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『身のまわりのすごい技術大百科』涌井良幸 , 涌井貞美

身近にある「便利なモノ」には「便利さの理由」がある。しかし、私たちはそれをよく知らないままに日々生活しています。本書は、身近な家電から巷で話題のハイテク機器、よく使う文房具まで、日ごろよく使う「モノ」の“すごい技術”を図解でわかりやすく解説する一冊です!

日本のエレベーター

最近のエレベーターは静かで揺れがない。時速 70 キロを超えるスピードで昇降しながら、床に立てた 10 円玉が倒れないという。これはコンピューター 制御 のおかげだ。かごにつけられた加速度センサーが揺れを感知すると、ローラーとレールとの力関係をコンピューターが調整。常にかごの振動を抑えるように保たれているのだ。コンピューター制御は、待ち時間の縮小にも一役買っている。何台もエレベーターが並んでいるのに、長い時間待たされたという経験をお持ちの人も多いだろうが、新しいビルではそんなことはない。イライラせずに待てるのは1分以内というが、コンピューター制御でそれが実現されている。また、エレベーターはビルの構造にも影響を与えている。 スカイロビー 構造がその例である。

床に立てた10円玉が振動で倒れることなくエレベーターが稼働する。しかも高速。日本の高い技術力が高層ビルの行き来を快適なものにしている。エレベーターって自分が乗ろうと思った矢先に、下に行ってしまったりして、イライラすることがあるが、それさえも待ち時間1分以内を実現しているという。特に複数エレベーターが設定されているような大きなビルではこの制御システムが実力を発揮する。

自動販売機

自動販売機(略して自販機)の歴史は古い。世界でいちばん古い自販機は、2000年以上昔に 遡るという。コインを投入すると水が出てくる装置で、エジプトの寺院に置かれていたそうだ。そして今、自販機だけのコンビニエンスストアがあるほど、その普及には目を見張るものがある。飲料や食物だけでなく、花や下着など、実にさまざまなモノが売られている。海外ではそれほど目立たない自販機だが、普及台数だけ見ると日本はアメリカ、ヨーロッパよりも少ない。海外で目立たないのは、露出度が低いからだ。海外ではビルの中など、防犯対策が 施せる場所に設置されていることが多いため、日本ほどは目立たない。

日本ではそこかしこでみられる自動販売機だが海外では外で見るのは珍しい。防犯上、屋内に設置されているからだ。普及台数だけならアメリカやヨーロッパよりも少ないというのだから驚き。売られているものも多種多様で、海外では高級車が変える自販機があるなどスケールの違いを感じさせる。

5G

2007年にアップルのiPhoneが登場して以来、スマートフォン人気は衰えることを知らない。コンパクトでありながらインターネットの利便性をフルに享受できるのがスマートフォンの大きな魅力である。しかし、携帯電話会社にとってその人気は痛しかゆし。端末が売れ、契約を増やすのはありがたいものの、回線が満杯になってしまうからだ。 5G はこうした要求に対応するための無線通信規格だ。5Gの「G」とは世代(generation)の頭文字。これまで利用されてきた名称が「4G」なので、5Gはそれよりも一世代進んだ規格を表現している。携帯電話の無線技術において、各世代共通のミッションは 高速大容量化 である。1Gから5Gまで、いかに多くのデータを高速に安定して送れるかが時代の要請なのだ。さらに現代では、無線通信は IoT に対応しなければならない。IoTとは「 モノのインターネット」(Internet of Things)の略で、家電やクルマ、商品など、あらゆるモノがインターネットにつながることを意味するが、これに適用する無線通信の構築は不可避だ。以上のような状況に応えるのが、2020年のサービス開始を目標に開発が進められている5Gなのだ。原理は従来とどう違うのか。高速道路にたとえてみよう。4Gまでは、世代を重ねるごとに道路の車線を増やし、円滑なクルマの往来を実現しようとした。5Gもこの考え方を継承するが、さらに支流となるルートも増やし、車両の個性に合わせて交通量を分散させる。こうして高速大容量の通信を実現するのである。ルートを増やすことはIoTサービスに適している。IoTは同時多接続を要求するからだ。さらに、5Gはもう一つの有用な機能も提供してくれる。それが 低遅延 と呼ばれるものだ。低遅延の必要性は、外科医が手術ロボットを遠隔操縦するシーンを想像するとわかりやすい。医師の指示がロボットに遅れて伝わると、その手術は危険なものになってしまうのだ。

携帯もそろそろ5Gを利用できる端末が出てくるだろう。より高速で安定した回線はこれからも僕たちの生活を劇的に快適な状態へ導いてくれるだろう。通信網を拡充するために初期投資はかかるので利用料金などに跳ね返ってこなければいいのだが。テザリングとかでも威力を発揮しそうな5G、これからに期待。

僕らが日常で気にすることなく使っている最先端技術。そんな技術を簡単に説明した書籍。工事中の超高層ビルの上のクレーンってどうやって上下させているのとか、素朴な疑問にも答えています。雑学としても秀逸なすごい技術大百科。

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