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他人と比べずに生きるには|高田 明和

何か物事を為そうとする時、やはり気になるのは他人と比べて自分はどうかということ。そんなの気にする必要はないのだがやはり自分より高い位置にいる人間には嫉妬するし、低ければそれで優越感に浸ることに。世の中には議論好きで相手のマウントを取ることに命をかけている人がいるがそんな人たちもこの比較的優位を求めているのだろう。それでしか自分を再確認できないのは残念なことだが。

才能は神が与えてくれたもの?

欧米では、才能は神が与えてくれたものだという考えが定着しています。才能のある人、あるいは戦いをする能力のある人は必ずいて、そのような人は努力すればよいのだと考えています。一方、多くの人は才能も能力も闘争心もなく、そのような人は自分にできる範囲のことをして幸せを得ればよいとされているのです。米国の研究所にいると、普通の職員は五時には家に帰ります。残業など絶対にしません。また、家に帰ると仕事のことなどは忘れて、野球をしたり、バーベキューをしたり、釣りをしたりして日が暮れるまで遊んでいます。その代わり給料はよくないのです。一方、ドクターのようなエリートは自分の仕事が終わるまで仕事をし、遅くなっても残っています。そこでの競争に負ければ、職を失います。その代わり、給料は高く設定されているのです。他の職員が遊んでいても、彼らは厳しい競争を自分に課しているのです。

社会的地位が高い職業の人は仕事しめるウェイトが他の普通の人々より大きいような気がする。エリートほど忙しいものだ。逆に僕のように低所得者は社会に必要とされていないために自由な時間が他の人たちより多く、自分で律していかないとだらだらと無駄な時間を過ごすことになりかねない。才能は神様が与えてくれたものとは思わないが、僕には神様が病気との闘病と引き換えに自由な時間をくれたんだとポジティブに捉えている。

プラシボ効果

抗うつ剤の効果だと思われていたものの四分の三はプラシボ効果だと発表したのです。すると精神科の医師から猛反発を受けました。まず、統計の取り方、メタ解析のしかたが悪いというのです。そこでこの方法についてさらに専門家に調査を依頼したのですが、方法に誤りはありませんでした。この結果が 公 になると、英国のタイムズ紙、ガーディアン紙、デイリーテレグラフ紙などが一斉に、「抗うつ剤はほとんどプラシボ効果だ」という文章を掲載し、この研究結果は一般社会にも大きな衝撃を与えることになりました。同じことは薬の副作用についてもいえます。薬が効くという評判が立っている間は副作用があまり問題視されません。そして実際に、副作用が強く出ないという不思議な現象が起こるのです。ところが副作用があるという情報が伝わりだすと、急に副作用を示す患者が多くなります。これはどのような分野の薬にもあてはまるのですが、精神の薬の場合、特に顕著です。このように、効かないと思って飲むと効果がないという現象を「ノセボ効果」と呼んでいます。

僕は統合失調症の発作が起きた時、頓服を飲むのだが、なかなか治らない場合、薬を飲んだのだからもうしばらく我慢すれば大丈夫と自分に言い聞かせるようにしている。プラシボ効果の成果どうかわからないが、一時間ほど我慢すれば症状が和らぐことが多い。

言霊を使う生活

まず、もっとも取り入れやすく、人にも勧めたいと思っているのが言葉、 言霊 を使う生活です。自分を励ます、あるいは、元気を出させるような言葉を自分に向かって言い聞かせるのです。特に、いやなことを思い出しそうになったら、その瞬間に言葉を使います。たとえば、「比べない」という言葉です。誰か他人のことが思い出されるとき、たいていはその人と比べようとしています。その瞬間に「比べない」と自分に向かって言うのです。すると、不思議に比べる気持ちがなくなります。私の場合、比べそうになったら「責めず」「比べず」「思い出さず」という言葉を唱えるようにしています。また、多くのところでも書いているのですが、私がもっとも多く使っているのは、「困ったことは起こらない」という言葉です。ほんとうは、「私はえらいのだ、困ったことは起こらない」という言葉が私が使っているものです。「私はえらいのだ」という言葉は、地位があるとか、有名だという意味での「えらい」ではありません。「自分はだいじょうぶだ」「自分はだめではない」「自分の存在には意味がある」という多くの意味を含めて、「私はえらい」という言葉にしているのです。そしてこの言葉は不思議と、私を元気づける力を確かに持っているのです。

自分の存在に意味を見つける作業は大事だと思う。僕の場合も自分のための読書を人の役に立てるために、ブログや読書コミュニティサイト、SNSへの投稿を自分に課している。きちんと仕事をしている人となるべく比較しないようにして自分のモチベーションを確保しているのだ。

他人とどうしても比べてしまう性格の人には良書となるのではなかろうか。一人の人間としてどこに価値を見出すかを教えてくれる書籍。読了後は自分をちょっと褒めてあげることができたと感じることでしょう。

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