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手帳で夢をかなえる全技術|高田 晃|自己マネージメントのための手帳活用術

主にスケジュール管理で使われる手帳で人生を再デザイン。手帳をフル活用して日々の計画を立て、自己マネージメントしていきましょう。

手帳で人生をデザインしていく

一度切りの人生において、「収入を上げたい」「もっと広い家に住みたい」「幸せな家庭を築きたい」など、漠然とした願望は誰しもが抱いているものです。

しかし、それらを〝本当のこと〟として実現するためには、頭の中で抱えているだけでなく、具体的に目に見える形で可視化し、実現に向けた日々の行動に結びつける必要があります。

そこで登場するのが、手帳です。

自分が理想とする将来像(=夢) から、それを実現するための行動プラン、そして日々のスケジュールにいたるまで、自らの人生を自らの手によってつくり上げていくためのすべてを「1冊の手帳に集約させましょう」というのが本書で提唱する手帳の活用法です。

これからお話しする手帳の使い方には、1つの前提となる考え方があります。

それは、自分の将来はすでに決まっているものではなく、親や学校の先生、会社の上司が決めるわけでもない。「自分の人生は、自らの意志によって自分でつくり上げるものである」 という考え方です。

その前提を理解し、手帳で自分の「生き方」を描き出したとたんに、人は主体的な姿勢へと変わっていきます。

現に、私が主宰する手帳術に関する講座やセミナーで、目の色の輝きを取り戻す人や、顔つきが変わっていく人を何度も目にしてきました。つまり、「手帳で人生をデザインする」というのは、決してこの本のためにつくられた誇張表現ではないのです。

自分の願望を可視化し、実現に向けた行動プランに沿って自分で自分をマネージメントしていくことで、少しずつ理想へと近づいていく。

手帳は、私たちの可能性を広げ、人生を豊かにしていくための強力なパートナーであり、手帳を活用することは、自分の人生とどれだけ真剣に向き合うかという「生き方」そのもの といえるのです。

手帳の効能を語っているのだが僕はスケジュール管理をデジタル化してしまったので最近はもっぱらNotionというアプリ。無料でもそれなりに使えて万能メモアプリとして活用しています。そしてそれとは別にトラベラーズノートを一冊紙のメモ帳がわりにしています。この運用が結構快適で2年くらい続けています。

夢をかなえる「時間の使い方」の秘訣

夢をかなえるための活動は、自分にとっては当然「重要」なものではあるけれども、得てして「緊急」を要するものではありません。今すぐにそれをやらなければ現在の自分の私生活や状況が危ぶまれるものではないためです。

しかし、「第二領域」の活動は、自分の将来のための投資活動であることから、いかに「第二領域」の時間を捻出するかが夢をかなえるための秘訣であるというのは先に触れた通りです。例えるならば、同じ重要性の高いことであっても緊急性の求められる「第一領域」は「他人との約束」、緊急度の低い「第二領域」は「自分との約束」と表現することができます。

将来、カフェのオーナーになることを目指しているとして、店舗経営について勉強するという行為はまさに「自分との約束」となります。

夢というのは、この「自分との約束」を軽視することなく、毎日の生活の中でコツコツ淡々と愚直に取り組むことで実現されるものなのです。

名著『完訳 7つの習慣』の中では、「農場の法則」という原理について次のように解説しています。 「農場に一夜漬けは通用しない。春に種蒔きを忘れ、夏は遊びたいだけ遊び、秋になってから収穫のために一夜漬けで頑張る。そんなことはありえない。(中略)種を蒔いたものしか刈り取れない。そこに近道はないのだ。」

繰り返しになりますが、「種蒔き」という名の「第二領域」の活動を毎日の中でしっかりこなした人のみが、夢の実現という名の収穫を得ることができるのです。

種まきのように日々こまめに自己管理していくためにレコーディングやスケジューリングを行う癖をつけるとうまくいかなかった時、自戒になって良い。夢や理想の実現という名の果実を得るための土台作り。

手帳術の本はたくさん出ているが、そんな一般的な内容のものとそう変わりはないかと。とりあえず手帳を有効活用したい方は読んでみると良いかと。すでに自分なりに手帳を運用している方には更なるヒントがあるかと思います。

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