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お金は銀行に預けるな|勝間 和代|賢い投資の基本を最初から知りたい方へおススメ

アベノミクスや投資に関する様々な誘因策で株式をはじめ金融商品に関心が集まってきている。若い人を中心に自身で年金を作るような行動、早い段階でリタイア・セミリタイアするための本なども売れている(『FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド』など)。賢い投資術を一から知りたい人のための一冊。

リスクとリターンの関係

その1-リスクをとらないと、リターンはない

その2-個人は市場を予測できないから、リスクをとるときにはドルコスト平均法でとれ お金は銀行に預けるなを出版した頃(2007年末)、日経平均は約1万3千円でした。そして、それから4年間、いま株価は1万2千円ですから、毎月ドルコスト平均法で積み立てたとした場合、いま、どのくらいの損益が出ていると思いますか? まず、直感的には、1万3千円から始めて、ずっと下がり続けて、いまやっと1万2千円に回復したんだから、マイナスだろうと思うじゃないですか。 しかしこれ、実際にあの本を読んで直後に積み立てを始めて、いまでも続けている人は知っていると思いますが、実はいま、 「プラス22%」 くらいの利益になっています。 「えーーーー」 と思いますよね。なぜでしょうか。それは 「日経平均が8000円台になっても、7000円台になっても、ひたすら買い続けているから」 なのです。その頃に買ったものが、いま1万2千円になっていますから、もうかるわけです。 では、そんなに簡単に儲かるものなら、みんなやればいいじゃないか、と思いますよね。でもなぜできないのか。それは、「途中の損を耐えられるかどうか」なのです。 たとえば、一番日経平均が下がったのが2009年1月末位です。このときの日経平均が7500円位。ところが、1万3千円の頃から、コツコツ買っていますから、そのときの持ち値の平均値が1万1千円ちょいですから、なんと、1年間かけてコツコツと投資したお金が、 「マイナス30%」 になっているわけです。そう、この頃はすっかり 「勝間和代にだまされた」 という気分になって、解約してしまった人もいるのではないかと考えていますが、とにかく大事なことは、コツコツと買い続けることなのです。 もちろん、日本の名目成長率がマイナスのままであるとか、これからデフレはまったく解消しない、という自信があるのなら、株価は上がりませんから、買い続けてももうかりません。 しかし、これまでどの国の歴史をとっても、今回の日本のデフレが最悪の一つで、ほとんどの国は貨幣も増えるし、国富も増えるし、経済成長もしますから、株価はそれなりに上がるわけです。

経済の状況を正しく判断し英断を下すのは素人にはなかなかハードルが高い。何をどのタイミングで買うかが大事だが、そこまで勉強する暇もない。そんな人たちにはドルコスト平均法で積み立て投資することをお勧めする。上記のように買い付け価格は平均化してタイミングが合わないというリスクから逃れることができる。

何を買えばいいのか

ドルコスト平均法の投資で、一番悩んでほしいのは、実はここの 「何を買えばいいのか」 なんです。ドルコスト平均法は、投資のタイミングを分散させることで、市場の上がり下がりには強くなりますが、次の課題は 「どこまでリスクをとるか」 ということを自分で決めることになります。 そして、わざわざリスクを減らす方法を選んでいるのですから、基本的には、個別銘柄ではなく 「インデックス」 による分散投資を推奨します。しかし、このインデックス、前に宿題で見てもらったとおり、本当にたくさんあるんですよね。株式、債券、不動産投資信託、コモディティ、そして、それが国内と国外とある。まぁ、国内コモディティはないので、ざっくりと分けると 国内株式・世界株式・国内債券・世界債券・国内不動産投資信託・国際不動産投資信託・コモディティ の 7択になります。さらに、この国外に、全世界平均なのか、新興国のみなのかをいれると、もっと細かくなり 国内株式・世界株式・新興国株式・国内債券・世界債券・新興国債券・国内不動産投資信託・国際不動産投資信託・コモディティ といったような、9択になります。 これを、組みあわせるわけです。 どう組み合わせるのか。1つの方法は、自分で組み合わせを決めることです。私は個人的な趣味で、自分で組み合わせを決めています。ただそれは、それぞれのインデックスの意味と、どんな場面で上がったり、下がったりするのか、を理解していないと、動きが気持ち悪いかもしれません。 だいたい、それぞれ1万円単位で月々で投資できますが、たとえば、7種類合わせようと思ったら、月最低でも7万円かかるわけで、それはちょっとハードル高いかもしれません。ただ、それぞれバラバラに投資をすると、その値動きがよくわかるので、経済の勉強にはなります。基本的に値動きの大小は 株式>不動産投資信託>債券 の順になり、また、国内外については 新興国>世界>日本 の順になります。また、コモディティはちょっと特殊な動きをしますが、だいたい、不動産投資信託と同じ位と思えばいいでしょう。 インデックス投信を買うときに、注目すべきなのは -ノーロードといわれる、手数料が0%のものか -信託報酬が0.2~0.8%くらいまでに収まっているか -これまでのインデックスに対する捕捉率は十分か の3点です。

インデックスを買うならS&P500に挑戦してみて欲しい。アメリカの成長企業500社の株を全て買うイメージ。もちろん500社全ての業績が悪化するほどの世界恐慌でもない限り安定して稼げます。それに万が一米国経済が下降に向かってもそこでドルコスト平均法で買い増すので長期的にみたら問題なしというわけです。日経系のインディックスだと成長鈍化企業も名を連ねておりリターンもさほど期待できない。気になる方は、過去の日経平均とS&P500の伸びを比べてみてほしい。

投資を始めてみたいけどリスクをできるだけ減らしたいという人向けの投資術の書籍。よりアグレッシブに個別株で勝負したいという方には向いていません。

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