最新の心理学理論と実証に基づいたアプローチで子供の可能性を引き出す。そして、幸せ力(自分自身で幸せになる力)のある子供に育てるための書籍。
「自分で自分を幸せにできる子」が一番強い!
私はこれまで、ビジネス界やスポーツ界の第一線で活躍する人たちが最大限に能力を発揮し、活躍できるようにメンタル指導をしてきました。また、親を対象とする「子育てメンタルトレーニング」や、小学生を対象に、 心技体 教室も行ってきました。
そうした中で確実に言えるのは、 最終的には「自分で自分を幸せにできる人」が一番、強いということです。
大人でも、子どもでも、職業や地位、活躍している分野にかかわらず、です。
そういう「幸せ力」とも言える力がある人は、どんな場面でも自分を客観視でき、常に淡々と自分を伸ばし、実力を発揮できます。逆境に強く、自分で自分の道を切り開くには「どうしたらいいか」を考えることに集中できます。
この能力がある子どもたちは、目に見えて どんどん伸びていきます。
親が 躍起 にならなくても、自然と才能を伸ばし、力を発揮していくのですから、親として、こんなに楽なことはありません。
もちろん、子どもですから、折々に適切なサポートをする必要はあります。でも、たいした労力ではなくなるのです。
実際、子どもの「幸せ力」を伸ばす子育てをしている親と、そうではない親とでは、メンタル指導をしていても、違いが 一目瞭然です。
子供が自分自身で幸せになる術を持っているだけで親は安心できるかと思います。どんな困難な状況下でもこの力が備わっていれば、その時々の問題解決に有利です。そんなポジティブなメンタルを醸成するための教育が必要かと思います。
愛情はしまっておかず、声と顔に出す
「私は愛されている!」という感覚、これはすべての基本です。家で言えば、土台の部分。子どもの中にしっかりと植えつけたい、最優先の感覚です。
毎日、「大好き」「あなたが大事」「いつもありがとう」「あなたが生まれてきてくれてよかった」 など、「親にとって、自分はかけがえのない存在だな」と思わせるような言葉を事あるごとにかけていきましょう。
私はそれこそ、 3分に1回 でもいいくらいだと思っています。その子が何歳でも。
そういうことを言いすぎるのは甘やかすことになる、親に依存することになるからよくない、と言う人もいますが、私はそうは思いません。いずれ小学生、中学生……と年齢が上がって外の社会で生きるようになるほど、「現実」を経験していきます。社会の相対評価にさらされるのです。せめて家の中でくらい、「あるがまま」の本人に愛を降り注いであげませんか。
子育てではイライラしたり、落ち込んだり、怒ることだってありますが、いつだって私たち親の中には限りない愛情が流れています(でなければ、あなたがこの本を手に取ることもなかったでしょう)。
であれば、 胸の中にしまっておかず、どんどん言葉で発信しましょう。 「ああ、この子のこと、好きだなあ」と思ったときに、「あなたは、私にとって本当に大事」と言ってみてください。 ただし、本当は怒っているのに、「本に書いてあったから、『好きよ』って言わなきゃ」などと考えて、無理に笑顔をつくって言っても、いいことはありません。 「本当の感情」と「表情」「言語(トーン、声質など)」がかけ離れていると、子ども、特に幼い子は不安になります。
子どもにはバレます。いくら「大好き」「かわいい」と言われようと、「愛されている」という実感が持てず、自己親愛感は育ちません。
子供にとって自分が愛されていると実感しているのとそうでないのとでは子供の成長に差が出てきます。基本的に親は子供を愛しているものかとは思いますが、それが子供に伝わっていなければ意味がありません。普段から言葉にして伝える努力も必要です。
子供にどのような言葉をかけると子供に意識が変わるか?たった一つの言葉が子供の成長を促進したり逆に止めたりすることを知り、きちんとポジティブな言葉をかける重要性を説きます。子育てに言葉の力を!
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