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いつでも「最良」を選べる人になる 後悔しない「選び方」のレッスン|杉浦 莉起

目指せ!自分にとって最良を選びとるあなた。本当に必要なものを必要なときに手に入れるための選び方のレッスン。積極的に選び取って幸せな人生を!

私を幸せにするために

「たとえささいな選択であっても、頻繁に行うことで『自分で環境をコントロールしている』という意識を意外なほど高めることができる」 「わたしたちが選択と呼んでいるものは、自分自身や自分の置かれた環境を、自分の力で変える能力のことだ」 選ぶことは、よりよく変えることです。 選ぶことは、よりよく変わることです。 積極的に選ぶという行動は、いまいる場所をもっと心地よく、未来をもっと素敵な場所にする力があります。 いまから、環境のせい、過去のせい、誰かのせい、運のせいにすることを、終えましょう。 その代わり、変えられることは積極的に。 すぐに変えられないことは、より上手にやるというふうに、頭を切り替えるのです。 じつはこれは、「リーダーシップ」行動の第一歩です。リーダーシップという言葉を耳にすると、先頭に立って人を引っ張る、旗振り役になるといった行動を想像し、「わたしには無理」と躊躇してしまう人も多いのですが、ここでわたしがお伝えするリーダーシップの定義は、「影響力行動」です。つまり、成果や成長に影響する、あるいは貢献する行動をとることこそ、リーダーシップをとることなのです。 そう考えると、まさに、選ぶという行動は、日々の、そして人生のあらゆることに影響していると言えます。

アスリートや芸術家、難しいと言われている職業の人はその道を迷わず選んだのでしょうか?そんな人もいるでしょうが、多くは選択によってその道のエキスパートになるため惜しみなく努力を続けた結果だと思います。

私の中の好き

上手に選ぶための初級としてまず磨きたいのが、自分の中の「好き」を高めて、それを軸に選ぶ「エモーショナル選力」です。 ところであなたは、自分の「好き」を知っていますか? 自分の「好き」に対して、素直でいられますか? 自分の好きなこと・ものを 10 秒以内にいくつ挙げられるでしょう?じつは、自分が好きなものや好きなことを、知っている、感じられるという人は、案外少ないものです。 大人になり、経験や知識が増えてくるにつれて、それらをもとに「考える」ことが増えてきます。そうすると、何かを「好き」「いいな」と衝動的に思う前に、頭が働いて、「でも、健康に悪そう」「でも、高そう」「でも……」とマイナス要素を見つけてしまったり、批判的に考えたり、理屈を求めたり……。 日ごろから「考える」ことに慣れているわたしたちは、じつは「好き」か「嫌い」かという根源的な感情に対して、鈍感になっているのかもしれません。 わたしが選び下手だった一番の理由も、この「好きなものがあまりない」ことでした。 スーパーネガティブだったわたしは、辛かったことや苦痛だったことはすぐに浮かぶし、覚えているのに、好きなことや楽しいことは瞬時に思いつくことができませんでした。就職活動をするときに、履歴書に「これまで心に残った楽しいこと・うれしかったこと」を書く欄があるのを見て、何も思いつかない自分に愕然としたものです。学生時代は仲のよい友人もいたし、フランス留学までした経験もあったのに……。 そんな「好きなものがわからない」わたしでしたが、いまのわたしは、瞬時に好きなものや好きなことを選ぶことができています。 そう、いつからでも、「好き」という感覚を養い、育てることはできるのです! わたしが「好き」という感覚を育んだのは、LVMH(モエヘネシー・ルイヴィトン)グループのファッションブランド「CELINE」で宣伝広報の仕事をしていたときです。

自分の中の「好き」は物事を選ぶ中での軸となる。ものを整理するときにときめくか、ときめかないかで選ぶこんまりさんの片付け術などからもそのような事象が生じている。ブランドがいつの時代もなくならないのはこの消費者の「好き」にスポットあて魅力的な商品を作り続けているから。一度好きになったブランドは買い続けることも多く僕のようにお金はなくても背伸びして買い物をするような層にもは支持されるのです。

選ぶための「使える情報」

一次情報元にあたるべく、インターネットで探してみると、「じつは3年前から全体傾向では客足が減少しているけれど、過去3ヵ月間だけ少し復調だった」という事実がありました。つまり、事実は「3ヵ月間右肩上がり」というだけです。 要は、ブログを書いていた使い手にとって、都合のよい情報の見せ方をしていただけなのでした。「もっと人気が出る」というのは、そのブロガーさんの主観であって、実際はわからないことです。また人気である理由もありませんよね。 このように、きちんと事実確認をすること、違う意見をもつ人の主張もあえて調べることで、とり入れるべき事実と意見のバランスをとることもできます。しっかりした根拠があるかどうかもわかります。 最後に、情報をとるときに気をつけたいこと。それは、100%を求めずに切り上げることです。情報収集は、際限なくできてしまうもの。だから、どこかで「情報とるの、終わり!」と、線引きをしなければいけません。次の2つを心に留めましょう。

・100%の情報は手に入れられない

・まだ物足りない感じがしても、 60 ~ 80%程度の情報だけで十分 ここですべての情報を調査・収集しなければ!と気負わないようにしましょう。

買い物や調べ物をするとき便利なインターネットですが、ひとつのソースからだけの情報を信じると偏った意見にだけ目を通すことに。Amazonのレビューなどもそうですが、高すぎる評価や低すぎる評価は除外して見ることも買い物を賢く行う秘訣でもあります。ショッピングを楽しむためにも審美眼を養いましょう。

エモーショナル選力、ロジカル選力、エモ+ロジ選力であなたの選択をより良いものに。

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