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『 孤独をたのしむ力』本当に大切なものは一人で見つける!

「孤独は寂しい」と思い込んでいませんか?「ひとりでいると寂しい」「フェイスブックやLINEで誰かとつながっていないと不安」「大切なことを自分ひとりで決められない」こんなふうに感じることがあるなら、生きることが息苦しくなってしまうのも当然です。そうした状態を抜け出すには、「ひとりでも平気」と思える自分に変わることです。人生で本当に大切なことは「ひとり」で見つける。そこで、本書では「孤独」をたのしむためにやめるべきことをピックアップ。やめられない人と、やめられた人では、人生がどう変わるかを紹介します。

自分をむやみに励まさない

道徳的なあるべき論にとらわれて、「無理に自分を励まそうとしない」ことです。たとえばうまくいかないときや、挫折しそうなときに、「くよくよするな、自分」「しっかりしろ、オレ」「こんなことでへこたれるな、私」「がんばれ、私」と、自分に言い聞かせることがあります。もちろん、自分を鼓舞して気持ちが復活する人は、どんどんすればいいのですが、「がんばれない自分がいる」ことまで否定すると、自分が崩壊します。特に世の中は「がんばれ」「あきらめるな」という努力信仰が強いですから、がんばれない自分を卑下したり、自己嫌悪に陥ったりしかねません。

大切なのは、「あるべき論」で固められた自分自身に対して説教するのではなく自分の声を受け止めること。僕の場合、時には「ああ、電池切れだ。これ以上頑張るのは無理」と思ったらすぐに作業など、今取り組んでいることを放棄し、休憩することにしています。「〇〇せねばならぬ」という足かせを外してあげることで自分の本心と向かい合うことができます。

「ウソ・隠し事・見栄」はいらない

孤独をたのしめる力は、他人の目を気にすることなく、いまの自分を主役に置いて振る舞える勇気につながります。だから、ウソや隠し事、見栄は不要で、すべて正直ベースで過ごせる。すると、「こんなさわやかな日々はない」という感情を抱くことができます。そして、「他人を意識した理想の自分」で本音の自分を隠すのではなく、本音の自分を出しながら「自分が幸せに感じられる理想」に近づけるよう修正していくのです。

自分の本心をごまかさない生き方をすれば、ウソも見栄もいらないというが、自分の好きな洋服を着ているだけなのに、あの人は見栄を張っているとみられてしまうこともある。何に比重を置くかは人それぞれ。服装などどうでもいいと思っている人にとっては、僕は見栄っ張りに見えるだろうが、本人に見栄を張っている意識はない場合も。ウソや隠し事、見栄は相手あってのことなので、家族以外と接触する機会が少ない孤独な僕にとっては、もともとないも同然とも言える。

「いざという時に相談できる友達」はいらない

いざというときに相談できる友達は多いほうがいい、と思うかもしれません。しかし、その「いざ」とはどういう場面でしょうか。そして、その場面に対処できる能力を持った人は、どれくらいいるでしょうか。

友達は多いほうがいいとはよくいうが、緊急事態に対処できる能力を持っている友達でなければ、その場を収めることはできない。いざという時相談できる友達より、専門家の方が何十倍も頼りになる。いざという時役に立つのはやっぱり友達ではなくお金だと思う。それに、普通に生活していれば「いざという時」はそうそう訪れない。もし訪れたとしても、その友達が解決できる問題でなければ友達はいないも同然。だから、大人にとって必要なのは、友達よりも切磋琢磨し合える仲間や戦友、同志やライバルです。目標に向かって努力している人の周りに人は集まってくるものです。

他人から影響されるのは、「自分の声」をないがしろにしているから

孤独を恐れる人は、他人に影響されやすい側面を持っています。周囲からはずれないよう配慮するあまり、「自分の声」よりも「他人の声」を重視しているからです。他人からの評価を優先させれば、他人が「良い」というものを「そうか、良いのか」ととらえ、他人が「悪い」というものを「そうか、悪いのか」と受け入れてしまうことになります。それは自分で選択しているようでいて、実は無意識のうちに周囲に選択させられているわけで、自分ではなく他人の人生を生きているのと同じことです。

なぜ他人に影響されてしまうのか?それは自分の考えに自信を持てないから。それは自分の本音を信用していないということ。最近ではSNSでのやり取りが増えていて他人からの承認を得たいという欲求は高まっているように思います。普段の生活が「いいね!」を押してもらえる人と、「いいね!」をもらうために熱心な人の間には深い溝があるのです。自分の声をないがしろにすると窮屈な世の中で生きていかなければならなくなります。

僕は会社を辞めてから十数年たち、 友達も皆無ですが、それなりに楽しいことを見つけて孤独を楽しむ力は醸成されている方だと思います。友達がいなくても孤独な時間を楽しむことができればそれはそれで有意義な時間が過ごせるということ。特に読書は孤独な時間を楽しむための最強な趣味だと思います。ひとり時間に読書を取り入れてみては?

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