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いつも自分のせいにする罪悪感がすーっと消えてなくなる本|根本裕幸

罪悪感が過剰になると何かと不自由。そんな罪悪感をスッと手放し解放するためのメソッド。予約の取りづらい心理カウンセラーの読むだけで癒される書籍。

誰もがみんな罪悪感を持っている

あるセラピストがこんな表現をしています。 「もし、人から罪悪感という感情を取り除いたら、だれもがただしあわせになってしまう」と。 実は罪悪感という感情は、それくらい強い影響力をあなたの人生に及ぼす存在なのです。 逆にいえば、もしあなたが今、しあわせでないのであれば、そこに罪悪感がある、と思っていいのです。

罪悪感は多かれ少なかれ誰でも持っているもの。それが少なければより幸せというわけだ。自分が享受すべき権利であっても、それを受け取る際に罪悪感を覚える場合も多々ある。その罪悪感を受け入れ噛み砕いてよりマイルドな方向に持っていくことは経験により可能になると思う。罪悪感を手放す方法を知りたいなら読み進めていこう。

罪悪感には7つのタイプがある

【タイプ4】 恵まれていることへの罪悪感

あまり自覚しにくい罪悪感として、このタイプがあります。 恵まれていること自体は素晴らしいことなのですが、その価値を受けとれないために、罪悪感に転じてしまうことがあります。 例) 家がそれなりにお金持ちだったので、まわりの子が持っていないおもちゃを持っていたり、頻繁に旅行に出かけたりしていたため、学校で家のことを話すのは抵抗があった。 例) 夫が上場企業に勤めていて、専業主婦だけど比較的お金に困らない生活を送ることができている。ママ友たちのパートやお金のやり繰りの話を聞いていると、なんだか肩身が狭く感じる。 例)仲よしの女友だち5人組でよく遊んでいる。けれど、その中で彼氏がいるのは私ひとり。だから、ラブラブな話はしづらくて、つい彼氏の不満とかを話題にしてしまう。 例)子どものころから容姿端麗で、まわりの人から「かわいい」とか「きれい」と言われることが多かった。嫉妬されるのも怖かったので、なるべく目立たないようにふるまう癖がついてしまった。 例)高学歴であることが嫌味になるんじゃないかと思って、職場でもプライベートでも学生時代の話になると、ちょっと身構える自分がいる。また、この罪悪感は「嫉妬されることへの怖れ」 を生むこともあります。先の例にある仲よし5人組の話でいえば「実は彼氏と超ラブラブで。昨日も情熱的な夜を過ごしたの!」などとは口が裂けても言えなくなりますよね。そうすると「この間、彼氏がウソついてコンパ行ってたみたいで……」みたいなネガティブな話題を提供しないと悪いように思ってしまうのです。 そうした恵まれたことに対する罪悪感を持つ人が、 問題だらけの人を好きになって助けようとすることで、その罪悪感を解消しようとする(つまり補償行為) パターンもあります。思い当たるフシがある人は、その罪悪感を手放すこと(豊かさや恵まれていることに大いに感謝することなど)に意識を向けることをおすすめします。

家が恵まれていて周りの子から疎まれた経験は僕にもある。高校時代、誕生日にGregoryのバックパックをプレゼントでもらい学校に持って行ったら、一軍男子のそれと被ってしまった。僕はさほど気にしていなかったのだが、向こうはバイトしてバックパックを買ったみたいで僕みたいな底辺男子と持ち物がかぶるのが許せなかったらしくて、その手下みたいな生徒に直接文句を言われた。僕からしてみれば理不尽なことだが、向こうは一軍男子という看板を背負っているので許せなかったのだろう。お金にまつわるエピソードはこれと似たことを今でも繰り返している。こっちは羨ましがられるほど裕福な自覚はないので時たまこういうことが起こる。

自分を許すために「自己肯定感」を育てる

罪悪感に縛られていると、その自分を「悪者」としてとらえて、自分で自分を罰するようになります。 「あなたが自分自身に対して言っている言葉を、人に対して言ったら、どうなると思いますか?少なくても名誉棄損、もしかすると傷害罪になっちゃいませんか?」という話を、よくセミナーなどでさせていただくのですが、心当たりはありませんか? 他人がなにかミスしたときには「いいよいいよ、大丈夫だよ」って優しく言ってあげられるのに、自分自身に対しては「なにしてるの!ほんとに無能なんだから!どれだけの人に迷惑がかかると思ってるのよ!ほんとにこのバカ!!」的な言葉を発していませんか?いやいや、もっとひどい言葉を自分に対して吐きまくっていませんか? 罪悪感があると、その自分自身への罵声がほんとうにひどくなります。まわりからは温和に見える人が、その心の中で、散々自分を責め続けていることもめずらしくありません。自分の内側の世界は、ふつう他人には見えない世界ですから、そこで虐待に似たようなことが行われていても、全く気づかれません。だから、私たちは思う存分、自分を責めることができてしまいます。 そして、 そんな 自分を責めるような、自分自身をひどく傷つけるような言葉を発することをやめる、ということが「自分をゆるすこと」になります。

罪悪感はまとめてポイ。それが自分の脳内を支配すると様々な不具合がでてきます。自分に優しくなってみませんか?意外と目の前の出来事が自分のせいではないことが多い。さっきの僕のバックパックの件だとたまたま買った時期が一軍男子と同じで家庭環境が違ったという不可避な条件が重なっただけと思えば全然平気。

いつも自分のせいにしてしまい、様々なことに罪悪感を抱えがちな人におくる罪悪感から解放されるための方法をそのメカニズムとともに著した書籍。

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