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インディペンデント・シンキング|宇田 左近

      2019/09/03

組織に依存する時代は終わった。「誰にも頼れない時代」といえば厳しいが、裏を返せば「自分次第でどこまでも行ける時代」。
こんなに面白いことはない。他人に遠慮はいらない。あなたの人生、あなたの持てるものを全部出し切り、強みを伸ばして、どこまで行けるかやってみたくはないか?
ダイナミックに社会が変わりゆくこの時代に、面白く働ける人、力強く生き残っていける人の「インディペンデント・シンキング」を解説する。

どこに入るかよりも何をするのか

自分でキャリアを構築していくうえでは、「どこに就職するか」よりも「自分は何をやることで価値を創造できるのか」という観点がより重要になるだろう。価値の創造と言ったとたん、「誰のために、何のために価値創造をするのか?」という問いが続く。あなたはどうしてその職業を選ぶのかという根源的な問いかけだ。人生の門出において、生涯所属したいと思う組織を選ぶのではなく、自分は何をして価値を提供するのかを考えることが求められる。

予備校に通い模擬テストの点数から偏差値がはじき出され、このレベルの大学なら受かると言った受動的な理由で大学を決めて、単位を取得するため勉強しそれなりの企業に就職する。そんな道をたどった人がほとんどではなかろうか?自分の意思でその道を選んだように見えて、実際は違うように思う。偏差値が高かったのでとりあえず医学部を受験し合格。その後特になりたかったわけでもないが社会的地位の高さから医者を志す。順番が逆のような気がする。医者になって何をしたいのかが見えてないとこの先の道は暗いものとなるだろう。

「人生100年時代」というキャンペーンの隠されたこと

これは「人生100年時代を迎えて、退職後まで支えられる退職金も出せないし、定年延長による雇用も創出できない、各人の面倒を見られるだけの力がもはや企業にはありません。この少子高齢化時代を生き抜くためには、自分で生涯のキャリアを考えてください」という、経営側にとって他責に帰することのできる都合の良いキャンペーンではあるが、実際は別のところに要因がある。このような人口構成の変化は、最も長期的な予測が可能な将来の姿であり、少なくとも20年、30年以上前からある程度予測できていたことだ。寿命の延長、出生率変化という言わば「構造的な変化」をきっかけ、あるいは理由にはしているが、実際には経営する側、あるいは政策立案者が、このような変化は予測できていたものの、これまでの日本の成長を支えた経営のシステムを変えることができなかった、その転換ができなかったということに他ならない。

数年前から書籍『LIFE SHIFT(100年時代の人生戦略)』の影響もあり人生100年というキーワードが様々なメディアで取り上げられるように。それに加え老後に必要な貯蓄額などが再度注目を集めるきっかけとなった、「老後に2000万円必要」という試算。人口が減少傾向にあり、少子高齢化時代がやってくることは随分前からわかっていて、医学の進歩でさらに寿命が伸びることが予想できたにも関わらず今まで対策されてこなかったのだから批判されても仕方ない。

エスカレーター逆走の意識

常に時間投資を続けることは大変だと感じられるかもしれない。時間投資を続けて行くということは、(実際の生活ではやらないでほしいが)エスカレーターを逆走して駆け上がっているようなものだ。手を抜けばすぐに下に堕ちていってしまう。同じ場所でハムスターのような運動状態になる。その時は大変な苦労かもしれないが、この駆け上がることを続けていると、いつか普通にエスカレーターに乗った際にはめちゃくちゃ楽だと感じるはずだ。あるいは今ここに、楽な仕事と、誰もが避ける複雑な問題解決が必要な仕事があったとしよう。一概には言えないが後者を選択し、その解決を実現できれば自分にとっても大きな自信になる。火中の栗は拾うのではなく、食ってしまうのだ。食ってしまえば以外にうまい。このぐらいの気持ちが大切だ。さてこのエスカレーター逆走状態、いつ普通の状態になるのか?学び続ける間、したがって生涯にわたって、逆走で駆け上がり続けることと覚悟しておいたほうがよいだろう。

IT技術の革新やAIの台頭で現在の地位を守るだけでも、それなりの勉強を続けていかないとすぐにエスカレーターの逆走のように下っていってしまいます。ブログの運営をしていても、Google様がプライバシーポリシーや仕様を変更したらそれに対応したサイトに変更していかないとアカウントの広告が表示されなくなってしまう。Googleは神にも似た存在として君臨している。

組織にいても独立しても自分の価値を高め続ける人のみが生き残る時代。全ての働く人への新イノベーション!バリューを生み出すスキル×マインドでハイエンド・アウトローを目指せ!!

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