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お金の不安ゼロ化メソッド|しゅうへい|誰かのために頑張るのは得意なのに自分のためとなると急にヘタになる

満員電車に揺られ残業して帰るぐらい仕事人間なのに、将来のための副業は諦めてしまう人が多い。みんな誰かのために頑張るのは得意だが、自分のためとなると急に頑張れなくなる。あなたはもう十分他人に尽くしています。これからは自分の将来のために!

100年前の働き方をアップデート

実はサラリーマンという働き方は100年前からあります。一説によると、サラリーマンが誕生したのは第1次世界大戦直後の1920年くらいとのこと。

つまりぼくたちは、100年前に誕生した仕組みをそのまま今の社会で使っているだけなのです。この事実、よく考えたらすごいですよね。だって100年前と今とでは何もかもが違います。

たとえば移動手段。昔は石炭を燃料にした蒸気機関車が主流でしたが、今は新幹線で楽にそして速く移動できます。お米を炊くのも、いちいち 竈 で火を起こさなくても、ボタンひとつで炊飯器がおいしいご飯を作ってくれます。

100年どころかこの 10 年でも大きく変わっています。ボタンの多いガラケーから、スマートフォンに大きくアップデート。センターに詰まっているメールを確認することもなくなり、LINEで手軽に連絡が取れるようになりました。 「遠距離恋愛で電話代が大変!」なんてことも、遠い昔の出来事のようです(笑)。

このように、100年間で身の回りの生活やツールは一変していますが、働き方はほとんど変わっていません。労働時間が短縮されたりリモートワークが導入されたりと、多少のアップデートはありますが、蒸気機関車から新幹線、ガラケーからスマートフォンへ、というほどのインパクトはありません。

昔と変わらず、今でもスーツを着て同じ時間に同じ場所で仕事をするのが基本。根本的には100年間ずっと同じなのです。

でも実は、 すでにアメリカではサラリーマンの働き方が変わりつつあります。

ランサーズでまとめた『フリーランス実態調査2021』によると、2019年時点でアメリカの労働人口の約 35%はフリーランス。 つまり3人に1人がフリーランスです。 さらに言うと、2027年にはフリーランスとノンフリーランス(会社員)の人口が逆転するとの試算もあります。

「アメリカだけの話でしょ」と思う人もいますよね。

実は日本でもフリーランスは増えています。先ほどの調査によると、2021年の日本のフリーランス人口は副業も含めると1670万人。東京都の人口よりもさらに約300万人も多い数字。これは労働人口の24%に当たります。意外な数字ではないでしょうか?

このように「サラリーマンという働き方が普通」というのは古い考えなのです。

社会の変化に合わせて、アメリカでも日本でもフリーランスは増えています。もしあなたの生きづらさがその働き方にあるなら、少しずつ変えていきましょう。

僕はコロナ禍前からガジェット系YouTuberが好きでフリーランスで働く人を多くみてきたからか、フリーランスに対する耐性を持っている。コロナ禍で培ったリモートでの仕事を武器に、これからフリーランスでやっていこうという人は増えたのではないかと思う。家にいる時間のほとんどを仕事に費やしてしまうというデメリットはあるが、その辺を理解した上で自制できるのならフリーランスも選択肢の一つとして有効だろう。

マイホームは負債であると認識する

マイホームは銀行の資産であり、あなたにとっては負債です……これを聞いて「そんなバカな!?」と思った人もいるでしょう。

はじめにお伝えすると、ぼくはマイホームを買っちゃダメと言っているわけではなく、「マイホームは負債であると認識しましょう」と言いたいのです。

順を追って説明していきます。  ロバート・キヨサキ氏の世界的名著『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房)では、資産と負債を次のように定義しています。

・資産:自分のポケットにお金を運んでくれるもの

・負債:自分のポケットからお金を奪うもの

ではマイホームはどちらでしょうか?

住宅ローンを組んで購入する人が多いので、「住宅ローン」は資産なのか、負債なのか? と考えたらわかりやすいでしょう。

もうおわかりですね。住宅ローンは多くの人にとっては負債です。

なぜなら、あなたのポケットからお金を「奪う」ものだから。もちろんマイホームだけでなく、世の中のあらゆるローンは負債です。ローンの支払いによって、ポケットの中からお金は減りつづけます。

負債が悪いと言っているわけではなく、本来は負債なのにそれを資産と思っていると危険という話。だからこそ、前述した資産と負債の定義を頭に入れておきましょう。

マイホームが資産になるパターンは、「購入金額以上で売れた場合」と「払っているローンの返済額以上に家賃収入が見込める場合」だけです。

借金は嫌いだと言いつつマイホームを購入するためには平気で35年ローンを組む人が後をたたない。マイホーム購入のためなら負債も厭わない人がなぜこんなに多いのか?今いる場所や仕事に縛られるこの行為が蔓延するのはなぜか?マイホームは負債という意識が低過ぎるから。都心で駅近な好立地マンションならそれなりに資産価値はあるものの、郊外の一戸建てなんか買った日には35年後、資産価値はほぼゼロに等しい。

お金の不安をなくすために知っておきたい情報が満載。あなたの将来の選択肢を多く持つために、こうした知識を蓄えておけば人生の分岐点での参考になる。

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