「投資が苦手な人、この指とまれ!」バラつみ投資のプロセスはたったの3つです。
1.ネット証券に口座を開く。
2.バランスファンドを選ぶ。
3.毎月定額のつみたてを設定。
あとはすべて「しくみ」に任せる『全自動運用』です。バラつみ投資にむずかしい知識は要りません。いちいち数字をチェックしたり、こまめに市場を見る必要もありません。一度決めたら、あとはのんびり、放ったらかしにするだけ。これなら、お仕事に忙しい人、細かい作業が苦手な人、石橋を叩いて渡るタイプのあなたも、のんびり無理なく投資が続けられるはずです。
『バラつみ投資』とは?
『バラつみ投資』とは?バランスファンド×つみたて投資のこと。
バランスファンドとは、世界中の株式、債券などをバランスよく組み入れた金融商品のこと。文字通り「世界に営み」を買うことになります。つみたて投資とは、毎月定額でお金を入れて行くことです。
○何を買うのか?→バランスファンド
○どのように買うのか?→毎月定額でつみたて
たったこれだけです。バラつみ投資は拍子抜けするほどシンプルなしくみです。しかも、ネット証券という窓口を利用すれば、誰でも月100円から投資をスタートすることができます。「100円です!」
○どこで買うか?→ネット証券
少額から可能なこのバラつみ投資にはいくつかのメリットがあります。あなたのお金を「貯金」と「投資」に振り分けやすくなります。お金の管理の主役はあくまで「貯金」とし、「投資」はサブプレーヤーと考えます。お金を守りながら、少しだけ投資を行い育てて行くイメージです。バラつみ投資は少額から可能なので毎月の貯金を8,000円(主役)投資を2,000円(脇役)といった振り分けが可能。こういった資産形成の方法は日本よりも海外で盛んに行われており、意外とメジャーな方法なのです。
人生100年時代のお金の話
『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』という本がありますが、その中で、各年代の平均寿命が予想されています。
- 1987年生まれの人は「98〜100歳」
- 1977年生まれの人は「95〜98歳」
「えっ、ウソ!」と驚かれるかもしれませんが、長寿は、人間が病気という不確実性と戦ってきた成果でもあるわけです。ほんらい、老後(セカンドライフ)は、穏やかに自分を慈しむ時間のはずです。しかし同時に、誰もが自分のお金を管理することが求められます。
僕は1974年生まれなので病気に気をつければ95歳ぐらいまでは生きることに。セカンドライフというには長すぎる老後。年金だけでは生活が苦しく、貯金を切り崩しながらの生活が予想されます。なので、今から本気で資産運用とか考えないといけないとは思いつつ、どこかで自分は多分早死にだと自分を言い聞かせて、現在つみたてなどは一切おこなっていません。(幾ばくかの貯金はありますが、長い老後を過ごすには少なすぎです)不安になるばかりでもしょうがないので、こういった投資に関する本を読んでは見るものの、なかなか重い腰をあげることはありません。
投資信託は大きなフクロ
バランスファンドは、ドラマティックなことは滅多に起こりません(なぜなら、広範囲に分散を施しているためです)。
○「ひとつの株式を選ぶ」→究極のズームイン
○「バランスファンドを選ぶ」→究極のズームアウト
試しに「グーグルマップ」を使って、たったひとつの株式への投資をイメージしてみましょう。「ABC商事」への投資は、グーグルマップ上で友人の家を特定していくようなものです(どんどんズームインします)。これは、「どこの」、「どんな資産の」、「どの銘柄?」というふうに、投資対象を絞り込む感覚に似ています。
この絞り込む作業こそ投資の醍醐味だったりするわけで、そこには大幅にキャピタルゲインを得たり、その逆だったり、とドラマチックな出来事が待っていて、自分で銘柄を選ぶことでアドレナリンを分泌させるようなことがよく起こります。それに比べ投資信託、中でもバランスファンドは広範囲に分散しているのでドラマチックなことはあまり起こらない。年間通してマイナスの年もあれば好景気でプラスの年もあり、長期間運用することで平均するとプラスになることが多いというのがバランスファンドです。
バラつみ投資の欠点は盆栽を育てるが如く毎日代わり映えのしないこと。投資の全てを「仕組み」に委ねるため、自分でコントロールできる余地があまり残されていません。なので、投資を自己判断で行いその成果を自分のものにしたいという自己顕示欲が強い人には向いていません。あなたにできることはひたすら態勢をキープしつみたてを続けることだけ。リターンも地味なものです。そのためバラつみ投資実行中に、もっとリターンの大きい投資先に変更したくなるという落とし穴も。
この書籍は本の題名にもあるように投資初心者に向けたバランスファンドでつみたて投資で楽して資産を増やそうというもの。表紙だけ見て内容がわかるので、わざわざ買って読むようなものではないかもしれませんが、Kindle Unlimited読み放題書籍となっているので興味がある方はどうぞ。
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