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自分を責めないで 陽のあたる場所はかならずあるから|倉原佳子|あなたが輝く場所はどこかに必ずある

自分が嫌い、自分を責めてもろくなことはありません。あなたが輝く場所はどこかに必ずあるはず。そんな日の当たる場所へ一緒に行きませんか?自分を好きになれれば他人も許す事ができます。

境界は人間が作ったものにすぎない

マリアセンターで歌を奉納したあと、近くにあるイエス、ヨハネ、モーゼがたどったとされる道を歩いてみました。そして、聖書に登場する川の水に触れ、魚を食べるうちに、まるでマリアさまがイエス・キリストのことを「これが私の息子なのよ」と紹介してくださっているかのような気持ちになりました。宿泊した翌日、宿の窓からイスラエルの国境地区をながめると、荒野に朝日が昇るところでした。 境界が絶対なわけではない。自分の意志で、境界を飛び越えることはできる。 すべてを分け隔てなく愛し、包みこむ生き方もできる。ヨハネから洗礼を受けたイエス・キリストが悪魔の誘惑を受けたとされる荒野を見ながら、私はそう考えていました。もしかしたら、孤立することもあるかもしれません。母と子の尊い絆でさえ、ときには境界となって関係を隔て、その境界が母はもちろん、ときには子どもすらもとことんまで傷つけることがあることを、私は体験してきました。しかし、すべての境界は人間が作ったものにすぎないのだと強く感じています。イスラエルでの日々と、出会った人々、聖なる土地、そして、ときには涙を流して送られる、はちきれんばかりの拍手が私に教えてくれたのです。

よく考えてみてください、あなたの前に立ちはだかる壁は本当に存在するものでしょうか?あなた自身が築いた壁であることもあるので、その場合あなたの心持ち次第で取っ払う事ができます。境界は人間が作ったものにすぎません。さあ、これで境界を飛び越える準備ができましたね。

続けることで見つかるものがある

中学1年生のある日。私の人生を大きく変える出来事が起こります。私たちの中学校に、ソプラノ歌手の島田祐子さんと、地元大分県出身のバリトン歌手、立川 清 登 さんが来校され、リサイタルを開催してくださったのです。立川さんは当時テレビにもよく出演されており、私たちも顔を知っている有名人でした。そんな歌手がやってきた!それだけでもわくわくする出来事でした。学校の体育館が会場ですから、立派な設備などあるはずがありません。照明も音響も、最低限のものです。しかし、見慣れた体育館に彼らの歌声が響いたとたん、私は全く知らない空間にいるような錯覚に陥りました。私を打ちのめしたのは、圧倒的な〝音〟でした。響き渡る歌声。朗々と、ときには粛々と。歌声が空気を変えていくのが見えるようで、天啓に打たれたようなショックでした。私と同じ肉体を持つひとりの人間のからだから、こんなにすごい音が出ること。そして、それが響き渡ると音楽となり、こんなに心をわしづかみにされること。生まれてはじめて、真の音楽の奥深さとすばらしさを感じ取りました。こんな音楽があるのか! 音楽って、すごい! 私も、もっともっと音楽をやりたい!音楽は理屈ではないこと。譜面をただなぞるのではなく、自分を表現する行為であること。そして、何よりも雄弁に聴き手の心を揺さぶること。それらが、一瞬で理解できた体験でした。私がやりたいことは、音楽。私も人の心に伝わる音楽をしたい。しぶしぶ入った合唱部でしたが、私がやるべきことがわかったような気がしました。「いまのままじゃダメだ」「もっともっと、できることがある」――その日から、私は合唱部の活動に全身全霊で打ちこむようになります。

何事も続けているといつかブレイクスルーが訪れます。成長曲線は最初は急激に上がるものの一定時間が経つと横ばいになったり、ブログのように最初は横ばいが続くのですが、あるときポンとPVが上がることも。いずれの場合も続けていないと成功はないわけです。成長が鈍化しても諦めない人にだけ女神は微笑みます。

好きなことには妥協しない

武蔵野音学大学のキャンパスは、当時練馬区の 江 古田 駅の近くにあり、私は学校の近くに部屋を借りました。家賃は1万3000円。毎月9000円の奨学金をいただいていたので、実家からの仕送りのほかにアルバイトをすれば、学費、生活費、個人でのレッスン代をなんとか払えます。木造2階建ての、六畳一間のアパート。洗い場とトイレは共同、お風呂は銭湯です。日あたりはけっしてよくなく、電話もありませんでしたが、私にとっては、夢にまで見た東京生活のお城でした。英語の家庭教師や、 我孫子 の音楽教室でピアノの先生のアルバイトをしながら学校に通いました。故郷の大分での生活とは、何もかも違います。最初の1年は、毎日を暮らしていくことに精いっぱいでした。学校へ行って、アルバイトをして、レッスンに通い、部屋に帰ってご飯を作って食べたら、寝るだけ。お金を持っているわけでもない、からだひとつで地方から上京してきた 18 歳の女の子。東京でのひとり暮らしに慣れることだけで時間が過ぎていきました。学校での授業は、座学と声楽のレッスンです。同級生たちの多くは音楽の教師を目指している人でした。しかし、私は歌手になりたいという気持ちが強かったのです。そこで学校の先生には内緒で、個人的にレッスンを受けました。発声のメカニズムを知りたくて、ドイツ帰りのバリトン歌手、森明彦先生が主宰する「森発声研究所」に通いました。アルバイト代のほとんどはレッスン代に消えました。藝大生や藝大受験生たちと一緒にスパルタ式の指導を受けたのですが、どうしてもうまく歌えません。 「自分の歌い方を身につけて、自由に歌いたい」という思いはあったのですが、当時はまだ、からだと声をコントロールできる段階ではなかったのです。

好きなことにはお金を投じることをお勧めします。僕の場合、読書と音楽、動画配信サービス、Adobe製品にはサブスクリプションで課金しています。そのほかにもこまごまとしたサービスに課金していますがそれらは日常をちょっと豊かにしてくれる大切なツールとなっています。金額との兼ね合いでやめてしまうサービスもあるのですが、まずはいろいろなサービスを使って見ることをお勧めします。

自分を生きるためのヒントとなる人の生き方。自分と重ね合わせるのも良いし、真似できないことは変化させて自分に適応させて落とし込む。それができればきっと明るい未来が!

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