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毎月5000円で自動的にお金が増える方法|ミアン・サミ|ウォーターフォール投資法で年利20%以上も可能!

失敗するリスクをきちんと管理しながら最大限に成果を上げる投資法、ウォーターフォール投資法で年利20%以上を目指すことも可能!

あなたは見えない税金を取られている

今流通している「お金」の 90%以上は、システムの中だけを行き来する「数字」でしかありません。

会社の給料も直接、銀行に振り込まれて、通帳の数字だけが増えますよね。

言うまでもなく、この数字は、 銀行のシステムのなかで「お金」として認証 されています。銀行に行って、この数字の中から現金を引き出そうと思ったら、銀行はその人のお金を管理している通帳で残高を照会して、「あっ、残高があるな」と確認して「数字」を「現金」に替えてくれます。

銀行に行けば現金化できるし、銀行に預けていれば、泥棒に盗まれることもない。

一見、とても安全 のように思えます。

しかし、ちょっと考えてみてください。政府がお金の流通量を増やす、現代でいうと「お金を刷る」ということは、出回っているお金の価値が下がる ということが、前の項の説明でおわかりいただけたと思います。

お金の価値が下がるとインフレになります。たとえば、「インフレが2%進む」というのは、あなたが銀行に預けているお金の価値が2%下がる ということです。

見える税金か、見えにくい税金かの違いだけ。 「消費税を上げる」と言うと選挙に落ちてしまうので、政治家は「お金を刷って景気をよくします」という表現を使って、 お金を刷ることで、あなたが銀行に預けているお金の価値を減らしている……つまり、泥棒している のです。

あなたは、年配の人から、「昔、月給5万円をもらっていた。あのころの5万円は今の 30 万円だよ」なんていう言葉を聞いたことはありませんか。 「昔のお金は今より価値があった」というのは、誰もが知る事実。

これはつまり、 中央銀行がたくさんお金を刷って、「お金の価値を下げ続けている」から起こる現象です。

このように数十年でお金の価値が変わることはこれからもないとは言えない。銀行に預けていれば自然と金利でお金が増えていた時代があったというと今の人には信じ難いかもしれませんが、そんな時代もあった。しかし今ではリスクを知った上で投資でも行わない限りそのようなパフォーマンスは得られません。ならばリスクを正しく恐れながらも投資に挑戦するべき。

確定拠出年金に加入する

確定拠出年金や小規模企業共済という税優遇がある制度の枠内で、世界一の資産運用法をアレンジした投資をしていきます。

① 確定拠出年金とはどんなものでしょうか  

確定拠出年金とは、毎月一定額を掛金として、運用する金融商品を自ら選んで投資する年金のことです。対象となるのは、 20 歳以上 60 歳未満の日本国民のほとんどになります。運用で損が出る可能性もあり、また 60 歳までは引き出せません。

その魅力は、「加入者個人の掛金に対する所得控除」「運用期間中の運用益が非課税になる」「受給金の退職金等化」。税金で得するポイントが3つあるということです。

本書では、このうち、 所得控除と運用益非課税に着目して、加入をお勧めします。

というのは、加入者が1年間で支払った掛金が所得控除の対象になり、その人の所得税と住民税の税率に応じて、税金が減るからです。また、加入期間中の運用益は非課税になるので、 利益を再投資に回せば、複利での運用が期待できます。

確定拠出年金は企業型(以下、企業型DC)と個人型(イデコ)に分かれます。掛金(拠出金)は最低5000円から1000円単位で設定することができ、年に1度、掛金の設定変更も可能です。掛金の上限にはさまざまなケースがあります。

② あなたの会社が企業型DCに加入している場合  

企業型DCの月掛金の上限は、他に企業年金制度がある会社の社員なら、2万 7500円、制度がない会社の社員なら5万5000円となっています。

掛金は主に会社が負担します。ありがたいですよね。ただ、運用は社員がしますが、企業が選んだ金融機関に任せるという制約があり、投資の自由度は高くありません。

また、マッチング拠出といって、会社が限度額まで掛けていない場合、会社の掛金と同額までで、かつ、会社の掛金と社員自身の掛金の合計が上限を超えない範囲までなら、加入者個人が掛金を支払うことができます。

③企業型DCとイデコを併用する場合

併用も可能です。ただし、企業年金への加入の仕方によって掛金の額が変わります。

会社の企業年金と企業型DCの両方に加入している社員の場合、イデコの月掛金の上限は1万2000円。企業型DCのみに加入している社員は月2万円となります。

企業型DCの加入者でマッチング拠出をしておらず、しかも、掛け金が企業型DCの上限額に達してない場合は、その不足額をイデコで掛けることができます。

ただし、勤務先の会社が企業年金規約で併用を認めていることが条件になりますし、企業型DCとイデコの両方に加入しても、合計した上限額自体は変わりません。

まずは面倒臭がらずに確定拠出年金に積み立てる。会社に入ると確定拠出年金を勧められたりしますが、若いうちはその威力がわからずに毎月定額積み立てるのに抵抗があるかもしれません。しかしここは確実にやった方が会社を辞めた時に有利に働くのでぜひ勉強して積み立てに取り組んだ方が良い。フリーランスなら自身で投資信託やETFを毎月定額買うのも良いでしょう。継続することが大事なので毎月決まった額自動で積み立てるようにすると定年後のあなたの生活を助けます。

金融の知識は日本では積極的に教えて行かないので、このような本で学ぶ必要があります。本当は国のためにも投資にお金を回すことはメリットがあるので、もっと若いうちから教えるべきなのですが。

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