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誰とでもすぐに「仲良くなる」技術|安井 麻代|口下手、恥ずかしがり屋でもすぐ仲良くなれる技術

口下手で困っている人必見!!口下手、恥ずかしがり屋でもすぐ仲良くなれる技術を教えます。自分から話さなくても仲良くなる秘訣、初対面で相手の心を掴むコツなど独自のノウハウを披露。

話し下手な人は有利!?

そもそも、初対面の場で自分ばかり話していたら、相手はどう思うでしょうか?楽しいはずがないですよね。どんなに面白い話であってもです。その点、話し下手な人は有利です。もともと、自分の話を聞いほしいという欲求が低く、面白おかしく話せる術も持っていないからです。私自身、自分が話すよりも相手の話を聞くほうが好きですし、話術の才能もからきしありません。それでも、仕事やプライベートで多くの人とつながりができました。それは、「話さないでも仲良くなれる」 ことに気づいたからです。 ◆相手がどんな話をしたいか質問で導き出す話さないで相手と仲良くなるには、前述したように、相手に気持ちよく話してもらうことが大きなポイントになります。そのためには、まず相手の話をよく聞くことです。「聞くなんて簡単」と思いがちですが、つい自分の話をしたくなるのが人情です。また、聞いているだけでは相手は気持ちよくなってくれません。そこで 重要なのが「質問」 です。相手がどんな話をしたいのか、質問によって導き出すのです。話したいことのツボをおさえれば、相手は気持ちよくなります。優秀なインタビュアーは、 巧みな質問によって、相手に本音を語らせるといわれます。でも、一般の人はそこまで高いレベルの技術は必要ありません。ちょっとした質問のコツをつかめば、相手は進んで口を開いてくれます。 「話がうまくなりたい」と思っているけれど、なかなか思うようにいかないという人は、考えを改めましょう。話がうまくなる必要はありません。話し下手のまんまでいいんです。目指すべきは、話のうまい人ではありません。「話を引き出すのがうまい人」です。

話すのが苦手な人は相手に気持ちよく喋ってもらうことを考えよう。自分から話題を振らなくても、相手の放った話題に質問で深掘りすることで相手の話を引き出すことができて会話が成立します。これなら自分の話題がなくて困ることがありません。話を引き出すのが上手い人の方が何かとうまくいきます。相手も喋るのが苦手な場合も沈黙を恐れる必要はありません。お互い同じ様な悩みを持つ相手だった場合、自分が話題を振るのが苦手なことを話してしまうのも手です。共感を得られてその後の会話も話し下手同士お互いのペースを保ち、会話もスムーズになることでしょう。

受け答えの速度

質問に対してすぐに答えを返してくれる人もいれば、よく考えないとなかなか答えが出せない人もいます。冒頭の例は後者です。すぐに反応できない人には、相手の思考のスピードにこちらも合わせてあげる必要があります。相手が答えを見つけるまで、ゆっくり待ってあげるのです。すると、相手はポツリポツリと話し始めます。それを受けて、こちらもゆっくりと相づちを打って話をつなげていきます。答えを急いではダメです。 相手のペースで話を進めましょう。そうすることで、相手は同じペースで応対してくれるあなたに安心感を覚え、ゆっくりですが、話はだんだんと広がっていきます。重要なのは、 心に余裕を持って相手と接すること。 心に余裕がある人には、誰もが親しみを感じて、 「この人に話を聞いてもらいたい!」  となるのです。

よくLINEなどのSNSでメッセージをやり取りする場合どの程度の返信スパンにするか迷いますよね。そんな時は相手が返信するのにかかった時間と同じ時間かけて返信するのが良いでしょう。実際の対面の会話も同じ。

魔の時間

私は、今でこそ異業種交流会やセミナーを主催する側になり、講師や司会も動じることなくこなせるようになりましたが、それは、ひとつにはたくさんの場数を踏んできたからだと思います。ほかの交流会やパーティにもよく参加して、初めての人とも和やかに話してすぐに仲良くなることができますが、こんな場慣れしている私でも、パーティ中の何分間かは誰とも話さず ポツンと一人ぼっちになる〝魔の時間〟 があります。そんなときは、「居場所がないな」「一人とり残されたみたいで苦痛だな」と思うこともありますが、こんな時間帯があるのも仕方がないと割り切り、一度ス〜ッと深呼吸して会場全体を見渡し、次は誰と話そうかと考えるいい時間と位置づけています。 「交流会やパーティに参加するのはどうも苦手」という人は、この一人ポツンとなる〝魔の時間〟が長くて耐えられないからでしょう。そんな人は、 友人に頼んで一緒に付いてきてもらい〝場数〟を踏みましょう。 この場合、初対面の人ばかりの交流会やパーティでも物怖じしない明るくて社交的な友人に頼むのがベストです。初めのうちはその友人の後について一緒に行動し、その場の雰囲気に慣れましょう。そして、その友人の会話の仕方や行動をつぶさに観察するのです。とても参考になります。そのうち別々に分かれて、一人で行動してみましょう。途中、もし一人ポツンの〝魔の時間〟があったとしても、会場のどこかに友人がいるというだけで心の持ちようが違います。「一人じゃない」と思うと安心して勇気がわいてきて、 また自分から進んで興味がある人にアタックすることができます。

パーティーなどが苦手な人は友人と行くことでストレスが軽減します。会場のどこかに知り合いがいるのは心強いです。そして同じ様に1人でいる人を探してみましょう。必ず角の方で1人で飲食している人がいるはずです。そんな人となら口下手同士ゆっくりとした時間が過ごせるでしょう。

好かれるのは話が上手な人と思いがちだが、実際は話を聞く技術の方が重要です。そんな口下手の秘儀を伝授。すぐに誰とでも仲良くなれるには自分のことを話すより相手の話を引き出すことです。

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