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0秒で動け 「わかってはいるけど動けない」人のための|伊藤羊一

      2019/08/24

●気合では動けない。腹落ちして動きたい人のための「高速」で「正しく」動く方法

「早く動いたほうがいい」のは、わかってます。でも、なぜか動けない。「さあ動こう」「早くやらなきゃ」と思っても動けないのは、心配があったり、自分が納得いっていないから。結局、すぐ動ける人と動けない人は、「頭の使い方」が違うのです。

「気合」や「メンタル」で頑張っても、途中で疲れてしまうし、行動が習慣化されません。そもそも、腹落ちして納得していないと、前向きに動くことなんてできないのではないでしょうか?本当は「行動力」は、「スキルとマインド(気合)」で成り立つもの。 本書では、すぐ動くための「マインド」だけでなく、「スキル」を紹介します。

「やる気」で人は動くのか?

「行動力」は上の3階層のピラミッドによって成り立つものだと私は考えます。これは氷山になぞらえています。一番下は、マインドです。「こうしたい」という思いとか、「志」「情熱」など、自分自身が動くための力の源泉になるものです。その上にあるのはスキルです。コミュニケーションやプレゼンなど、他人との関係性を築くスキル。そして、自分が納得しやすい仮説をすぐに立てられる思考のスキルなどです。自分が担当している仕事をやるうえで必要な知識やスキルもあるでしょう。この2つが水面の下にあり、他の人からは見えない要素です。そして水面の上にアクション(行動そのもの)があります。行動は他人から見えるので、水面の上にあります。行動すれば行動するほど、経験値がたまるから、行動力がつきます。また、ここが積み重なると、意思決定するスキルもつき、また、自信や想いなど、マインドも強くなります。

要するに、すぐに動けるようになるための要素は「行動しよう!」というマインドと、どう行動し人を巻き込んでいくのかという道筋を作るスキル。そしてアクション(行動そのもの)があるということ。これらを鍛えていけば徐々に「動ける」ようになるでしょう。

頭出しの結論を出そう

動くためには、まず「(どう動くかの)結論」を出すことが大事です。そもそも「結論」がなければ、どちらの方向に向かっていけばいいのかわかりません。まず意識してほしいのは「頭出しの結論」を出す、ということです。100%の正解がない中では、「まずは結論を出してみること」が大事です。それが最終結論ではなくても、よりよい結論にたどり着くための「頭出し」をすることに大きな意味があります。ひとまず結論を出してみた!というノリで出してみましょう。小さな課題なら、この「頭出しの結論」があれば、まずは動けます。あとはトライアンドエラーです。やってみて、「ああ、これでいいや」とわかればそのまま進むし、「これは間違いだった」とわかれば修正する、ということです。

まずは仮でもいいのでこういう方向性でというものを打ち出してみる。軌道修正を重ねれながら叩き台として機能するわけです。最初の意見が呼び水となり議論が活発になるなどの効果もあります。最初に意見を言うのはみんなためらうだろう要素なので、ここで頭出しの結論をバシッと提案できればアクティブな人という高評価を得ることだって可能です。今の日本は終身雇用が崩壊し、保身しているだけでは誰も評価してくれない時代だと思います。意見を言わないことは「いらない人」「会議に参加しなくてもいい人」というレッテルを貼られる原因に。まずはポジションを取り結論を!

情報は、一定程度集めたら、あとはいくら集めても同じ

なかなか行動に移せない人は、情報を集め、色々分析しすぎる傾向があるように思います。たとえば、いつか転職したいと思っているとします。そのために、まず何をするでしょうか?転職するためには、考えることは色々あります。何の仕事をしたいのか。そもそも今の仕事をなぜ変わりたいのか。変わるとしたら給料はどうなるのか。今はこの業界にいるけれど、どの業界で働きたいのか。業界研究もしなければなりません。

情報を集めることに必死になると、ついつい情報過多になりがちで、行動は二の次となることも。あれこれ考えを巡らせていると、行動しない理由のようなものが頭をもたげることも。行動力がある人とそうでない人の違いは「リスク」の捉え方にあるように思います。行動しようとする際は必ず一定量のリスクを伴います。そのリスクを正しく捉え、リスクはあって当然、織り込み済みと言える人はすぐに行動に移ることができるのです。新しいことにチャレンジする場合は「変動可能性」というリスクが伴いますがそれをコントロールできるかどうかが行動する場合にネックとなります。そして動き出したら最初の一歩の段階ではフィードバックを気にしないこと。このタイミングで反省してしまうと次の一歩が踏み出せません。

何をやるにも腰が重い人とフットワークが軽い人というのはいると思います。自分は慎重なんだと言い訳するのもいいですが、すぐに動き出していたらチャンスを手にすることができたのにといった後悔をしたことがある人も多いのでは?この書籍では腰の重いあなたを0秒で動けるマインドになるための方法論が書かれています。考える前に結論は出ている!迷いを断ち切るメソッドがここに。

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