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『世界一孤独な日本のオジサン』孤独の持つリスクとは?

      2018/04/20

日本のオジサンが危ない。「孤独」は日本の最も深刻な病だ!2018年1月17日、イギリス政府が「孤独担当相」を新たに任命するというニュースが世界を駆け巡った。「孤独」は今、世界各国で、今世紀最大の「伝染病」として危惧されている。中でも、国を挙げて「孤独」への取り組みを進めているのがイギリスだ。日本同様、少子高齢化が進むイギリスでは、特に高齢者を中心に孤独に苦しめられる人が激増している。しかし、最も事態が深刻で、「世界一孤独な国民」、それは日本人だ。「孤独」はもはや、「国民病」として、多くの人の心身を蝕んでいる。人々や政府の関心が急速に高まり、対策が進められる海外に比べ、日本では、国も人々もメタボやがん対策などには力を入れても、この「万病のもと」に関心を向けることはあまりない。特にこの「孤独」の犠牲者になりやすいのが、中高年の男性だ。その大きな原因は日本独特の社会環境やオジサンの「コミュ力の“貧困”」にある。

ありとあらゆる病気を引き起こす可能性のあるリスクファクター

肥満より、大気汚染より、環境ホルモンより、食品添加物より、お酒より、あなたの健康を蝕み、寿命を縮めるものがある。それは「孤独」だ。メタボにならないように食事に気を付けよう、お酒やたばこは控えよう、健康のために運動しよう、などと気を遣う人は多いが、「孤独」の健康影響について理解し、具体的に対策をしようなどと考えている人はあまりいない。(中略)とりわけ、この「孤独」の犠牲者になりやすいのが、中高年の男性だ。女性に比べると男性、特におじ様たちは「コミュニケーションに不器用」なところがある。「世間話」や「おしゃべり」が得意ではなく、他人との垣根が高く、打ち解けるのに時間がかかる、愛嬌を振りまくのがどうも苦手‥‥。そんなタイプの男性は少なくないだろう。

僕も多分に漏れず、コミュニケーションに不器用なおじさんの一人。家族以外と会話することはほとんどないし引きこもりがち、顔見知りの人とだっておしゃべりすることはない。みんな何をそんなに喋ることがあるのだろうと疑問にさえ思ってしまう。自分がつまらない人生を送っているから話題がないのかというとそうでもない、趣味は読書なので会話のネタに事欠くことはあまりない、でも家族以外とおしゃべりするには高いハードルが。最近では美容院で髪を切る際も、最初に一言「いつも通りで」とオーダーすると最後の鏡での確認まで一言も口をきかないのも苦痛でなくなるほどの境地に達している。

「フラリーマン」なるサラリーマンの生態

最近、NHKで、まっすぐ家に帰らない「フラリーマン」なるサラリーマンの生態が話題になっていたが、自分は「フラフラ」する場所さえ思いつかない。最初の内は、飲みに行ったりもしたが、そんなに一緒に飲み歩ける友人がいるわけでもない。仕方がないから、まっすぐ帰ることにしたが、家にいてもやることといったら、本を読むことぐらいだ。それにしてもこれほど、時間がある生活が苦痛だとは思いもよらなかった。

読書!いいじゃないですか!!時間を潰すには飲み歩いたりするよりもはるかにコスパが高いと思います。エンターテイメント性の高い作品を読めば没入感に浸れるし、ビジネス本や自己啓発本は知識や気づきを与えてくれる。流行りの言葉をキーワードに書籍を検索すれば関連書籍がいくらでも出てくるし、読書最高!孤独を楽しめるかどうかは、これからの人生100年時代には必須スキルとなるでしょう。老後と呼ぶには長すぎる時間がこれから待っているのですから。

パンデミック化する「孤独」

「社会的孤立が私たちを死に追いやる」(ニューヨーク・タイムズ)、「中高年の男性にとって最大の脅威は喫煙でも肥満でもない。それは孤独だ」(ボストン・グローブ)、「慢性的な孤独は現代の伝染病」(フォーチュン誌)ーー。世界の主要メディアで、ここ1、2年、こうした報道が頻繁に登場するようになった。日本ではほとんど話題になることはないが、今、世界で人々の精神的・肉体的健康上、最も憂慮すべき問題として語られているのが、「孤独」だ。2018年1月17日には、イギリス政府が、「孤独担当相」を新たに任命すると発表して、世間を驚かせた。メイ首相が評するように、「孤独は現代社会の悲しい現実」であり、看過できない喫緊の課題であるという認識が急速に広がっている。

孤独が健康を害することに匹敵するぐらい、憂慮されているが、これからAIが発達して近所のお店のほとんどがAIを搭載したシステムで運用されるようになると便利さとトレードオフでますます人間同士の関係性が希薄になるだろう。

孤独な中高年が増えることはこれからの社会にとっても、本人にとっても問題であるが、一人時間を楽しめるよう工夫を凝らす努力も、これからはスキルとして重要になってくるのではないだろうか。その点、僕は10年前からリアル友達ゼロで生活するのが日常になっているので「孤独耐性」は高いように思う。

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