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「ミスしない」は、仕事の効率化&できる人になる、最短ルート!

「ミスしない」は、仕事の効率化&できる人になる、最短ルート!ミスは、「しないほうがいい」というような軽いものではありません。「ミスをしない」ということは、それだけで信頼感が高まり、あなた自身の「強み」になるのです。失敗やミスを回避し、仕事を効率化するコツを本書で体得し、仕事の質とスピードを同時にあげてください。ハイスピード&ハイクオリティの仕事はやがて、人生最高の楽しみになるはずです!

「ミス」は誰もが起こしうる人生のリスク

しばしばニュースになる高速道路の玉突き事故。車を何台も巻き込む大事故でも、きっかけは、一人の運転手の一瞬の前方不注意だったりします。ミスの大きさだけでいえば、本当にささいなものといえるでしょう。あるいは、チェック不足によって書類でミスを出してしまったとき、そこで起こった「小さなミス」から、何社をも巻き込む大騒動になることもあるでしょう。健康診断にしばらく行けなかったことで病気の発見が遅れた、というのだって、大きく捉えれば「検査不足」という名のミス・失敗です。 小さな失敗をきちんと防ぎ、起こってしまったら適切に対処することが、大きな失敗を起こさないためのたった一つの道である。 それがわかっているから、「失敗学会」では、大きな事故から小さな失敗までを網羅的に扱うのです。

些細なミスが大ごとに繋がることはしばしばある。たった一つのチェックミスが会社に大きな損失を与えたり。しかし失敗を全て消し去るというのは非現実的。では、どうするか?ミスの原理から見ていこう。

「うっかり起こるミス」の原理

失敗学会での取り組みを通して見えてくることは、 世の中の事故も不祥事も、「まったく新しいこと」「まったく想定外のこと」が原因で起こることはほとんどない、ということです。前述の原子力発電所の事故だって、15 メートルの津波がくることが本当に、まったく想定できなかったか、というと、「失敗学会」の出した結論はNOです。事実、震災以降、「ここより下には家を建てるな」という、祖先が残した石碑が改めて注目されています。

過去の教訓から何も学ばなかったため、東日本大震災では津波による被害が拡大した。祖先が残した石碑が改めて注目されるようになったのはこれからのため良い傾向だ。

データの扱いがスマートになる「保存」と「共有のコツ」

・お互いにパソコン上で文書を見ながら電話で話をしていたが、どうにも相手とかみ合わない。確認してみたら、相手の見ているデータが最新ではなかった

・1日中パソコンに向かって作業をしていたが、ふとした拍子に作業データが消え、ずいぶん前の作業からやり直すことになってしまった

……など、ざっと思いつくだけでも、私たちは日々、多くの「データに関連した失敗」を犯しています。特に、経験によって「データを扱う能力」には差があるので、多くの職場で日々、このような失敗が起きてしまっているのではないかと思います。

共有するデータは「1」カ所で保存

複数人でファイルを共有する際に、よく、全員にファイルを添付してメールで送る人がいます。もし、社内で「メール添付」の方法をとっている場合は、今すぐやめましょう。共有するデータは1カ所に保存するのは、データを扱うときの基本です。

少し前から社内の名刺を一括管理というCMをよくみるようになった。クラウドを利用した、「共有」の形だ。会議の資料などもクラウドで一括管理していれば、常に最新のデータを共有できるのでファイルの新旧で話が食い違うこともないだろう。会議の前に出席者全員が資料に目を通しておけば、無駄な時間をかけなくて済む。

「どうやったら失敗できるか」をあえて考える

想定外の失敗を想定内に収めるには?工学の分野では、少しの失敗がとんでもない事故につながる、というのは前にお話しした通りです。そのような分野では、失敗を想定できなかった、というのは絶対避けなければいけません。そこで用いられている手法があります。紙を1枚用意し、そこに「起こってほしくない現象」を書いていきます。先ほどの車の運転の例なら、

・人を 轢く

・車にぶつかる

・建物にぶつかる

といった具合です。そして次に、その「起こってほしくない現象」が どうすれば起こるのかを書き出していきます。たとえば「人を轢く」ことに対しては、何が起こったときに自分が車で人を轢いてしまうのかを、一生懸命考えます。よほど変わった人でなければ、こんなこと、普段は考えないのではないでしょうか。そして、その自分が人を轢いてしまう状況をつくらない方法を考えることで、失敗の芽を摘んでいくのです。この考え方は、失敗を書き出していく形が木を逆さにしたような形になるので、「フォルト・ツリー・アナリシス」と呼ばれています。自分たちの設計や製品製造法に問題がないかを分析するためによく使われる手法です。

ミスを逆算してみると原因となりうる要素が見えてくる。それが「フォルト・ツリー・アナリシス」の良いところ。あらゆる失敗の原因となる要素を書き出してみよう。

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