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『シンプルに考える』森川 亮

      2019/04/16

「あれも大事、これも大事」と悩むのではなく、「何が本質なのか?」を徹底的に考える。そして、本当に大切な1%に100%集中する。シンプルに考えなければ、何も成し遂げることはできない――。LINE株式会社CEOを退任し、動画メディアを運営するC Channel株式会社を起業した、注目の著者が初めて明かす「仕事の流儀」!

熱こそが成功の条件である

2010年末、「スマートフォンに特化したサービスを開発しよう」という掛け声のもと、社内で選抜された 少数精鋭 のチームです。彼らは、市場調査を踏まえて、「スマートフォン・ユーザーが求めているサービスは何か?」について検討を重ね、「ゲーム」「写真共有」「コミュニケーション」の三つにテーマを厳選。さらに、このなかからどれかひとつに絞り込んでプロジェクトに着手しようとしていました。 ところが、その矢先に震災が発生。彼らは、震災での自らの体験をもとに議論や分析をさらに深めていきました。そして、いま求められているサービスは、「クローズドなコミュニケーションだ」と確信。後にLINEと名づけられるメッセージ・アプリの開発に着手したのです。 おそらく、震災後、彼らは、家族や親類や友人たちの安否確認に心を 砕いたはずです。電話、メール、SNS……。あらゆる手段で連絡をとろうとした。そして、一部のネットリテラシーが高いユーザーだけではなく、「誰もが使いこなせる、もっと便利なメッセージ・サービスが必要だ」と切実に感じたに違いありません。 だからこそ、世の中が求めているサービスを明確にイメージできたのでしょう。一分一秒でも早くそれをカタチにして、ユーザーに届けなければ……。そんな使命感に突き動かされていたのではないかと思います。メンバーの多くは、ほとんど家に帰らずに仕事をしていたようです。いま思えば、このときの「熱」が、そのままLINEの成功につながったように思います。

これだけ普及しているにも関わらず、僕はLINEを使ったことがない化石のような人間です。一応アプリをインストールしてはみたものの、コミュニケーションをとる相手がいない。そう孤独な人間だからだ。たまにインスタグラムでLINEで友達になりませんかというお誘いがあるのだが、いまいち信用できなくて「インスタグラムのDMでよくねぇ」と頑なにLINEを拒否し続けています。それにどうせなんかの勧誘だろうからww

ビジネスのシンプルな本質とは?

求める人と与える人のエコシステム(生態系)──。 これが、ビジネスの本質です。 お腹が空いた人に、おいしい料理を出す。 冬の寒い日に、あたたかい衣服を差し出す。 手持ちぶさたな人に、手軽なゲームを提供する。 どんなことでもいい。人々が求めているものを与えることができる人は、どんな時代になっても生きていくことができる。それが、ビジネスのたったひとつの原則だと思うのです。 大切なのは、人々が本当に求めているものを感じ取る能力と、それを具体的なカタチにする技術を磨き続けること。そして、人々が求めているものが変化したときには、それをいち早く 察知 して新しいものを差し出すこと。そこにひたすら集中すること以外に、不安から離れる方法があるとは思えません。

需要と供給で世の中は成り立っているので、人々が何を欲しがっているか常にアンテナを張り巡らせていなければビジネスはうまくいかなくなる。ミクシィのように廃れたSNSはスマホ社会の需要に答えきれなかったからだろう。ヒットする商品やサービスを作り上げてもそれが持続するにはアップデートが必要。だから最近ではAdobe Creative Cloudのように定額制で機能をアップデートし続けられるサブスクリプションサービスが定着している。もちろんアップデートを不便と感じる人には今までのバージョンでの使用も可能だ。

「確信」がもてるまで考え抜く

「失敗してもいいから、挑戦しよう」 よく耳にする言葉です。しかし、僕はこれまで自分の仕事に対して「失敗してもいい」と考えたことはありません。たしかに、人生における最大の失敗は、失敗を恐れて何も挑戦しないことです。しかし、だからと言って、「失敗してもいい」というのはあまりにも無責任だと思うのです。 ユーザーは貴重なお金と時間を使って、商品やサービスを使ってくださるのです。にもかかわらず、「失敗したっていい」などというのは失礼ではないでしょうか? それに、そのプロダクトをつくるために投資をした人もいる。そのような無責任な姿勢で仕事に向き合うのは、プロフェショナルとして許されないと僕は思っています。 LINE株式会社の「すごい人」たちも同じ感覚で仕事に向き合っています。彼らには、「失敗してもいい」などという甘えは一切ない。むしろ、自分に対しても他者に対しても、失敗には厳しい。自由な社風ですが、生半可な気持ちで仕事ができるような「ユルさ」はみじんもありません。

「失敗してもいいから、挑戦しよう」よく聞く耳障りのいい言葉だが、失敗しても良いというマインドで物事に挑んだら確実に失敗するだろう。失敗を恐れることはないが、失敗を前提条件に入れてしまうとうまくいかないのは目に見えている。

仕事には熱量を持って取り組み、本当に大切な1%に自分のできる100%の力を注ぐことが重要。LINEの元CEOの仕事を振り返りながらシンプルに考えるコツを伝授。

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