間違ったストレス解消法を正し、正しい身体の管理を!

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