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興味のあることや本の感想などを綴っていく雑記Blogです。

『チェンジ』金川顕教

      2019/06/20

六本木の高層マンションに住み、マセラッティを乗り回し、最年少でダイナースのブラックカードを取得――誰もが認める成功者である著者。一見エリートコースを進んできたかのように見えるが、スタートラインは「偏差値35」だった!県下でもワーストクラスのヤンキー高校を卒業し、「成功者」をめざして一念発起!猛勉強の末に難関大学合格、さらに大学在学中に公認会計士試験合格。世界的な監査法人に入り社会的な「成功」を収めたものの、本当に求めていたのは「自由」だった――。 波乱万丈な人生を歩んできた著者は、何度も「チェンジ」を繰り返しながら高みにのぼりつめていく。著者の生きざまをたどりながら、真の「幸せ」をつかむためのヒントを得られる異色の一冊。

大学受験編

現代の大学受験は、横一線からのスタートではありません。灘、開成、筑駒など私立中高一貫の難関校からの東大進学率は群を抜いていますし、苦学生が多かった昔と違い、東大生の親の平均年収は約1千万円という話もあります。また、最初に僕が目指した早稲田慶応も、最近は首都圏の出身者が多数を占めていて、僕のように親が裕福ではなく、地方在住で、進学校以外の出身者というのは滅茶苦茶不利な環境にあったと言っていいでしょう。では、僕のような環境にある人間はどうすればいいのでしょうか?

❶ リサーチをしっかりする

僕は、高校3年生ですべての受験に失敗したあと、「なぜ失敗したのか」を分析しました。偏差値が低く、スタートは遅かったものの、自分なりに一生懸命勉強はしたつもりです。それでも結果が伴わなかったということは、「努力の仕方に問題があった」に違いない、という結論に達したのでした。一番は、「勉強してる気になってただけで、実は勉強してないんじゃないか」ということ。つまり、「長時間勉強しさえすれば合格する」「代々木ゼミナールに入ったから俺は受かる」といった思い込みです。もちろん長時間一生懸命努力し続ければ合格する可能性は高くなります。ただ、この情報化社会ですから勉強する前に、効率の良い勉強法やテクニック、志望校の傾向などインターネットで調べてから受験勉強を開始するだけで 合格までに要する時間や労力を短縮することができたことは間違いありません。

僕は2浪で2部で2年で中退という勉強に対してはどうしようもない人間なので、キャンパスライフを犠牲にしてまで勉強に打ち込んだ著者は尊敬に値すると思う。やはり在学中に資格を取得するという、目標あってのことだろうが、僕は遊びとバイトに夢中だった。

二つの入学

僕は大学合格がわかった途端に、次の目標を在学中の公認会計士試験合格に定めて、すぐに1日 16 時間以上の猛勉強の生活を再開しました。いっておきますが、 僕はドMでも受験オタクでもありません。でも、現実的に自分自身の状況を分析してみると間違っても浮かれている場合ではないとすぐわかったのでした。まず2浪している時点で、日本の企業の新卒採用では事実上、ハンデキャップを抱えているのは明白です。そうなってくると不透明な日本経済の将来性や僕自身の何の保険も保証もない将来設計を考えると、「お金持ちになる」道筋はそう多くないのは大学1年生でもわかりすぎるほどわかりました。そこで、受験勉強時代に培ったリサーチ力で色々調べてみると、どうやらお金持ちになるには大企業に就職するか起業するか、難関で誰も持っていない国家資格を取得するか、が一般的であることはわかったのです(芸能人、ミュージシャン、スポーツ選手、お笑い芸人などは除外します)。大企業へ就職できれば、よほどのヘマをしないと首にはならなそうです。結婚して子どもを育てて、家を建て車を買って週末はゴルフ。老後は年金を貰いながら、奥さんと孫におこづかいをあげて、楽しく暮らせそうですが、新卒一括採用が幅を利かせている以上、僕には2浪の壁がある。次に起業です。当時、ホリエモンなどの成功者がもてはやされていたため、真っ先に考えました。ところが、ちょっと調べただけで、起業して成功するには相当の知識と経験と努力が必要であり、なんの経験も知識もない自分には難しいだろうなぁというのはすぐにわかりました。

2浪しているハンディチャップを公認会計士になるための専門学校とのダブルスクールで跳ね返した著者。結局在学中に公認会計士試験に合格し、一流の事務所に勤めることになる。公認会計士を目指す人は様々なタイプの人がいて学生から、おじさん社会人までバラエティに富んでいる。1日16時間も勉強するなんて考えられないなあ、僕にはww

人生のスタート地点で躓いた著者の逆転劇が描かれているが、これはちょっとレアケースなのかなと思っておいた方が良い。頑張ることは悪くないのだが、自分の成功のノウハウを売ることでお金に変える手法はあまり美しいとは思えない。章ごとの終わりにそうしたモデルノウハウを伝授するビジネスに誘引するようリンクが貼られていたが、もちろん興味がないのでクリックはしませんでしたww

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