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アーノルド・ベネットの賢者の習慣|アーノルド・ベネット|賢く生きるとは自分の能力を最大限に発揮して生きることだ

頭は筋肉同様鍛えれば鍛えるだけそれに応えてくれる。そして肉体以上にそれは効果を実感できるものとなっています。思考を重ねるごとに幸せになれる。人生を豊かにする必ずあなたの一生の糧となるアドバイス。

すべての基礎となる「ものを書く訓練」

そこで、ものを書くということについて述べてみよう。

私はプロのもの書きである。だが、だからといって、ものを書くことに 偏った好感を抱いているわけではない。実のところ、私は毎朝自分に向かって、この世に大嫌いな訓練が一つあるとすれば、それはものを書く練習だとつぶやいている有様なのだ。

とはいえ、 頭を効率的に働かせるべく真剣に努力しようというのなら、ものを書く訓練というのは、是が非でもやらなければならないことの一つ である。文を作り、その努力を継続するならば、書く内容はなんであってもよいと思う。プロとして筆を 執るのでないなら、文の書き方には 40 通りもある。どの書き方でもよい。

あなたはアーサー・クリストファー・ベンソン(1862〜1925、英国の著述家) が自ら実行していると述べているように、「詳細なる日記」をつけているかもしれない。それも悪くはないが、私からしてみれば、よいやり方であるとは認めがたい。

ベンソン氏のような書く経験を積んだ人の場合は別だが、日記というのは、最小限の知的努力しか払わずに書かれがちだからである。また、やたらと自分のことばかり誇大に書きがちであるし、その辺に無造作に置きっぱなしにしておくと、もめごとの種にもなりやすい。さらには、いつそれが裁判所に提出せざるをえないはめになるやもしれないからである。

同じ日々の記録という点では、日誌のほうがまだよい。日記と日誌がどう違うかなどと質問しないでいただきたい。私にも説明はできない。その違いは、誰もが直感的に感じとっているはずだ。

僕もブログを書き始めて8年。毎日欠かさずできる習慣はないかと思い小銭稼ぎのために始め定着している。儲かるわけでもないのでモチベーションを保つのがやっとで面倒に思うことも。それでも書籍を読む→ブログに感想を記録するというルーティーンはなんらかの役に立っているのだと信じたい(笑)

「与えられた運」を最大限に生かし、毎日を快活に生きる人

さて、こうした追っかけ蝶よりも、 心の満足 のほうを選んだ若い女性のほうが、はるかに賢明であると誰しも思うだろう。こちらの女性のほうは、宇宙の在り方をそのまま受け入れている。

周囲の人がほとんど誰も手に入れていなくても、なんとか自分は手に入れようと、執念深くあらがうようなことはけっしてしない。

この女性はこういう。

「宇宙は私よりずっと力があるのですもの。私のほうが宇宙に合わせます」

そして、この言葉どおりに振る舞っている。与えられた運を最大限に生かし、心身ともに健全に保てるように気を配る。

ブリッジをしたり、はではでしい慈善バザーを計画したりする連中の快楽がどんなに 虚しいものか、よくわかっているのである。青春はあっけなく過ぎ去るもの。だから、若いうちに厳しい老後に備えるための時間を少しはつくらなければ、と素直に考えている。

こうした女性は、楽しみを文学や美術に求める。これらの楽しみは知性を弱めるどころか、いっそう強靭にし、その喜びはいつまでも色あせることがないからだ。

この女性には分別がある。すべきことをちゃんとしていなければ、幸福になりえないことを、また、 他人に対する思いやりこそ、至福を生む最大の源である ことも知っている。

だから、義務を大切にするし、自分より他人のことを、まず先に考える。この利他主義が思いやりのもととなり、同時に思いやりが利他主義を引き出す。快活で忍耐強い性格になることを心がけ、庭師が雑草を一本一本抜いていくように、不満のかけらを取り除いていく。

どうしても自分のことを考えがちな人を利他主義に導くのは難儀だ。僕も自分が一番可愛いのでなかなか人のことまで手が回らない。小遣いの範囲内でアイドルや女優、モデルの卵を応援しているがこれも自分の承認欲求のためだと自覚している。その子のためという建前の裏での自己愛だ。他人のことを考えるのはなかなか難しいものだ。

賢者の習慣を見ながら自分の習慣と見比べ正していく書籍。良い習慣というのは万国共通でどの時代でも同じ。ここ日本でもそれが効果を発揮する。

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