「心の癖」を変えて幸せに生きる｜相川圭子

2020年12月28日

心の持つ癖を理解し、それを自在に操ることで幸せに生きる術を見出そう。何も考えていないと心は壁にくっつくように作用します、真ん中にいることであなたは最高の状態へ。幸せに生きるための人生訓。

魂の存在に気づく

人の行為は、欲望によって突き動かされています。それは、神の命令からくるものばかりではありません。つまり深い知恵からくるのではなく、カルマの仕業なのです。人は、カルマによって次から次へと欲望をふくらませ、翻弄され続け、行為をし、生きていくことになります。さまざまな願いを叶えながら、生き続けていくのです。その一方で、人生は願いが叶わず、無知な思いや感情に振り回されての我慢の人生でもあるのです。こうした、エゴを肥大させたり、悪いことばかり起きてしまったりする人生のやり直しは、できるのでしょうか？真の成長をはかる人生を進んでいけるのでしょうか？しかし、自分の内側は本来、変えることができません。つまり、運命は変えられないのです。あなたが生まれたときに授かった運命を背負って、生涯、生きていかなければならないわけです。あなたが持っているものは、家でも車でも買い替えることができます。しかし、自分の心と体は、調子が悪いからといって買い替えることができません。では、いったいどうしたら、自分の心身を買い替えずに幸せになれるのでしょうか。ここに、人が真に幸せになれる、ありがたいヒントがあります。ヒマラヤ秘教からの朗報です。ヒマラヤ秘教によって、カルマを変えることができるのです。あなた自身が良いカルマを積むことにより、カルマを変え、運命を変えられます。それはヒマラヤの恩恵の悟りへの道にあるのです。

自分が背負った運命を全うするということに気づくということは救いになると思います。どんな苦難でもそれをこなしていくだけの力を天は与えてくれていると思えば前向きになれます。自身がカルマを積むことによってそれは達成されます。

人のせいや社会のせいにしない

うまくいかないことを、他の人や社会のせいにしても、現実は変わりません。しかし、外側のせいにすることで、そのときだけは自分を助けることができます。だから、あえてそのように思うわけです。うまくいかなくなった原因を引っ張り出したのは、自分です。失敗の原因が勝手にやってきたのではなく、自分が呼び込んだのです。極端に言いますと、すべては自業自得であり、自分の責任なのです。自信がないので前に出ることができない。逃げてばかりいる。すぐに嫌だ、できないと思ってしまう。そのような人は、自分を責めたり、嫌っていたりもします。他人も嫌いになるのですが、その前に自分が嫌いなのです。だから、他人を嫌悪し、他人からも扱いづらい人ということで嫌われてしまいます。自分のできないことから逃げ、自分からさえ逃げているともいえます。あなたの行為が良いものであれば、結果も良いものになるというカルマの法則があります。あなたの発する言葉が良いものであれば、結果も良いものになります。あなたの思いが良いものであれば、結果も良いものになります。良いものとは、エゴがなく、純粋な思いから生まれたものです。

僕は自分大好きww うまく行かないことも色々あるけどその選択肢の少ない中から楽しいことや有意義なことを見つける能力には長けているように思います。どんな状況下でも楽しめるのが僕の良いところ。

「真ん中」にいるということ

今の日本には、素朴な信仰を持っている人が非常に少なくなりました。「信仰を持ったほうがいい」などというと、宗教の勧誘のように思われてしまいます。私の道場には、出家した修行者も在家の修行者もいます。私はすべての人にディクシャを与えています。出家者はいつも私のそばにいるというメリットがあります。彼らは与えられた密かな修行をして魂の浄化をしています。ディクシャを与える多くは、在家の修行者です。合宿に参加するのも、ほとんどが在家の修行者です。その在家の修行者に対して、私はこれまで「信仰が大切です」というようなことを言ったことがありません。それは、信仰が大切であることなど、あえて言う必要もないくらいに、当たり前のことだと思っていたからです。ところが、そうではなかったようです。日本にはもう素朴な信仰がなくなっているようですね。由々しきことだと思います。

信仰を持たなくたって人生は修行の場であることは皆同じ。皆それなりに課題を抱えて生きているわけです。信仰が大切だと他人にそれを押し付けるのは何かが違います。人それぞれ幸せに生きるために必要なものというのは違うものなので、好きにすれば良いと思います。

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