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寄り添うツイッター|キングジム公式ツイッター担当者|バズらせたいとかいう前に読んでみる価値のあるSNS読本

経験も予算もない中始めた公式Twitter。その担当者の運営にまつわるエピソードを惜しみなく披露。バズらせたいとかいう前に読んでみる価値のあるSNS読本。

SNSに向いているのは、「構えず、楽しめる人」

キングジム公式アカウント担当者として取材を受けると、「企業のSNS担当者には、どんな人が向いていますか?」 という質問がよく出てきます。

あくまで「キングジムのようなコミュニケーション型で運営をするなら」の話ですが、 第一は「楽しめる人」 です。

ツイッター運営は業務ではありますが、ビジネスライクでない見せ方も必要です。本人が楽しめてこそ、そうした気軽さを出せるのではないでしょうか。

あまり理屈で考えず、直感先行型でいくことも、私が大事にしているポイント です。

データや数字よりも、読み手の反応から受ける印象を、主な指針にしてきました。

自分の「生活者感覚」も重視します。梅雨時に消毒器についてツイートする、寒い日に加湿器についてツイートするといった手法は、季節ごとの細かなリストにしているわけでなく、 日常的に抱く「雨続きだな」「今日は乾燥するな」といった感覚の延長。 何気なく周囲の人と交わすおしゃべりに近いイメージです。 「仕事だから」と構えるのではなく、気楽な姿勢をもちたいところです。 「知識」は要らないのか、というと……やはり必要です。ただし、ここでいう「知識」とは、SNSやウェブに関するものではなく、会社に関する知識です。

気ままに、さまざまな内容をつぶやいているようでも、すべてのツイートの基盤には「会社を知ってもらい、親しんでもらう」という目的があります。

よって、 自社の企業理念やブランディングの方針を理解できていることが不可欠 です。その意味では、 ある程度の勤続年数を積んだ人が向いている とも言えそうです。

加えてもうひとつ。この仕事は、オンとオフの領域がやや曖昧になるところがあります。ツイッター運営を始めてからは、行き帰りの電車の中でも自然とチェックするようになりましたし、頭の隅には常にアンテナが立ち、ツイートできる話題を無意識に探しています。

担当者が、「そのぶん楽しんでもらおう」「自分も楽しもう」「会社にも役立とう」という風にポジティブに捉えられるかどうかは、大きな分かれ目です。

総合すると、「構えすぎず、楽しく、本気でできる人」ということです。

実際、長く続いている公式アカウントの「中の人」は真面目な人が多いです。ツイッター上ではお互いに軽いやり取りを楽しみますが、直接お会いして仕事の話をすると、必ず真摯で誠実な姿勢があります。  楽しい発信を、コツコツ地道に続ける──つまりは「遊び心と真面目の併存」が、もっとも重要な適性と言えそうです。

Twitterの使い方は人それぞれだろうが、フォローしていて通知をオンにしておきたいアカウントはそう多くはない。読んでいて楽しい、ためになるツイートは少ないように思います。僕を含めて大抵は宣伝のようなもの。それ以外は読んでもなんとも思わないような日常ツイート。そんなツイートばかりタイムラインに流れてくるようになると通知も切りたくなることでしょう。フォロワーが多い人のツイートを見るとやはり個性的で面白い。そんな一部のアカウントのためにやめられなかったりするんですよね。

Twitter担当者に抜擢された人はとりあえず読む価値がある書籍。個人でもその考え方は見習うべき。社会の個人の役に立つツイートや面白あるあるツイートフォロワーが多い人のツイートを見てみるとその魅力がわかることでしょう。くれぐれもリサーチにどっぷりハマって時間を無駄にしないように(笑)。

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