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自分は自分人は人|和田秀樹|むやみに人と争わず、自分のペースを守って生きたい人のために

人との競争をせず、マイペースを保って生きていきたい人のための本。競争社会に疲れて経済も停滞、でも自分のペースで行きたいと思う人は多いはず。自身の目標をきちんと達成し夢を実現する方法。

コツコツやる人が結局うまくいく

だれでも本来、他人と争うことが嫌いです。

周りの人とは気持ちよくつき合いながら、仕事でも人生でも、自分の目標に向かってマイペースで歩んでいきたいと考えています。

それができたらたぶん、不安に襲われたり、他人をうらやんだり、自分に苛立つこともないでしょう。毎日が充実感に満たされるはずです。

けれどもこれがむずかしいのです。

そんなつもりはなくても、他人のことばやペースにこころを惑わされたり、焦ったり、自信をなくしたりします。つい反発したり、「わたしだって」と意地になったり、背伸びしたりします。

どれも充実感とはほど遠い気持ちです。負けず嫌いな人は、争うことが自分を奮い立たせると思うかもしれませんが、仕事でも勉強でも、自分がやるべきことをきちんとできるかどうかが大事なのですから、 マイペースがいちばん気持ちを楽にさせてくれます。 「あの人には負けたくない」と思って頑張るときでも、いっときの闘争心だけでは長続きしません。コツコツと頑張り続けるためには、どこかで自分のペースをつかんで気持ちを安定させることが大切になってきます。

そして、それができたときにはもう、争う気持ちは消えているのです。

「このままでいいんだ」という自信が生まれてくれば、もう焦りはなくなります。 結局、コツコツやっている人が最後は結果を出すというのも、そういった精神的な安定感が味方していることになります。

争う気持ちが強いときには、一見、パワフルにふるまっているように見えますが、自分のペースは完全に見失っています。頑張りも長くは続きません。それどころか、負けを自覚した瞬間にガクンと力が抜けてしまいます。他人にふり回されただけで終わってしまうことが多いのです。

世の中は普通に生きているだけで、競争を煽るようにできているように思います。どんな社会にも競争はつきもの。どこまでその社会に適応できるかが鍵になります。適当に上位をキープして決してトップを目指さないぐらいが一番良いパフォーマンスかと思います。

本から得た知識は「得した気分」にしてくれます

政治と宗教の話は人との話題にしないほうがいいとよくいわれます。

どちらも人を必要以上に熱くさせるからです。世の中にはディベート好きな人もいます。勝った、負けたが好きなのですが、このタイプはつき合って面倒なものです。自分が勝ったとなれば相手を見下すし、負けたとしても負けを認めません。

この人たちがよく新聞や本を読んでいるのは事実でしょう。でも、世の中のことを知ることは人に勝つためではないはずです。

「争うのが嫌いな人」は、人と話をすることは嫌いではないし、情報交換になる話なら積極的に耳を傾けます。聞き上手なのです。それがこの人の生き方です。

でも、 聞き上手になるためにはその分野についての最低限の知識が必要になります。 ですから本はよく読むし、新聞、雑誌も時間があれば目を通します。

そのおかげで相手の話の概略ぐらいは理解できて、わからないことは質問できるようなら安心します。たとえば経済や政治に詳しい人間に会えたときに、何一つ話題にできないようではあまりにもったいないし悔しい気がしますが、短い時間でも大事な知識をそこで得ることができれば、ものすごく得したような気持ちになるのです。

政治と宗教の話は皆が避けがちで家族の間ですらセンシティブな話題だと思います。僕は特定の宗教を持たず、無党派層なので特定の宗教や政党に傾倒する人の話は聞いてられない。なんでそこまで熱心になれるのか謎とすら思います。そして熱心な勧誘を受けたらその時点でその人は僕の中で距離を置く感じ。

自分は自分人は人。そんな生き方がうまくいくように生き方のメソッドを伝授。何事も中庸が良いとはいうが、偏った意見や思想を嫌がる人は読む価値あり。

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