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超一流の雑談力|安田 正

あたりさわりのない無意味な雑談ではなく、「意味のある雑談をすれば、仕事や人間関係が変わる」。そんなメッセージのもと、雑談力を高める方法を具体的、実践的に解説したのが本書です。たとえば、「声は、ドレミファソラシドの『ファ』か『ソ』」「『なるほどですね』『そうですね』は話を聞いていない人の反応」「『なぜですか?』は愚問」など、全38項目でそのテクニックを紹介していきます。さらに、日常で雑談力を鍛えるためのトレーニング方法も収録しており、初心者からある程度話し方に自信がある人まで、すぐに実践できるノウハウが詰まった一冊です。

「信頼できる」「好き!」と思ってもらえる自己開示

さまざまな研究の結果、その人に対するおおむねの評価は会話が始まってから1分。最長でも4分で決まることがわかっています。「できる」「できない」「信頼できる」「信頼できない」「好き」「好きでない」といった評価は出だしで決まる。これはつまり、相手に提案したいことやお願いごとがあるとき、気になる人を食事にお誘いしたい場合など、最初にいい印象を与えているかどうかで、そのあとの関係にかなり響いてくる、ということです。

軽い失敗談などの気安さを生むエピソードを

では、どのような手順を踏むとよい印象を与えやすくなるのでしょうか?会話の序盤でぜひ取り入れていただきたいテクニックとして挙げられるのは、適度な「自己開示」をすることです。自己開示とは、文字どおり自分を開くこと。自分はこういう人間です、と相手に伝えることです。雑談の際、一方的に自分のことばかり話すのはNG。これは「自分勝手」などの悪印象を与える雑談です。かといって「目の前の人がどこの誰だか、何を考えているのかわからない」では、相手も安心してコミュニケーションが取れません。そこで、自己開示をしていくことで距離を縮めるスピードを早くするのです。具体的なやり方としては、「自慢話はしない」「軽い失敗談を話す」 といったことが基本になります。

適度な自己開示これが簡単なようで難しい、初対面の人、あるいは顔見知りではあるが深い関係ではない人に、いきなり自己開示したところで「だからなんなの」となってしまったら元も子もない。僕にように元来人見知りの人間にとっては、しょっちゅう顔をあわせる、コンビニやカフェの店員さんですら、相手は仕事で笑顔を振りまいていると考えると踏み込みズラい。話の掴みが圧倒的に苦手なので、挨拶以上の話を他人と交わすのは僕にとっては無理難題ww

Yahoo!ニュースではなく、日経産業新聞

勤め人はもちろん、そうした人たちとやり取りをする可能性がある人は、最低限が日経新聞。ただ、それでは相手に話を合わせるくらいで精一杯でしょうから、より質の高い情報を探すときには「日経産業新聞」 がおすすめです。日経産業新聞は専門紙ですが、手に入れやすく、その割に読んでいる人が少ない。さらに、さまざまな業界の情報がバランスよく載っていて難易度もちょうどいいのです。さらに、雑誌でいえば『プレジデント』 や『日経ビジネス』 あたりをおさえておくと仕事の雑談にはちょうどいい情報が手に入るでしょう。これに加えて、『週刊文春』『週刊新潮』 などの週刊誌も1冊くらい読んでおくと大衆的な情報も入ってくるのでおさえておきたいところです。では、テレビ番組はどうでしょうか。私がおすすめするのは、NHKなどで時事問題を幅広く扱っている番組や、ビジネスものでは「カンブリア宮殿」「ガイアの夜明け」 あたりをフォローしておいていただきたいところです。また、生活情報ならば「ためしてガッテン」。健康などの身近な生活情報は誰とでも話ができるという点でおさえておくとよいですね。

僕はビジネスマンではないのでこれは必要ないかなとは思いつつも、アラフォーなので、これくらいの情報量は自分の中に持っていてほうが良いのかなとも思ったりもする。読書はするので、自分の興味のある分野については深掘りしているが、そうでない分野は主にテレビの情報が僕を構成している。サブスクリプションサービスなどにより雑誌などを読むハードルは一気に下がってきた昨今。自分の興味の範疇から飛び出すことも容易になってきています。たまには自分のテリトリー外の情報にも触れておくのが大人なのかなと思います。

会話が終わったらすぐメモを取る

たいていの人は 1回目のコミュニケーションでせっかく距離を縮めることに成功しても、2回目でその関係性をリセットして、また初めから関係をつくり直すことが多いからです。そうならないために、距離をさらに縮めるのに必要な情報を覚えておく。そのための雑談ノートということです。ちなみに私は、録画したテレビ番組や新聞などを見聞きしているときも、気になったことがあるとすぐにiPhoneにメモを取るようにしています。そして、移動中などにそのメモを見返して、社員などに話してみて、仕事の雑談でも使えそうか反応を見ます。こうしたアウトプットの練習ができていない人は、毎日気になったことをメモする習慣をつけてみてください。 毎朝の通勤中にメモを確認して、朝最初に出会った人に、その内容を話すような習慣ができれば、間違いなく雑談力は上がっていくでしょう。

興味関心といったものを自分の雑談に生かすにはメモやなんかが威力を発揮する。読書なら隙間時間に付箋を貼った部分を読み返したりすることで自分のものにしていく。僕の場合は一冊の本につき3〜4箇所気になったところを引用し、その時思ったことをブログに記事としてアップしています。ですが雑談力は全然アップしない。人見知りにとって雑談には勇気が必要だと思う今日この頃です。

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