いつも一人でいるあなた、それは変わり者でもなければ欠陥があるわけでもありません。むしろ社会に必要とされる資質が備わっていると言えるのです。内向性を社会のために役立てる方法は自分のそういう性格を適切に評価することだ。
内向型の人と外向型の人は 自己表現の方法が違う
外向型人間は内向型人間が苦しんでいると誤解しがちだが、内向型人間は問題を内面化し、物事を自分の中で処理しているだけである。一方、外向型人間は問題を外面化し、他人との交流の中で問題を処理しようとする。 ローリー・ヘルゴー(アメリカの心理学者、ニューヨーク市立大学教授)
内向型の人は物事を内面化する傾向がある。私たちは問題について考えるとき、他人と話し合うよりも、自分の頭の中で考えることを好む。 私たちは自分の問題を解決するために、他人と問題を共有して解決策を見つけるよりも、自分の内面を見つめることを好む。私たちは黙ってひとりで考えることができるときに最高の状態になる。 だから会議の場でいきなり素晴らしいアイデアを出すことを求められても、たいていの場合、あまりいいアイデアを思いつかない。
それと同様に、 私たちは話す前によく考えるのが好きで、事前の通告なしで話をするのは苦手である。一方、外向型の人はまず話し、話しながら思考を研ぎ澄ます。どちらがいいというわけではなく、内向型の人と外向型の人では自己表現の方法が違うだけである。
ともすると内向型の人は考えすぎる傾向があるが、たいていそのほうがうまくいくので、必ずしも直す必要はない。
内向的な人はまずは自分の頭の中で思考する癖がついているため、アイデアの創出が得意だったりする。会議の場でいきなり良さげな意見を求められても内向的な人は適当なことが言えない。なので黙りがちだが、熟考しているので会議以外のところで力を発揮することも。事前にこれこれこういうことを議題とすると前もって提示して貰えば良い良いアイデアも出るというもの。
内向的な性格に合った人脈づくりの方法
人脈づくりのイベントに関する説明は以上のとおりだが、それに参加するかどうかは完全にあなたの自由である。参加したければ、それでいいが、参加したくないなら、無理に参加する必要はない。人脈づくりのイベントは必須ではないからだ。従来のイベントよりもストレスにならず、疲れずにすむ人脈づくりの方法を紹介しよう。
① インターネットで人脈づくりをする。 幸いなことに、現代社会ではインターネットという便利なツールがある。始めるに当たってはリンクトイン(LinkedIn)が打ってつけだが、あなたの業界に関連したサイトはほかにもたくさんあるはずだから、それを利用して人脈づくりをすればいい。フェイスブックにも膨大なグループが存在する。たとえば私は著述家グループのメンバーだから、イベントに行く必要がないし、つながりをつくるために誰かと会って話す必要もない。インターネットなら可能性は無限にある。だからもし人脈づくりのイベントに出かけるのが嫌なら、ごくわずかなイベントに行くだけにするか、それを全部やめることを検討しよう。その代わり、インターネットでの人脈づくりに専念すればいい。
② すでにある人脈を広げる。 あなたはすでに自分の人脈を持っているだろうし、その人たちも自分の人脈を持っている。とすれば、その人たちの人脈を活用しない手はない。
たとえば、同僚のひとりがあなたにとって関心のある異業種の人を紹介してくれるかもしれないから、その人と一緒にお茶を飲みながら話をするといいだろう。
これは、人脈づくりのイベントに出かけて何かを得ようとするよりずっと簡単なやり方である。
【人間関係】 どんなパーティーにも2種類の人たちが参加している。早く家に帰りたがっている人と、その場に残りたがっている人だ。困ったことに、その2種類の人たちはたいてい夫婦である。 アン・ランダース(アメリカのコラムニスト)
あなたのパートナーや子供は外向型だろうか? 円満な関係を築くためには、外向型の人と内向型の人がお互いのニーズをよく理解することが不可欠である。
内向的な人が外交的な人と一緒に長時間いると疲れたりする一方助けられる側面も多い。自分にできないことを補い合うという点では疲れるだけのメリットはあると考えるのも良いだろう。よくあるのが夫婦で外交的、内向的が違う場合。趣味や習慣が違うと奥さんや旦那さんに付き合うのが苦痛になったりする。お互いにニーズをわかっていればそれも解消される。
一人でいるのが好きな人の上手な生き方を中心に書かれた書籍。内向的な人に読んでもらいたい問題解決ブック。
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