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勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力|勝間和代|ビジネスで一歩先行くための基礎的なものの考え方

ビジネスで一歩先を行くための基礎的なものの考え方「フレームワーク」。それを7つに分類し、身につけるための基本的なテクニックと実践方法をわかりやすくレクチャー。勝間和代の脳内、その発想と仕事の質、量、スピードの秘密を公開。

「教えて君」から脱却しよう!

質問 日本に犬は何匹いますか?

ここで大事なことは、 結論ではなく、そのプロセスです。

ですので、いちばん失格なのが、この質問について ググった(グーグルで検索した)人 です。ググれば一瞬で答えが出てきます。しかし、ここでは「自分の頭で」と言っているのですから、ググったり、人に聞いたりした人たちは、私が「教えて君」と呼んでいる、伸びないタイプになってしまいます。

次にまずいのが、だいたい 山勘で根拠もなしに答えた人 です。「三百万くらい?」などの答えですね(ちなみに、私は会計士の初心者のころ、「ウソのゴサンパチ」という言葉を習いました。なぜか私たち日本人が山勘で数字を言うと、5か3か8になるそうです)。

私がこの質問を受けたときに考えたのは、以下のプロセスでした。

1 まず、日本にいる犬を、愛玩用と愛玩用以外、たとえば動物園での飼育犬や牧羊犬などに分けます。

2 愛玩用以外の犬の数は、日本全体の動物園の数や日本での牧畜の広がりを考えると、せいぜい数百匹でしょう。これに盲導犬や警察犬を加えても、最大でも数千頭レベルであり、愛玩用に比べると誤差の範囲であると判断します。

3 次は、愛玩用の犬の数を数えます。ここで重要なのは、世帯数です。つまり、日本にいる家族の何組に一組が犬を飼っているか、想像するわけです。

現在、日本の世帯数は約四千七百万世帯です。感覚的に、近所や自分の友人を想像して、十軒に一軒よりも多くの家が犬を飼っていると思いますし、三軒に一軒だとちょっと多すぎるので、おそらく五~七軒に一軒くらいが犬を飼っていると仮定します。

また、犬を飼っている家は一匹の家も、二匹以上いる家もありますから、犬を飼っている家の四軒に一軒が二匹飼っていると仮定して、平均でざっくり一・二五匹としましょう。4700万世帯×1/7×1.25匹=839万いずれにしても、だいたい一千万匹+αぐらいだということはイメージできます。この感覚、プロセスが大事なのです。繰り返しますが、ビジネス思考力で重要なことは、結果ではなくプロセスです。ちなみに、正解は千三百万匹。また、日本にいるネコの数は八百万匹(飼い猫七百万匹、野良猫百万匹)で、犬のほうが多いようです。なぜ犬のほうがネコより多いのかという仮説を立てるのも、よい訓練になります。

何かわからないことがあるとすぐにググってしまう。これは現代人の病気のようなもの。簡単に答えが見つかるし、何せ自分で考えなくてもいい。こうして人間の思考力は低下していくのだと反省した。ググったり当てずっぽうで答えたりするのはカンニングやギャンブルと似ている。投資の世界でも自分のテクニカル分析が当たった時だけ声高らかに「ほらみたことか、暴落、暴騰した」という人がいるがそれをみて驚愕する必要はない。ファンダメンタルの大きな動きは誰にも予想できないので魔法使いでもない限り暴落や暴騰を言い当てたのは偶然に過ぎない。答えを知ってから自分の考えを言うのはカンニングだし、ギャンブルで当てたのと何ら変わりはない。

読書・読書・読書

読書については、拙著『効率が 10 倍アップする新・知的生産術』(ダイヤモンド社)等にたくさん書いてありますし、『本を読む本』(講談社)といったような名著もたくさんありますので、細かい話はここでは避けますが、とにかく言葉を知るということは、人の考え方・体験を数多く知るということです。人の考え方を知るために、非常に有用なのは、やはり本を読むことです。

もちろん、直接会って聞いてもよいですが、ふだん、本を書くような人に会うというのは、なかなかむずかしいと思います。いくら今、本がたくさん出ているからといって、百人、二百人、自分の知り合いを思い浮かべたときに、本を書いている人というのが何人ぐらいいるでしょうか?

さらに、ほんとうに売れている本や、ああ読んでよかったなと思える本を書いている人となると、どうでしょう?

そう考えると、異業種交流会であるとか合コンみたいなものに行って、ビジネス上、役に立つ人を探すよりは、書店に行って自分の気に入った本を探して読むほうが、よほど早く確実に、考えたい課題、知りたい知識、知りたい技術、知りたい言葉、知りたい比喩が手に入ると思うのですが、どうですか?

価格も、異業種交流会に五千円払うのだったら、本が三冊は買えます。

すき間時間にできるだけマメに本を読むことで、言葉の力はだんだんとついてきます。

ここで言っている「言葉」というのは、単なるボキャブラリーのことではありません。 ボキャブラリーの裏側にある知識、経験、世界観、考え方、想定、仮説、 そういうものを知るのが読書です。

読むことで、言葉を知り、言葉が表すその著者の世界観を知る。その繰り返しによって、他者の体験を疑似体験し、新しい知識を身につけ、それを人に説明できるようになることです。言葉という粘着材を使うことで、新しい知識と古い知識が重なって、また新しいものが生まれだします。

読書習慣がつくとそのコストパフォーマンスの良さを感じることでしょう。高額なセミナーに行かずとも知識が得られるし、検索に時間ばかりかかるWebからの知識などの不便な点を一気に解決するのが読書、書籍からの知識吸収。時間もお金もかけたくないなら読書がお勧め。

何かと批判されることも多い著者だが言ってることは間違いないかと思います。しかし、フレームワークに関する本は数多出ているのでそちらでもいい気はします。著者のファンやアンチなら読んでみると信仰心や批判魂に火がつくので良いかと(笑)

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