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『一発OK!をもらえる人のエビデンス仕事術』光成 章

      2019/06/22

もしもあなたの主張が、他人に100%スムーズに伝わったら?あなたの仕事はどれだけ快適になるでしょうか。

・上司はすぐにGOサインを出してくれて、
・部下は指示を聞いてくれて、
・会議も紛糾せず、
・クライアントはあなたに仕事を発注してくれる……

コミュニケーションでの摩擦ですり減ることなく、あなたは仕事“そのもの”に集中できるようになります。そしてまさにそれを実現するために必要なのがエビデンスなのです。エビデンスとは、ビジネス上の判断のもととなるような、

・統計データや科学的研究
・1枚の写真
・消費者のなんてことのない一言

などの、「根拠となる“事実”」のことすべてを指します。あなたがどんなに言葉を尽くしても伝わらなかったことが、たった一つのエビデンスを提示するだけで伝わることがあります。エビデンスは、あなたの言葉や熱意よりも、時として強く相手の心を動かすのです。

ググり方一つであなたの説得力は劇的に変わる

グーグルの使い方ひとつ変えるだけで、無尽蔵のデータがあなたの武器になります。グーグル自体の検索オプションを使いこなしたり、グーグルスカラーなどの論文検索サイトを使ったりすることで、素早く信頼できる情報にたどり着くことができます。論文検索でパパッと手に入れた1万人規模の統計データを、サッとプレゼンに添える。それだけであなたには圧倒的な説得力が生まれます。本書では、玉石混淆の情報の海から、いかに効率よく簡単に、信頼のおける二次情報を抜き出すかについても説明しています。これはデジタルを活用した最新の方法です。

メンタリストのDaiGo氏がやっているYouTubeチャンネルではこのような論文をもとに心理学の様々な日常活用法を紹介している。これは頭のいい戦略だなと思った。現在すでに登録者数が100万人を超えており多くの人が心理学に興味を持つきっかけとなっているようだ。人間関係やお金、勉強方法まで様々なテクニックが紹介されているので、見ていて飽きない。メタ分析という信頼度の高い調査統計なのでほぼほぼ有益な情報となっている。昔から言われている情報を上書きして真逆の結果が飛び出してきたりとなかなか興味深い。

二次情報検索のコツを理解する

曖昧な検索ワードを入れても、曖昧な結果しか返ってこないのです。目的を曖昧にしたままエビデンスの収集作業を開始しても、使える情報が見つからない理由には二つあります。

  • 探しに行く場所が違う
  • 出会っているのにそれに気づかず見逃してしまっている

最初の段階でこそ、目的にフォーカスした深い情報を脇目も振らず一直線に取りに行くことで、右のような無駄を省き、効率的に情報収集ができるのです。そして、その上で二つ目のステップである「検索範囲の拡大」に入ります。一つ目のステップで専門的な情報にあたることができていれば、今回のあなたの仕事にとって本質的に重要なキーワードや視点が浮かび上がってきているはずです。それをもとに水平に発想を広げて行くと、同様の高い質の情報が次々に手に入ります。それらが連鎖して思いもよらなかった新しいアイディアに発展するのです。

最近ではグーグルの検索精度もかなり上がってきていて検索順位上位の情報はかなりの確率で網羅的でありこちらが求める情報を見つけるのに捗る。検索一つとってみても、上手な人とそうでない人とでは情報の得られる量もまちまちだ。検索方法については本書を買って読んでみてください。具体的なテクニックについても言及しています。信頼できる研究者の論文だけを検索し、最新の論文がメールで通知されるようにすることもできます。

一時情報検索の方法を理解する

一時情報の集め方には大きく分けて2通りの方法があります。

  1. インタビューの実施
  2. アンケートの実施

1のインタビューでは、専門家や消費者、社内の多部署の人などとの、一対一の聞き取り調査を行います。うまく行えば「まだ世間で言語化はされていないが、潜在的にみんなが悩んでいること」といったような、高い価値の情報が手に入ります。反面、インタビューであることを取材相手が意識しすぎないように工夫を凝らさないと、本音が隠れ、当たり障りのない話しか聞けなくなってしまう場合があります。

2のアンケートでは、100人、1000人といった多数の人を対象に質問をして集計し、あなたの手法が「客観的にみて正しい」という裏付けを取りに行きます。アンケートを開始すると、その性質上、中の質問は途中で変更ができませんから、事前に質問をよく練りこんで、本当にあなたの主張が正しいのかどうかということが論理的にわかる形にしなければなりません。アンケートをきちんと行うことができれば、いよいよあなたの主張の根拠は盤石なものとなり、大きな説得力が生まれるはずです。

最近では様々なアプリでアンケートを取ることが容易になっている。YouTubeなんかでもアンケート機能がついているので活用して動画のネタにしているYouTuberも見かける。

あなたのそのプレゼン説得力を与えるために様々な論文を引用してエビデンスを示して見るのはどうだろう?プロがやっているグーグルスカラーを使った超速い検索術がここにあります。

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