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最強の思考習慣とは?シンプル思考法38+1

あらゆる夢を最速で実現していく彼の“パワフル"な行動の裏には、いつも、“シンプル"でありながらも非常に深い、独特な思考が存在していた。そして、中心となる軸、つまり彼の人生の美学は、どんなときでも絶対に揺らぐことはなかった。そんな著者が発した数々の言葉の中から、「シンプル=パワフルな思考」を集めて編み込んだのがこの本だ。彼の思考は、決して難しいテクニカルなものではない。簡単に言えば、ただの“癖"のようなものだ。しかし、そんなシンプルな思考の癖を手に入れることさえできれば、人生を劇的に変えるほどのパワーを持つはずだ。著者の頭の中には、そのヒントが詰まっている。自由に、自分の好きなように。理想の未来を、楽しみながら実現させるために。最強の思考習慣に触れてみよう。

日常のちょっとしたワクワクの中に、「きっかけ」がある

俺は、仲間と集まっているときに、自分の楽しかったことを話した後、「最近、何か面白いことあった?」「どうだった?」と、いつも聞いている。そうなると自然に、「みんな面白い話をしよう。楽しかった話をしよう」という空気になるから、ワクワクすることがあふれているのかな、と思う。逆に「最近、何か嫌なことや辛いことあった?」なんて聞いていると、きっと、そういうものが自分のまわりに集まってきてしまう。

これを聞いた美容師の人が仕事中、お客さんに「最近、楽しいこと、何かありました?」というのを口癖にしたら、毎日が劇的に変わったのだそう。ワクワクすらためのセンサーを全開にする癖をつけると世の中面白いことだらけになる。幸せだって同じ小さくてもいいから、幸せの数を数えるとそれだけで心おだやかになり、平均的な人なら自分はなんて恵まれているのだろうと思うことだろう。逆に不幸やつまらないこと、辛かったことなどネガティブな要素の強いものを数えると自分はなんてつまらない人生を送っているのだと悲観的になっていく。

他人から学べるということ。それが力なのかもしれない。

「好きな仕事や、燃えるべき対象が見つからない」そう思うなら、まずは、サンプルを多く知ること、モデルとなる人をたくさん持つことだ。そうすれば、生き方の選択肢が増える。いろいろな生き方があるということはみんな知っているだろうけど、もっとリアルな具体例を知り、「こんなのあり?」といったことをたくさんインプットすることで、まずは、自分の枠組みを外して、自分を解放すればいい。そのうえで、憧れる人を徹底的にマネし続け、理想の自分を作り上げてしまえばいい。

たくさんのサンプルをとっていろんな生き方を知ること。世の中には考えられない方法で生活している人たちがたくさんいる。可能性は無限大というと言い過ぎになるかもしれないが、こうしたサンプルの中から自分の生き方を見つけると思いもよらなかった選択肢を選び取ることができるかもしれない。

自分の未熟さを、生まれつきの才能のせいにするなんて、両親に失礼

天才と言われる人たちがみんな、3歳で世界チャンピオンみたいな人ばっかりだったら、「生まれつきの才能が違うから無理!」とあきらめるかもしれないけど、意外に普通の奴が多いじゃん。そういうのを見ていると、「なんだ。俺にもできそうじゃねぇか、このやろう」と思える。イチローだって、子どもの頃、僕がファミコンやっているときに、バットを振っていただけの話。自分のまわりを見ていても、すごいなと思う人はいっぱいいるけど、努力が全く見えない人なんていない。やっぱりしっかりやっている。それだけやっていれば、そうなるよねと納得できる。「努力するのも才能だ」といってしまったら、もうなんだかわからない。結局、好きなことだからやる、やっちゃうということなんだ。

「努力も才能のうち」というのはついつい言い訳として口から出てしまう言葉。天才と呼ばれる人たちは、実は好きなことを一生懸命やっているだけ。好きなことでなら誰だって天才になれるんだと思う。多様性が叫ばれる時代。どんなにマイナーなことでも真剣に取り組んでいれば仕事になってしまう世の中なので、ぜひ自分の「好きなこと」を見つけて一生懸命取り組んで見てほしい。才能のせいにしたらもうそこで終わりなのだから。

「何かを選ぶということは、何かを捨てるということ」

生活レベルの話で言うと、ネットのニュースやフェイスブックやツイッターを、なんとなくダラダラと見てしまうことがある。最近、そういう時間をナシにしてみたんだ。もちろん、意識的に調べるものがあるときには見たりするんだけど、「なんとなく見る」という行為はカットしてみた。

SNSに費やす時間を減らすと急に暇を持て余すといった現象が起こる。それだけSNSに時間を奪われていたということだ。その間に考える時間ができたり、新しいアイディアが浮かんだりして、自分の心と向き合うゆとりもできる。本当に大切なもの以外は捨てていくことで新たな何かを得ることができるというトレードオフの関係は知っておいた方が良い。

失敗をおそれていたら、何も始まらない。失敗も繰り返せば、いつしか「コツをつかんだ」という状態に。思考回路をちょっと変えるだけで最強の思考習慣が身につき、それが結果に繋がります。ネガティブになりがちな人にはぜひ読んでほしい一冊となっております。

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