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敬語の使い方が面白いほど身につく本|合田敏行|あなたの評価を下げている原因は「過剰」「マニュアル」「繰り返し」

正しい敬語って案外難しいけど、正しいだけではダメ。敬意が相手に伝わる喋り方でシーンごとに表現手法を変えなければならない。評価、信頼度の上がる敬語をマスターして使いこなそう。

これだけ押さえておけば社会人

よその会社に行った時の、社員同士の会話。たまたま入ったお店の、従業員同士の会話。聞き耳を立てている訳ではないのですが、自然と耳に入ってきます。受付での対応以上に、その会社の体質を感じる瞬間です。

誰に聞かれているかわかりませんから、ビジネスのオンタイムに、仲間うちで普段使っているやりとりを使うのは考えものです。 「え、それ、やばいんじゃないの」 「なにそれ、うけるぅ」  そんな会話をしていた人に、振り向いてしおらしく、「何か、ご用でしょうか」と言われても、とってつけた印象になってしまいます。その豹変ぶりに、まわりは笑いをこらえているでしょう。これは、訪問者にとって、あまり気持ちのいい風景ではありません。

プライベートな時間まで、 杓子定規に話す必要はありませんが、 ビジネスのオンタイムは、平易でいいので丁寧な話し方を心がけたいものです。

取引先などの人間と仲良くなったとしてもあまりにフランクな喋り言葉はビジネスのオンタイムでは不適切。プライベートとビジネスの時間の棲み分けは必須なので注意が必要。知らぬ間にあなたは馴れ馴れしいと評価を落としている可能性も。

できると思われる敬語の使い方

表現のバリエーションを増やして、適切な表現を選んでいくためには、自分の頭のなかだけであれこれ考えていてもダメです。

言葉を発する相手を見ましょう。その相手に、どのように声をかければいいか、考えること、感じることから、表現は生まれます。

接客の場であれば、「お忙しいなか、ありがとうございます」「どうぞ、ゆっくりご覧ください」「何かお探しですか?」「いつもありがとうございます」「外は寒くなかったですか」「素敵なお帽子ですね」など、その人にふさわしいひとことを見つけて、「いらっしゃいませ」の代わりに使っていきます。

こうして、一人ひとりのバリエーションが広がっていくと、その 職場の接客レベルがぐんぐん上がっていくのです。

その人にふさわしい一言を添えるというテクニックは簡単に手に入るスキルではないが、それができる観察力があれば対人関係はほぼ勝利確定。相手がどのような言葉で気分良くなるかを個々に分析して瞬時に繰り出す一言。接客業ではこれが必須なのだが、一般の人の間ではなかなかそれができる人がいない。媚びていると言われようが気分良くさせたもの勝ち。

敬語を身につけたいけど、どのようなシーンで何と言えばいいのかわからないという人に向けたマニュアル本。過剰な敬語、マニュアル通りすぎて返って不自然、あまりにも多い繰り返しなどの落とし穴に陥らないためにも読んでお置くと良いかも。

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