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仕事が早い教師の「絶対にやらない」習慣とは?

「とにかく忙しくて時間がない」「何から取り組んでいいのかがわからない」などと悩む教師の方は必見!「本当にやりたいこと」に取り組むための、「やらなくていいこと」を解説した働き方を見直せる1冊!

「叱り方」を身につける

「やらない」習慣の原則その3、それは「叱らない」です。ここでいう「叱らない」とは、ただ単に子どもに甘くするというわけではありません。子どもの成長のために、時と場合によっては叱らない方がよいときがあるということです。

とはいえ叱らないわけにはいかないので、叱る際に以下の点に注意すること。

  • 間違えてしまった子どもに人格を叱るのではなく、「行動」を叱る。
  • 叱る時間を短く、限られた時間だけ叱る。
  • 叱った後にすぐ「切り替え」をしていつまでも気持ちを引きずらない。

一方で、褒めるときは、感情のままに褒めてあげましょう。そして叱る際は、冷静沈着になって理性的に淡々と。

「やりたいこと」から始めない

どんな仕事にも優先順位が存在します。その基準がしっかりしている先生は迷わず仕事に取り組めます。逆をいえば、自分なりに優先順位を決める基準が定まっていないと、複数の仕事が舞い込んだ場合、何から着手すればよいかで迷ってしまい、それだけ時間とエネルギーをロスしてしまうのです。

複数の仕事に取り組む場合はまず、紙に書き出してみましょう。ToDoリストでもいいですし、手帳やノートでもいいです。そのリストを見ると、そこまでやらなければいけないことは多くないはず。それからやるべき仕事をこなしていくわけですが、優先順位を間違うといつまでたっても仕事が終わらない残念な人になってしまう可能性も。僕の場合はやるべき仕事の順位が3位以下の仕事は一度やらないことリストに入れてしまいます。この際、他人から頼まれた仕事はできるだけ優先順位を高く保つよう調整します。他人から振られた仕事の完遂が速いとそれだけ信頼度が高くなっていくからです。

注意しなければならないのは何でもかんでも仕事を受けずに、断る勇気も持つこと。自分だけにしかできない仕事なんて世の中にさほど多くはありません。断っても仕事は誰かが回すものと理解しましょう。角を立てずに「お断りする方法」とは?「締め切り直前の仕事があるので‥‥」「息子のガッっこう行事があるので‥‥」とか理由をつけて先延ばしすることで相手も諦めてくれることがほとんどです。

「睡眠負債」を作らない

学生時代、自分の睡眠不足自慢をしている人が周りにいませんでしたか。もし、それと同じことを教師、つまり社会人になってもしているのであれば、それは恥ずかしいことであると認識すべきです。なぜなら、睡眠不足=自己管理不足ということを公に発表しているようなものだからです。もちろん、私も現職の教員なので、どれだけ現場が大変で、睡眠不足になるほど仕事をしなくてはいけないかはわかっているつもりです。

睡眠不足は百害あって一利なし。実は睡眠中、脳は眠らず脳内の情報整理をすることがわかっています。一晩ぐっすり眠れば、悩んでいたことがスッと解決したなんていうことを経験したことがある人も多いことでしょう。僕は何が何でも眠る派です。しかもロングスリーパーらしく普通の人より長く眠る傾向があります。自分の適正睡眠時間はアラームをセットしないで、二度寝もしてどれくらい眠れるか試したのち、どれくらいの睡眠時間でスッキリ目が醒めるかを測ってみればわかります。

飲み会に「毎回」付き合わない

とはいえ、「飲み会のお誘いを断ると人間関係に影響が‥‥」と思ってしまう方は、この真実を知っておいてください。あなたが思ってるほど、人はあなたのことを気にしていません。なぜなら、飲み会の目的はたいてい、美味しいモノやお酒を口にしたいか、みんなでワイワイしたいか、愚痴を言い合いたいかのいずれかだからです。いずれも、あなたがいなくてもできることばかりです。

僕はお酒をやめて10年以上たつのだが、飲まなくても全然やっていけるし、むしろお酒を飲む時間で、今までできなかったことができるようになったりとメリットの方が多い。職場の付き合いなんかでもあなたが無理して参加しなくても、酒好きな人はいくらでもいるのでスルーしても他の人が誘われるだけなので気にやむ必要はありません。

「一人ぼっち」で悩まない

子どもたちや保護者のこと、あるいは、仕事上の悩みが重なると、自分が世界で一番不幸な人のような錯覚に陥ります。ちなみに、私は本気でそう思っていました。そのような気持ちになってしまうこと自体は否定しません。しかし、少しだけ視野を広げて考えると、世界中の誰かが自分と同じようなことで悩んでいたことがあるはずです。

あなたが何かに悩んでいるとしたら、もしかしたらその悩みは先人たちが解決している悩みかもしれません。職場の上司や先輩、著名な先生であれば、問題解決に役立つ書籍が出ているやもしれません。自分が悩んでいるテーマの書籍を2〜3冊読んでみましょう。

今日、教師という仕事に付いている人は様々な環境の変化で大変な仕事になってきています。ストレスを溜めずに、日々の仕事をこなしていくには「絶対やらない」と決めてしまった方が楽な習慣がいくつかあります。それは教師以外の職業でも当てはまることかと思います。取捨選択をしっかりして効率よくスピーディーな仕事をするためのヒントがここに。

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