仕事に家庭にSNS何かと毎日をこなすのに一杯一杯で疲れてしまったあなたに。少しずつ自分を労り満たしてあげるコツを教えます。
誰でも幸せに気づく「方法」がある
ここまで読んで、
「やっぱり、幸せなんて感じられない」
「幸せに気づくなんて、できるのかなぁ」
と感じた人もいるかもしれません。
なにしろあなたは、幸せを感じにくい現代に生きる、自己肯定感の低い日本人です。
幸せの意味もいまひとつわからないし、自分の幸せもわからない。どうやって「幸せ」にたどり着けばいいのか、どうすれば「幸せ」を感じやすくなれるのかもわかりません。
そんなふうに感じたあなたにこそ知ってほしいのが、私たちが研究する「幸福学」です。
先ほど少しお話ししましたが、「幸福学」は読んで字のごとく、幸福を学問すること。幸福の形は人それぞれですが、幸福になるメカニズムは、単純でシンプルなのではないか、と考えました。
それを証明するべく、私たちは、世界中の研究者が思い思いに続けていた「幸せ」についての研究成果を、自らの研究成果と合わせて、まとめています。それを皆さんに提示することで、誰でも幸せの意味を知り、幸せへの階段をかんたんに上ることができるのです。
根拠ある「幸せ」を伝えるのが、「幸福学」です。
研究によれば、「幸せ」を感じるのは、実はとてもかんたん。
たとえば、おいしいものを食べたとき、自然と笑顔になっているはずです。
仲のいい友達と時間を共にするとき、笑いがあふれていると思います。
たまの早起きで感じた朝の空気。思い切り深呼吸をしたときに感じる爽やかさも、経験したことがあるのではないでしょうか。
これらはみんな、学術的にも証明されている「幸せの法則」なのです。
そんなことで?
と思えることで、私たちはいくらでも幸せになれます。
幸せを感じられる習慣をいくつも持っていると幸福を感じやすい。ちょっとしたことでもそこに幸せを感じられるかが焦点でなんでも良い。どんな時にちょっと気分が良くなるのか自問自答してみるとそこに幸せを見出せます。これも訓練でなんでも悲観的になってしまう人にはちょっと難題かもしれません。しかし、ちょっとした幸福はそこらじゅうに転がっています。
自分の持っているものを数える
「自分が恵まれている点に意識の焦点を当てることで、感謝など肯定的な思いが生じる」という研究結果があります。
「恵まれている」と考えると、誰かと比較してしまいがちなので、それよりも「持っているもの」と置き換えるほうが、適切でしょう。やる気、優しさ、足の速さなど持ち前の性質や特技でも、具体的な持ち物でもかまいません。
「自分の持っているものを数える」ことは、いま自分が置かれている状況にすでに幸せがあるという事実を感じること。
意識していたものから無意識下まで、あなたが持っているものは、意外とたくさんあることに気づくと思います。
とはいえ、「私は何も思い当たらない」と思う人も多いかもしれません。そんなときは、次の4つのヒントから考えてみてください。
① いまこの瞬間に集中できているか確認する(できていなかったら深呼吸)
② 自分のいいところをひとつでもいいから挙げてみる
③ 周りにいる信頼できる人を思い浮かべてみる
④ どこか体の一カ所でも調子のいいところを探してみる
4つすべてを確認できなくても、 ②~④ の中のひとつでも当てはまることがあれば、それは、あなたが「持っているもの」です。あなたは自信を持って、「それがあるから、私は幸せ」と言ってOKです。
「幸せ」は本来、主観的なもの。 自分が持っているものや幸せに感じることは、誰かと比べるものではなく、自分だけが幸せを感じるものでいいのです。
ないものねだりをしているばかりだと不幸を感じやすいかと思います。なので自分の持っているものを数えます。僕の場合友達はいないがSNS上には同じような趣味を持つ人々とのゆるい繋がりがあるとか妻や子供はいないが親は健在とか数えればいくらでも自分の持っているものが出てきます。物事をポジティブに捉え楽観する力を養えば幸福はいろいろだと思います。
今が辛くて自分は不幸だと嘆く人に送る幸福の数え方。ないものを嘆くより今ある幸せを大事にする。日常の至る所に幸せは転がっているのでそれらを拾い集め大切に!
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