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その人脈づくりをやめて嘘のような結果を出す46の営業法則

      2018/07/24

名刺を一万枚集めても、人生は何も変わらない!日々、人脈を構築すべく努力をしているビジネスパーソンにとって、本書は頭に風穴をあける一冊となるだろう。第一印象は何を着ていたか忘れられる程度に、交流会では一人と話しこんで帰る、去る者は追わない、相手の本音は聞き出さない…一見すると奇をてらっているようだが、すべては著者の実体験をもとに書かれた事実だ。これまでの人脈術を捨てて、人生を豊かにする人脈を作ろう。

無意味な人脈作りに奔走していないか?

このところの人脈づくりブームはすごい。あちこちで交流会や勉強会が開催されており、生徒の数より主催者や先生の数のほうが多いのではないかと思えるほどだ。終了後の打ち上げパーティーは、定番の名刺交換大会になっている。ちょっと有名人がいればその長蛇の列に並んで順番待ちだ。有名人はドリンクを一杯も口にすることができないまま、延々と社交辞令の名刺交換を繰り返すだけ。仮にめでたく名刺交換しても、有名人にとってはあなたなんてone of themに過ぎない。パーティー会場を出たら膨大な数の名刺は、即シュレッダー行きなのは言うまでもない。せっかく名刺交換してもらった多くの人は名刺交換しただけで満足してしまい、いつまでも有名人の名刺を名刺入れにずっと入れたままだ。何かの折に自慢しようといつまでも大切に名刺入れに入れてあるから、もう折れ曲がってヨレヨレになっている。

異業種交流会や勉強会それ自体は良いのだが、名刺をコレクションすることに躍起になり、薄っぺらい関係しか構築できていない人が多いような気がする。あなたが今名刺交換した相手は実際に自分が必要と感じた時、助けてくれるだろうか?有名人ともなれば、あなたなど眼中にはなく交換した名刺もむげに扱われていることだろう。多くの人と名刺交換することが目的になってしまうとこういう結果になってしまう。それならば、会場の隅っこで暇そうにドリンクを飲んでいる人に話しかけて、密な会話を長時間おこなった方がよっぽどのちに生きてくる関係が築けるというものだ。有名人の名刺を宝物のように後生大事にもっていても、いざという時、頼みにできないのであればそれは人脈とは呼べないだろう。

時間という概念を考える

人と会うことは大切だが、その前に時間の大切さを知っておくことだ。あなたにとって人と会う時間は有効かもしれないが、相手にとってはそうではないかもしれない。時間というのは命の断片であることに気づきたい。仮に人生八〇年だとしよう。あなたが相手と会って一時間話すということは、八〇年という寿命から一時間を切り取ってお裾分けしていただくことだ。特にあなたからアプローチする必要がある相手というのは、基本的にあなたより目上のはずだ。あなたにとってはひたすらありがたいことかもしれないが、相手にとってはいい迷惑かもしれないと疑ってみる価値はある。どうしても時間をもらって会ってもらいたい場合には、最低限のマナーがある。会ってもらう目上の人が発信している情報をとことん読み込んでから声をかけることだ。書籍があるならすべて読んでおく。CDがあるならすべて聴いておく。ブログやメルマガがあるなら目を通しておく。そうすれば必ず質問や話の内容は具体的になり、その熱意は相手に伝わる。 「おお! よく知っているね」と相手を唸らせることが合格ラインだと考えるといいだろう。換言すれば、そこまでして会いたくない相手には会わないほうがいい。

あなたが人と会う時、その人の大切な時間をいただいているという意識を持っておいた方が良い。書籍の著者と会う時などには、当然、その人が出している書籍を読み込んでから行った方が良いだろうし、取引先であれば、その会社について予備知識を得てから行った方が良いだろう。ネットがあるので調べ物をしようとするなら多種多様な情報を得ることができるだろう。中にはよくない噂なども含まれる。

成功したら付き合う相手も変わってくる

「何か、あの人成功して人が変わったよね」 「成功したから最近冷たくなった」という言葉がそこらじゅうで飛び交っているが、それは当たり前の話だ。相手が成長しているのに、自分の成長が止まっていたら会話が成り立たない。組織で重役を担っているAと万年平社員のBの人生の関心事はまったく違うからだ。Aは組織をどのように動かしていくかに日々頭を 捻っている。Bは上がバカでやっていられないと日々愚痴を言っている。この二人が居酒屋で話が噛み合うとは到底思えない。そもそも生きている人生のステージが違うから、無難な昔話で終わるしかない。会話が成り立たないから関係が疎遠になっていく。

成功したらそれなりの人と付き合うようになるので、過去の繋がりも断捨離していくことが多い。それを「アイツ成功したら冷たくなった」などというのは自分を理解していないだけ。あなたが付き合いが悪くなったと感じるその相手は、すでにあなたとは違うステージで戦っているのです。それでも付き合いを続けたいならば、必死で食らいついていくしかありません。

人脈作りブーム。最近ではひと段落ついてあまりこうした行動を取る人は少なくなってきているようにも感じるが、SNSでは相変わらずこうした行為を続けている人が多い。価値ある人間でありたいと思う今日この頃です。

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